RC4とは、共通鍵暗号方式のひとつで、データを1ビット単位で順次暗号化・復号するストリーム暗号アルゴリズムです。1987年にRon Rivestによって設計され、シンプルな構造と高速処理が特徴です。
かつてはSSL/TLS通信や無線LAN規格のWEP・WPAなど、幅広いプロトコルの暗号方式として広く採用されていました。実装が容易で処理が軽量なため、リソースが限られた環境でも利用しやすい暗号方式として普及しました。
しかし、その後の研究によりRC4には複数の脆弱性が発見されており、暗号化されたデータが解読されるリスクがあることが明らかになっています。特にWEPにおける脆弱性は深刻で、比較的短時間で暗号を破られるケースが報告されました。こうした理由から、現在ではRC4の使用は非推奨とされており、TLS1.3においても廃止されています。
現在はAESなどより安全性の高い暗号方式への移行が推奨されており、RC4は歴史的な暗号技術として位置づけられています。
無線LANを利用するとき、セキュリティ方式としてWPA2を選択することで利用される暗号化アルゴリズムはどれか。
| ア | AES |
| イ | ECC |
| ウ | RC4 | エ | RSA |
答え:ウ
AESはWPA2の無線LAN暗号化、IPsecやUSBメモリの暗号化など標準的暗号化技術として広く使われています。RC4はWPAで採用された暗号方式です。※こちらも参照ください。
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