イギリスのEU離脱は2019年3月末と言われています。ついにBrexitまで100日をきってしまいロンドンもクリスマスのお祝いムードとBrexit目前のなんだかピリピリした空気の入り混じったなんだか不思議な年の瀬を迎えております。

メイ首相の一貫した主張
そもそもメイ首相はEUと交渉してまとめた離脱案を「唯一合意可能な合意」だとずっと主張してきました。この主張には一貫性があります。ただ、離脱派からするとあまりにもEUに譲歩した内容であったために、なかなか議論で採決、承認されるめどがたっていないのが12月末の現状です。
EUとの合意内容(要点)
EUとの合意内容をポイントに絞って見てみると、以下4点です。
①英国がEUに分担金見合いの手切れ金を支払う
②イギリスに住むEU市民のBrexit後の権利保障
③激変緩和のための移行期間を設ける(20年間)
④離脱後もEUと政治的、経済的に協力する
現在の最大の懸念はアイルランドの国境問題
今、ヒートアップしているのが北アイルランドの国境管理問題でしょう。
EUに部分的に残留するという選択肢を事実上認めてしまっており、これが波紋をよんでいます。EUは既に再交渉はしないというスタンスを明確に示しており、メイ首相はこの状況を打開できずにいます。
来年の1月中旬には英国議会で合意案についての採決がとられる予定と言われていますが、果たしてどうなることか予断を許さない状況が続いています。
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なお、London Walkerでは、過去にもBrexit問題を何度かとりあげており、特にBrexit投票直後の現地の雰囲気をレポートした投稿はいまだに反響をいただいていますので、以下にページをご紹介します。
また、投票から1年間の新聞記事での取り扱われ方をまとめて以下のページについても今であれば懐かしく振り返ることができます。
しかしながら、まだBrexitの行方はまったく分からず、予断は許さない状況です。本当にどうなることやら不安な日々が続きます。。。
ちなみに、Brexit(ブレクジット)だけでなく、最近の景気悪化要因に、フランスのナショナリストがけしかける「フレグジット」やオランダの「ネグジット」、イタリアの「イタレグジット」などという造語まで登場してきている有様です。
英国発のこの本当にお騒がせなニュース、早く落ち着いてほしいです。
それではまた。
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