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 新潮に掲載された四作に書き下ろしの二作を加えた短編集。いずれの作品にも青年期の葛藤や自意識、衝動が描きこまれている。また、全体的に厭世観が漂っているが、自己に対する期待はむしろ高い。読んでいて、何となく中学生から大学生あたりまでの若者に読んでほしいと思った。著者自身も若く、若者から若者に向けたメッセージに富んでいるように思う。
 表題作にもなっている「子供たち怒る怒る怒る」は小学校六年生が主人公で、連続殺人犯の次の事件を推理というもの。読んでいて、何となくミステリーランドが頭に思い浮かんだ。ミステリーランド第二期においては、是非、佐藤友哉にそのチャンスが与えられればと思う。




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