
こんにちは、ぽんです
いつも訪問ありがとうございます
金戒はアイスランドを舞台にした、とても雰囲気があるネイチャースリラーの感想・レビューです
気になっていた映画のひとつですが、こんなに早くもアマプラに登場してくれるとは!
もう少し先かと思っていたので、嬉しい誤算でした★
早速ワクワクしながら視聴しました~!
この北欧の独特の雰囲気がたまらないですよね
欧米の作品とは異なり、とても意味深というか、考察深いというか、無駄なものは一切ない感じ
見た瞬間、「ボーダー二つの世界(邦題)」を思い出しました
自然や神話と絡む作品の深さってありますよね
(ボーダーは今はアマプラで見られないかもしれないので、解禁したら要チェックです!)
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『LAMB/ラム』の概要

羊から産まれたのは、羊ではない“何か”——山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、"アダ"と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした"アダ"との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。(C)2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
Amazon Prime Videoより引用
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『LAMB/ラム』の感想・レビュー
アイスランドの自然がいっぱい!洗練された雰囲気がここに

ホラー映画とありますが、正直あまりホラー要素はありません
アクション性もないので、淡々としていると言われればそれまでですが、このペースだからこそ、引き込まれるものがあります
個人的に一番ホラーだと感じたのは、羊の出産シーンと耳にタグをつけるために、耳を切ったりするあのシーンですね
ここは血が出るので「うっ」となってしまいましたが、それ以外は大丈夫でした
途中ピンクなシーンも唐突にあって、そこはちょっと飛ばしてしまいました(家族で見る方は要注意)
アイスランドの荒涼とした自然の中で生まれてしまった“あの子”
夫婦はどうすればよかったのでしょうか?
少なくとも、我が子のように育てるべきではなかったということですかね
あのまま母親羊に任せていれば、もしかしたら映画の結末とは違う未来があったのかもしれません
その考察の結末は、視聴者に委ねるということですね
全体的に“アダ”の撮影技術に度肝を抜かれます
かなり大変だったみたいですね
リアルすぎて見いってしまいました(ネットでぐぐるとたくさん出てきます)
珍しく映画関連グッズ(アダのTシャツ)が欲しくなった映画でした(ソールドアウトでしたが)
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“アダ”の正体は?個人的考察
では早速ですが、個人的見解です
※作品上、なるべく画像からはネタバレにならないようにチョイスしました
アダの正体はひとつに断定するのが難しく、いくつか線があると思います
ひとつは、マリア達が言うように、“神様の贈り物”説
もうひとつは、人間が犯してしまった“禁忌”説です
“神様の贈り物”説は、シンプルで神様がある羊に命を新しく宿して、それがアダとして生まれたというものです
羊と神様の親和性って、結構深いというか、聖書ではよく出てくる関係性です
聖書には遊牧に関わる記述が多く、関係性が深いのです
聖書で“失われた一匹の羊”の話があるように、一匹の羊であろうが、大切な存在だと言っています
アダはまさにこの失われた一匹の羊だと思うのです
大切な羊
まさに神様から与えられたギフトです
また、聖書には“善き羊飼い”という話もありますね
善き羊飼いは、羊のために命を捨てるというものですが、犠牲を払ってでも、人を助けるという意味になる思います
この意味では、マリアたち夫婦は“善き羊飼い”ではなかったですよね
それゆえに、あのラストを迎えてしまったのかもしれません
もしもマリアが銃を向けなければ、アダだけが犠牲(連行?)されて終わったのかもしれないという解釈もできますね
善き羊飼い=リーダー=育ての親という方手式では、マリアたちは神様に認められなかったので、神様が判断を下したというのが、私の解釈です
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また、映画で意味深に出てくる“3115”のナンバーですが、これは旧約のエレミヤ書にヒントがあるようです
個人的な解釈とすれば、子を嘆く母といったところでしょうか
母は子供に会いに言っていましたが、その思いも無念でしたよね
もうひとつの“人間が犯してしまった禁忌”説ですが、これは拡大解釈になってしまいますが、人間が羊と交わってしまったがゆえにできたのがアダという考えです
父親は恐らくペートゥルおじさんが妥当かと
それか後半に登場する黒幕か
(イングヴァル説は自分のなかで無くしました
そうなると、父の命を奪う黒幕の理由がつかなかったからです)
ペートゥルおじさんは、作中でも欲がむんむんな役柄だと思います
ふとしたときに羊と交わったとしても、違和感はありません(時期としてはクリスマス?)
自分の犯してしまった禁忌をなかったことにするため、アダに銃を向けたとしても納得できます
しかし、幼子を見たことで、情が沸いて親しく遊ぶようになったのも頷けます(その伏線としてのマリアとの関係なのかなと)
黒幕が父親説なのは、アダの体が完全にどちらとも言いがたい姿だからです
黒幕は完全にハーフアンドハーフの体つきをしていますが、アダは違いますよね
黒幕が嘗ての祖先である羊と交わることで子孫繁栄を目指したとしても、あの混沌とした雰囲気からは否定できません
ハーフアンドハーフの黒幕と羊完全体では、アダのようにどっち付かずが生まれてもおかしくはないと思います
それゆえに、ラストで連れ去ったのも頷けます
「産みの親(母羊)を殺した罰だ」と言わんばかりでしたしね
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黒幕の“あれ”の正体は?

気になる黒幕の正体は、何なんでしょうね?
異次元の存在なのか、やはりイングヴァルが見た幻なのか?
黒幕=ペートゥルおじさんという説も別のブログで展開されていてとても面白かったです
羊と言えば、ハルキストな私は『羊を巡る冒険』や『羊男のクリスマス』をまず思い浮かべてしまうので、なかなか考察が厄介になります(笑)
ただ、ひとつ確実に言えるのは、黒幕はかなりの知性を持っていると言ったところです
そして、意外とアダが抵抗を示さなかったのも、考察の判断材料でしょう
アダとしては、「自分に似た生き物を見た!」というので、野生の感というか、動物の本能で何事もなく着いていったのでしょうか
また、別ブログで展開されていた黒幕=ペートゥルおじさん説なのであれば、臭いは同じでしょうし、大人しく着いていったのも分かります
ただ、目の前で育ての親が殺されたのに、意外とあっさりだったのはびっくりでしたね
まぁ、あの年齢だと理解ができていなかったのかもしれませんがね
ラストシーンで意味深なマリアがありますが、あれは“続く”ことを意味しているのだと思います
つまり、“受胎”ですね
マリアは以前子供を生んでいるので分かると思うのですが、マリアのお腹には新しい命が宿っているのです
まさに聖母マリアのように、神を生む存在なのでしょう
イングヴァルの遺体を抱き締めたときに「なんとかなる」と言ったのはこのことだったのかもしれません
それに、マリアはずっと子供を欲しがっていましたし、それが人間の子供でも何でもいいのだと思います
北欧では、“アダ”という名前は一般的らしいですが、やはり“アダムとイヴ”を彷彿とさせますね
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最後に

以上、『LAMB/ラム』の感想・レビューでした!
とても奥深い作品です
見ごたえもある映画なので、ぜひおすすめです
個人的な解釈でいいので、感じたことがあれば、共有してください!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます
お楽しみいただけましたら幸いでございます
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