フォートナム&メイソン (Fortnum & Mason) と言えば、イギリスやロンドンを訪問された方でなくとも一度は耳にしてことがあるかもしれません。フォートナム&メイソン (Fortnum & Mason) は1707年創業と大変な歴史をもつロンドンのピカデリーサーカスを本店とする老舗デパート(百貨店)です。

フォートナム&メイソンの商品は高品質なことで名声を博しており、国際的にもその人気は高く、イギリス王室御用達(ロイヤルワラント※)となっています。
※これがF&Mのロイヤルワラント

元々は食品雑貨店ということもあり、今でも高級食材や外国品までの色々な食料品が取り扱われており、その品揃えは超一流の世界と言えます(実際に他のお店では入手できなくてもフォートナム&メイソンに行けば買えるという物もあったりします)。
フォートム&メイソンと言えばまずは紅茶
フォートナムアンドメイソンはロンドンでは知らない人はいないというほどの知名度です。日本で「高島屋」を知らない人はいないと思いますが、フォートナムアンドメイソンの知名度はロンドンではそれ以上だと思ってもらって過言ではありません(むしろメイソンの方が有名か・・)冒頭の紹介でも少し触れましたが、やはり元々食品貿易会社として設立されていますし、東インド会社の時代の名残もあり、こちらの紅茶は大変有名です。
銀食器やアフターヌーンティーも人気
メイソンと言えば紅茶だけでなく、日本人から根強い人気があるのがアフターヌーンティーと銀食器(チャイナボーン等を含めた食器類)だと思います!
やはりこの雰囲気の中、英国のトラディショナルな紅茶とあまーいスコーンとサンドイッチ、ケーキをいただくのは至福の時と言えるでしょう♪
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歴史を知っておくと買い物が断然楽しくなるので少しだけ紹介
もちろん買い物を楽しむだけでも十分なのですが、フォートナム&メイソンの歴史も知っておくと楽しさ倍増なので、フォートナム&メイソン社のホームぺージより歴史をピックアップして少しだけ解説しますね。
(以下、フォートナム&メイソン社のウェブサイトから一部抜粋)
1707年 – 創業
1707年、少なくとも2つの歴史的な出来事がありました。大英帝国の誕生とフォートナム・アンド・メイソンの創業です。スコットランドが統合されて「イギリスらしさ」を重視する連合国の政策が打ち出されると同時に、ウィリアム・フォートナムの名前がメイソン氏の名前の前に加えられて、イギリスの真髄にふさわしい新しい食料品店が誕生したのです。
1738年‐旅行者向けのスコッチエッグを考案
ロンドンにおいて、旅行者相手に商売をするのに最適の場所に位置していたフォートナム・アンド・メイソンの店は、長旅に簡単に携帯できる食品の考案に商機を見いだすことを目指しました。たくさんのアイデアを思い付いたフォートナム氏とスタッフは、固めにゆでたゆで卵をソーセージ肉で包み、パン粉をまぶして揚げるという賢いアイデアを編み出しました。世界初のスコッチエッグの誕生です。←これは豆知識として使えます!
1794年 – フォートナム・アンド・メイソン郵便局
フォートナム・アンド・メイソンの郵便事業
英国郵政省管轄の中央郵便局が設立される前は、郵便事業は誰でも行うことができました。1839年に中央郵便局が設立され、翌年、若きビクトリア女王が印刷されたペニーブラック(ペニー切手)が発行される1年前まで、フォートナム・アンド・メイソン郵便事業は続きました。
1814年 – 英国王室と英国軍両方の御用達
フォートナム・アンド・メイソンは戦時中の士気高揚維持には不可欠な存在で、半島戦争以降「nations of shopkeepers(あきんどの国)」として、ナポレオン率いるフランス軍を破って英国に勝利をもたらした兵士たちの胃袋を満たしました。はちみつ、ドライフルーツ、香辛料、特にジャムは、戦地の兵士たちには大変ありがたい食べ物でした。
1851年 – ディケンズ とフォートナム・アンド・メイソン
万国博覧会、チャールズ・ディケンズ、そしてハンパー大革命
時の皇太子アルバートが情熱を注いだ1851年の万国博覧会は、ロンドン産業革命に更に貢献しました。フォートナム・アンド・メイソンはドライフルーツとデザート各種の輸入業者として最優秀賞を獲得しましたが、それ以上に、イギリスの人々の食習慣に与えた影響の方がはるかに大きいものでした。
この万博では、クリスタルパレスに見られるような工場生産製品を運搬し組み立てて完成するという「プレハブ」の概念が注目されました。フォートナム・アンド・メイソンは、それをヒントに、「とり肉のゼリー寄せ」、有名な「スコッチ・エッグ」(挽肉の中にゆで卵が入ったもの)、緑亀の干し肉、イノシシの頭、トリュフ、マンゴーなど、調理・盛付け済み高級料理を考案したのです。 チャールズ・ディケンズはエプソムダービーでの出来事の一場面を次のように書いています。「見てごらん!フォートナム・アンド・メイソンじゃないか。どのハンパーも緑の芝の上に大きく広げられて、ロブスターサラダがのぞいている。なんて素敵なのだろう!」と。同じような描写がヘンリー・ジェームス、ウィルキー・コリンズやその他の著名作家の作品にも見られます。アスコット競馬、ボートレース(オックスフォード大学とケンブリッジ大学対抗戦)、ヘンリーレガッタ(ヨーロッパ最古のボートレース)、ウィンブルドン、ローズ(世界で最も有名なクリケット競技が行われる)やトゥイッカムナム(有名なラグビー戦が行われる)でハンパーは大活躍し、創業2世紀目の半ばまでには、フォートナム・アンド・メイソンは屋外イベントの立役者として有名になりました。
1886年‐ハインツ氏、ピカデリーにベークドビーンズをもたらす
19世紀半ば頃から、フォートナム・アンド・メイソンは缶詰製品においても主導権を握っていました。当時はなかなか容易に開けることが難しかった缶をポケットナイフで簡単に開ける方法を広めました。そんなわけで、遥かアメリカから缶詰5箱分を持ってやってきた若き実業家が最初に訪れたのがフォートナム・アンド・メイソンだったのも当然のことだったのでしょう。将来、必需主要食品となるであろうという先見をもったフォートナム・アンド・メイソンは、ハインツ氏から缶詰を全部引き取ることにし、イギリスに初めてベークドビーンズを広めたのです。食通をうならせるフォートナム・アンド・メイソンの数多い商品のひとつに加わったベークドビーンズには、こんなエピソードがあったのでした。
In store demonstration of Heinz Baked Beans
ベイクドビーンズは、フォートナム・アンド・メイソンが紹介してきた食品の中では比較的庶民的なものでしたが、フォートナム・アンド・メイソン自体は、当時の上流階級向けのエキゾチックな食品の国内随一のブランドと見られていました。
1914年‐第一次世界大戦
第一次世界大戦勃発
当時フランスとフランダース地方で兵役に従事していたフォートナム・アンド・メイソンの従業員は、帰国後も以前の職に復帰することができることを保証されており、驚くほど多数の従業員が苦難を乗り切り帰国しました。その頃、ロンドンでは女性達がめざましく活躍しており、食料は着々と戦場の兵士たちのもとへと送られていったのですが、その戦場で間もなく、私達ははびこるねずみが食料を食い荒らすのを防ぐのには、金属製の缶が一番有効だということを知ることになりました。
1922年 – 遠征探検
エベレスト遠征とその他数々の遠征、そして探検
フォートナム・アンド・メイソンは、「遠征探検」専門部門があった唯一の店でした。バターナイフやソースボートなどの細かなものまで、当時の遠征探検隊員にとっての必需品が遥か遠いアフリカやヒマラヤへと渡っていきました。例えば1922年のエベレスト登頂遠征では、60缶のうずらのフォアグラや4ダースのシャンパン(モンテベロ 1915)が、隊員たちにとっての必需品でした。
1930年-スポーツ用品売り場を開設
スポーツ用品売り場の開設に伴い、店内特設ミニチュア・スキースロープとスローモーション・フィルムによって、来店客にスキーの滑り方を伝授しました。
1931年‐現代装飾売り場を開設
マリオン・ドーンがデザインした豪華な絨毯、アラン・ウォルトン、レックス・ウィスラー、オリバー・メッセル、ニコラス・デ・モラスらによる壁画を陳列していました。
1935年‐遠方からの来店者
1935年のジョージ5世25周年祝賀会には、皇太子や有力著名人たちが大英帝国各地から集まりました。そこで世界各国からの最高級品輸入を手がける老舗フォートナム・アンド・メイソンは、要人達のニーズに応えるよう使命を受け特別部門を設けました。フォートナム・アンド・メイソンだからこそ可能だったと言えるでしょう。
1955年‐ロンドンきっての美麗で刺激的なレストラン、ザ・ファウンテンを開店しました。
1964年 – ピカデリー本店正面の時計が落成
1964年にはフォートナム・アンド・メイソンの建物正面に、かの有名なフォートナム時計が設置されました。ビッグベンと同じ鋳造工場で作られた18個の鐘が15分おきに心地よい音色を響かせ、毎時ごとにフォートナムとメイソン両氏の人形が、まるで「ちょっと様子を見にきたよ」と言うかのように姿を現します。
1999年‐ショッピング用ウェブサイトの立ち上げ
フォートナム・アンド・メイソンは、販売対象範囲をデジタル世界へと拡大することによって、真のグローバル化を果たしました。販売種目はハンパーのみで立ち上げられた初のオンラインストアでしたが、その種類は50もありました。ほどなく販売種目が拡大され、食料品売り場のクラシック・ギフトも扱うようになり、21世紀を迎える頃には、800品目以上を取り扱うようになりました。
2008年。屋上にミツバチが棲み着く
Fortnum’s bees
2008年以降、フォートナム・アンド・メイソンの有名な4つのミツバチ・コロニーがピカデリー本店屋上の名物となっていました。4つの巣箱は、通常の巣箱の倍近い6フィート(約1.8 m)の高さがあり、それぞれ、ローマ様式、ムガール様式、中華様式、ゴシック様式という異なる建築様式でデザインされた独自の凱旋門風入り口が付いています。どの巣箱も、フォートナム・アンド・メイソンのシグネチャーカラーであるオーデニール(ナイル水色)で塗られており、銅被覆の仏塔風の屋根と、金めっきが施された「蜂籠」風のフィニアル(頂華)を備えています。何をするにも、フォートナム・アンド・メイソンは中途半端なことはやりません。
2012年‐エリザベス女王陛下がコーンウォール公爵夫人(カミラ妃殿下)、ケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)と共に来店。女王は、ダイヤモンド・ジュビリー(在位60周年記念)ティー・サロンの除幕式を執り行いました。
2012年3月1日は、フォートナム・アンド・メイソンにおける歴史的な一日となりました。エリザベス2世女王陛下が、カミラ妃殿下とキャサリン妃を伴ってフォートナム・アンド・メイソンを訪れ、ダイヤモンド・ジュビリー・ティー・サロンの除幕式に臨まれました。この機会に、女王陛下は、在位60周年を祝って制作された60点のユニークなダイヤモンド・ジュビリー商品もご覧になりました。その一つである、紅茶とビスケットの缶入り詰め合わせは、全世界17,000人の英国軍人たちに向けて送られました。
2013年‐セント・パンクラス駅店がオープン
フォートナム・アンド・メイソンは、1707年以来初めて、英国のセント・パンクラス国際駅に新店舗をオープンさせました。セント・パンクラス駅コンコースに位置するこの店舗は、フォートナム・アンド・メイソンが300年前から続けてきたのと同様に、国内旅行者に奉仕することを目的としています。恐れを知らない探検家、サー・ラヌルフ・ファインズによって落成式が執り行われたこの店舗は、旅の初めや終わりに、紅茶、ワイン、軽食を楽しむのにもってこいの場所であります。
2014年‐ヒースロー空港ターミナル5に店舗をオープン
フォートナム・アンド・メイソン・ターミナル5店は、見事に設計された、面積1,000平方フィート(93平方メートル)のストアで、ピカデリー本店の商品を厳選して取り揃えております。到着時に友人や家族へのギフトとして買う食品が中心となっているとはいえ、うわさによると、こっそり自分用にしてしまう場合も多いようです。
(一部抜粋、ここまでです)
日本で購入することも可能!
私もつい先日まで知らなかったのですが、日本にも結構出店されており、ちょっとだけお高いですが購入可能です!ラブリーこの上ないですよね~~♪
ヒースロー空港でも買えますが、日本でも買えます!(もちろん日本の方が値段は高いですが、それでも!!)
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クリスマスの時期が最高にキレイ!
ロンドンに行かれるのであればおすすめはクリスマスの時期のショーウィンドーとして店内のイギリス的な雰囲気のこれまた最高なこと。クリスマスハンパ―まで買えたらもっと素敵な時間が過ごせそうですね(日本に持って帰るのは至難の業だとは思いますが・・・、ぜひ現地友人などと時間を過ごせるのあればチャレンジしてみてください)。
旅行でも学べるロンドンの常識・非常識、あるある話 | 在住者が教えるイギリスの小ネタと雑学 - London Walker ロンドンウォーカー 100倍楽しむイギリスの歩き方
アドベントカレンダーは超有名
クリスマスと関連しますが、メイソンの木製のアドベントカレンダーは大変有名です。でも今はクリスマス時期ではないのでこちらは追って更新しますね♪
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魅力の最近は新しいタイプの縦長タイプの缶のフレーバーティーなども手掛けており、こちらも美味かつ人気を集めているようです!
いかがでしたか?メイソンのご紹介は一旦ここまでにしまして、後日アップデートしようと思います!少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
また、せっかくお得に買い物するなら両替もしっかりお得にやってくださいね。こちらのThomasトーマスのレートがすこぶる良いのでおすすめしております(ご参考まで)。
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