
海外生活や留学、ワーキングホリデーなどで出会った人に、
帰国前や節目のタイミングでメッセージを書こうと思ったことはありませんか。
普段の会話では問題なく英語を使えていても、
いざ「きちんとした文章」を書こうとすると、
手が止まってしまうことがあります。
単語が分からないわけではないのに、
なぜか文章にできない。
短い一言しか書けない。
これは語彙力の不足というより、
日本語と英語で感謝の伝え方の構造が違うことが原因です。
この記事では、
英語で感謝の文章を書くときに詰まりやすい理由と、
自然なメッセージにするための考え方を整理します。
● 筆者の来歴 ●
大学を卒業後、約3年間勤めていた会社(営業事務・貿易事務)を辞めて1年間のアイルランドワーホリへ。帰国後は大阪の劇場で案内係として2年間勤務し、YMSビザ当選をきっかけにイギリス・マンチェスターに2年滞在。その後、帰国して大阪の博物館で館内スタッフとして約1年間働いた後、スロヴァキアへ3度目のワーホリ後、2023年5月から就労ビザに切り替えて生活しています。
日本語の「ありがとう」と英語の Thank you の違い

日本語でよく使う表現に「本当にお世話になりました」
という言葉があります。
この文章をそのまま英語にすると
"Thank you for everything." になります。
文法としては正しく、失礼でもありません。
ただ、日本語で伝えたい「関係の深さ」までは届かないことが多いです。
日本語は前提を共有している言語です。
関係性や時間の重さを、言葉にしなくても読み取ってもらえます。
一方で英語は、
共有されていない前提を言葉にして初めて伝わる言語です。
つまり、同じ感謝でも
「量」ではなく「内容」を書かないと温度が上がりません。
丁寧に書いているのに軽く聞こえる理由
英語で丁寧に書こうとすると、
次のような表現を並べてしまうことがあります。
-
Thank you so much
-
I really appreciate it
-
I’m very grateful
どれも間違いではありませんが、
重ねるほど気持ちが強くなるわけではありません。
英語では 丁寧さ = 強さ ではないためです。
むしろ抽象的な感謝を増やすほど、
「定型文」に近づいてしまいます。
英語では感情より出来事を書く
次の2つの文章を比べてみます。
▶ Before
Thank you for everything.
▶ After
Thank you for always listening to me when I was struggling to adjust to life here.
後者は特別な言葉を使っていませんが、
相手との時間が自然に浮かびます。
英語では 気持ちを書く → 伝わる ではなく、
出来事を書く → 気持ちが伝わる という順番になります。
「ありがとう」と書くより、何にありがとうと思ったのかを書く方が、
結果的に感情が伝わります。
それでも長文になると書けなくなる理由
ここまで理解できても、実際に書こうとすると手が止まります。
特に
-
長く一緒に過ごした相手
-
支えてくれた人
-
別れのタイミング
…といった場面では、
伝えたいことが多いほど文章にできなくなります。
理由は、英語を作ろうとしてしまうからです。
自然な文章は 単語 → 文法 → 完成 の順番ではなく
思い出 → 出来事 → 気持ち の順番で組み立てた方が書きやすくなります。
まとめ
英語で感謝の文章が書きにくいのは、
英語力が足りないからではありません。
日本語の感覚のまま
「気持ちを直接書こう」としているためです。
英語では、出来事を書いた結果として気持ちが伝わります。
丁寧な言葉を増やすより、具体的な時間を思い出す方が
自然なメッセージになります。
おわりに

感謝を伝えたい場面ごとに使える長文メッセージの流れを整理し、
そのまま使える形のテンプレートとしてまとめました。
帰国前や節目のタイミングで、
自分の言葉に置き換えて使える内容になっています。
▶ 英語で気持ちが伝わるメッセージテンプレ集|海外生活の感謝・別れに|トラリブ🇸🇰ブラチスラバ在住
必要な方にこの記事が届けば嬉しいです🤗
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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