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この島でいちばん高いところ

「少し離れた小島に、遠浅のきれいな海岸があるからね」夏休みに二泊三日の海水浴に出かけた十七歳の少女五人。無人島に渡った彼女らは、砂浜の美しさに酔いしれるあまり帰りの船に乗り遅れ、その島で一晩過ごすことに。ところが、島にはもう一人、男が潜んでいた!
――理不尽な体験を通し、少女から大人に変わる瞬間を瑞々しい感性で描く傑作ミステリー!

「傑作ミステリーを謳う小説に傑作ミステリーはないな」とめくってみたら、一ページにおける文字数の少なさに仰天した。ただでさえ薄いのに、上下左右の余白が異常に多いのだ。今までに読んだ祥伝社文庫は、こんなに酷かっただろうかと思いながら読んでみたのだが首を傾げてしまうような内容だった。裏表紙のあらすじ紹介から、てっきりレイプされた女子高生を描いたものかと思いきや、これは不条理系スプラッタホラーではないかと憤りを感じた。筆致も瑞々しいとは言えなかったし。何なんだろうなあ、一体。




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