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映画『ローマの休日』解説&感想 いつまでも愛される名作

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どうも、たきじです。

 

今回は1953年公開のアメリカ映画『ローマの休日』の解説&感想です。

 

 

作品情報

タイトル:ローマの休日

原題  :Roman Holiday

製作年 :1953年

製作国 :アメリカ

監督  :ウィリアム・ワイラー

出演  :グレゴリー・ペック
     オードリー・ヘプバーン
     エディ・アルバート

上映時間:118分

 

解説&感想(ネタバレあり)

説得力のあるストーリー展開

某国の王女アン(オードリー・ヘプバーン)と新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)の1日の恋。ある種のおとぎ話であり、シンプルな物語ですが、無駄なくまとまった脚本は非常に秀逸です。


まず、物語の展開のさせ方が堅実です。ジョーは、鎮静剤の影響でベンチで寝ていたアンを酔っ払っていると思って自分の部屋に連れて帰ることになります。寝ている若い女性を自分の部屋に連れ帰ると聞くと、いかに映画の主人公と言えどちょっとヤバいやつに見えてしまいそうなところ、タクシー運転手とのやりとりを含めじっくりと顛末を描くことで、自然な流れをうまく作っていますね。


次に、2人が恋に落ちる過程も丁寧に描かれています。ローマという魅惑の街を2人で観光。警察に一緒に連行されたり、パーティーでダンスを踊ったり、シークレットサービスと大乱闘の末、川に飛び込んだり。こういう特別な体験は特に2人の距離を縮めます。吊り橋効果的な作用もあるでしょうしね。


「たった1日で恋に落ちる」とだけ聞くと嘘っぽく感じてしまいそうですが、本作は上記のような描写を重ねることで展開に説得力を持たせています。加えてこの美男美女ですよ。これは確定でしょう(笑)。川から上がった2人がキスをする流れに誰も違和感を持たないと思います。

 


大人のハッピーエンド

そして、結末。身分の違いのある2人が結ばれるなんて子供騙しなラストはありえないわけで、どう物語を終わらせるか難しいところですが、これがまた秀逸です。


記者会見を開くアンと、記者として会見に参加するジョー。ここで初めてアンはジョーの正体を知ります。わずかに動揺した表情を見せるアンでしたが、気丈に記者からの質問に答えます。


国家間の親善関係を問われたアンは言います。

 

I have every faith in it... as I have faith in relations between people.

私は強く信じています。人と人との友情を信じるのと同じように。

 

それに対し、ジョーが声を上げます。

 

May I say, speaking for my own... press service: we believe Your Highness's faith will not be unjustified.

私の報道機関を代表して申し上げます。殿下のお気持ちは決して裏切られることはないと信じています。

 

さらに、別の記者から最も気に入った訪問地を問われたアンが答えます。

 

Rome! By all means, Rome. I will cherish my visit here in memory as long as I live.

ローマ!何と言ってもローマです。ここを訪れたことは、生涯、心に残り続けることでしょう。

 

それぞれ、王女と記者としてのコメントを通して、2人にしか分からない形で意思疎通する2人。ジョーの正体を知った上で、友情(relations)を信じると話すアンと、信じていいと返すジョー。そして、公には病気で寝込んでいたことになっているローマが最高の訪問地であったと話すことで、いかに1日の体験が大切な思い出となったかを話すアン。うっとりしてしまうやり取りです。


やがて会見が終わり、最後に目を合わせる2人。この時の2人の表情。微笑みの中に寂しさを感じる絶妙な表情ですね。そして、記者会見が終わり、アンや記者たちが去っていく中、物思いながら会見場に残るジョー。やがてジョーも歩き出し、物語に幕が下ります。


会見を通じた2人のやり取り、大切な思い出を胸に秘め前に進む2人、後に残る切なさ。ちょっと切なくもある、大人のハッピーエンドですね。

 


キャラクターの変化や成長

優れた脚本は、キャラクターの変化や成長もしっかり描きます。


本作のジョーは、決して聖人ではないですし、さほど有能な男でもありません。ギャンブル好きで、安月給で、寝坊はするわ、私利私欲で行動するわ。特ダネのために、子供のカメラを奪おうとする始末です。そんなジョーでしたが、最後にはお金を捨ててでも、アンの写真を公開しないことを選びます。


また、アンは映画冒頭、公務への不満を募らせていました。それが、1日の体験である意味で夢を叶え、腹を括って公務に向き合っていくことになります。


こうしたジョーとアンの変化や成長が、上述の結末へと物語を進めます。これがあるからこの結末がより心地よいものになっているんですよね。

 


オードリー・ヘプバーンの魅力

公開から70年以上が経過した現在でも、本作がこれだけ人気と知名度を誇るのは、やはりオードリー・ヘプバーンの魅力によるところが大きいでしょう。


無名の新人女優を大抜擢したキャスティングもすごいですが、堂々と魅力たっぷりにアンを演じきったオードリー・ヘプバーンの素晴らしさよ。ローマという街に負けない輝きを放っていました。それは、エリザベス・テイラーでもジーン・シモンズでも代わりは務まらない唯一無二の輝きでした。

 

最後に

今回は映画『ローマの休日』の解説&感想でした。秀逸な脚本とオードリー・ヘプバーンの魅力によって、いつまでも愛されるロマンティック・コメディの名作です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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