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映画『サンダーボルツ*』解説&感想 最近のMCU作品の中では比較的良いが…

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どうも、たきじです。

 

今回は2025年公開のアメリカ映画『サンダーボルツ*』の解説&感想です。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては『 キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に続く第36作にあたります。

 

 

↓ MCU前作の解説&感想はこちら

 

作品情報

タイトル:サンダーボルツ*

原題  :Thunderbolts*

製作年 :2025年

製作国 :アメリカ

監督  :ジェイク・シュライアー

出演  :フローレンス・ピュー
     セバスチャン・スタン
     ワイアット・ラッセル
     オルガ・キュリレンコ
     ルイス・プルマン
     ジェラルディン・ヴィスワナサン
     デヴィッド・ハーバー
     ハナ・ジョン=カーメン
     ジュリア・ルイス=ドレイファス

上映時間:126分

 

解説&感想(ネタバレあり)

近年のMCU作品は、期待外れな作品も少なくありません。そんな中で公開された映画『サンダーボルツ*』は、世界を救う王道ヒーロー物というより、はみ出し者たちによる不安定なチームを描く作品です。

 

結論から言えば、本作は「最近のMCU作品の中では比較的良い作品」です。ただし、観終わったあとに「次回作が楽しみだ」と思えるほどの決定打はありませんでした。良い部分もあるけれど、どこか物足りない。そんな一本です。

 

いまだに残る「テレビシリーズ前提」の壁

MCUのテレビシリーズをどこまで追っているかによって理解度が左右されるのは、本作もここ最近のMCU作品と同様です。テレビシリーズ未視聴の立場からすると、「この人は誰?」と感じる場面は少なくありません。

 

とはいえ、本作は映画『ブラック・ウィドウ』からのつながりが多く、映画作品だけを追っていてもある程度は把握できます。その点では、『マーベルズ』のようにテレビシリーズの知識が強く求められる作品よりは、まだマシと言えるでしょう。

 

序盤でまさかの展開

まず序盤で驚かされたのが、タスクマスターの扱いです。ポスターや事前情報では主要キャラクターとしての存在感を放っていたにもかかわらず、物語序盤であっさりと退場してしまいます。思わず「オルガ・キュリレンコは脚本家を怒らせたんか?」と疑いたくなるほどの扱いです(笑)。

 

もっとも、タスクマスターはなんとなくゴーストと印象が被るので、その意味では、キャラクターが整理されて良かったのかも?いや、それなら最初から出さなくても良かったのか?うーん。

 

エレーナはしっかり"主人公"ではあるが

本作はアンチヒーローチーム「サンダーボルツ」を描いた作品ではあるものの、実質的な主人公はエレーナと言えるでしょう。『ブラック・ウィドウ』の頃から、個人的にはいけすかない印象を持っているキャラクターですが、本作ではしっかり主人公をやっている印象です。

 

彼女の「表舞台に立ちたい」「評価されたい」という気持ちは物語の中でよく機能していると感じられる一方で、ドラマの描き込みは浅いと言わざるを得ません。彼女の内面にフォーカスするストーリーな割に、全体的に深みがないというか。

 

例えば、エレーナがアレクセイ(レッド・ガーディアン)に胸の内をさらけ出す親子の会話は、ドラマのハイライトとも言える重要な場面ですが、取ってつけたようなシーンに感じられます。そこまでの感情の積み上げが不足していますし、感情の衝突がなく、互いの考えの確認作業に終わっています。内容自体もあまりにもベタで、意外性がありません。

 

これでは全然心が動きません。このシーンが物語を動かす力を持っていないので、ドラマが盛り上がりません。

 

2人の2世俳優の好演ともどかしさ

本作は、2人の2世俳優の出演も注目です。ボブを演じたルイス・プルマンはビル・プルマンの息子、ジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセルはカート・ラッセルとゴールディ・ホーンの息子です。

 

プルマンは、繊細で不安定なボブを巧みに演じています。随所で「良い表情するなぁ」と感じさせられる演技でした。

 

ラッセルも、どこか危うくダーティなジョンを好演しています。テレビシリーズ未視聴の私としては初見ですが、複雑で魅力的なキャラクターに映ったのは彼の演技あってのものでしょう。ただし、家族との描写を挿入して内面に触れつつも、大して掘り下げられることはなく感情の積み上げがなかったのは、中途半端な印象を受けてしまいました。素材は良いだけに、もどかしさの残る扱いでした。

 

クロスオーバーの強みと弱み

他作品とのクロスオーバー要素はMCU作品の魅力の一つです。本作は、様々な作品からのアンチヒーローの寄せ集めであり、『アベンジャーズ』と同様、クロスオーバーの賜物とも言えます。

 

一方で、ニューヨークが舞台であるにもかかわらず、スパイダーマンが不在だったり、事態の大きさの割にサム(キャプテン・アメリカ)が出てこなかったりと、そういうところが気になってしまいます。後で理由づけがされるのかもしれませんが、そういうところの辻褄合わせがいちいち必要になるのはMCUの弱みとも言えるかもしれませんね。

 

また、ポストクレジットシーンでは、ファンタスティック・フォーの宇宙船が登場します。宇宙船が回転してファンタスティック・フォーの「4」のマークが見える演出は良いですね。次のフェーズに向けて、ワクワクさせてくれるラストシーンでした。

 

最後に

今回は映画『サンダーボルツ*』の解説&感想でした。最近のMCU作品はいまいちな作品が多かったので、本作は比較的マシに見える作品でした。一方で、鑑賞後に「"ニュー・アベンジャーズ"としての彼らの今後の活躍が楽しみだ」という感覚は、正直言ってありませんでした。

 

エンドロールで描かれた、「ニュー・アベンジャーズ」に対するメディアの懐疑的な反応は、観客の反応そのものでは?制作側のメタ的な自虐?なんて思ってしまいます。

 

アクションはそこまで派手ではなく、アベンジャーズを名乗るにはキャラクターは弱いし俳優もスケールダウン。どうしてもパワー不足は否めません。ドラマ性で差別化することが、本作を生かす唯一の方法にも感じられましたが、そこも掘り下げが甘いし…。

 

個人的な満足度:6/10

 

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