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映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 旧作未視聴の映画好きの率直な感想

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どうも、たきじです。

 

前回に引き続き、エヴァンゲリオン旧作未視聴の映画好きによる、新劇場版の感想第3弾。今回は第3作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の感想です。

 

前作は、第1作よりもドラマの厚みが増し、キャラクターの感情も掴みやすくなっていました。依然としてダイジェスト感は強く、ストーリーテリングはスマートとは言えないものではありましたが、エヴァの世界にいくらか入り込めてきた印象でした。

 

第3作はどうでしょうか。

今回も、旧作を知らない立場での率直な感想をまとめていきます。

 

↓ 前作の感想はこちら

 

作品情報

タイトル:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

製作年 :2012年

製作国 :日本

監督  :庵野秀明(総監督)

声の出演:緒方恵美
     林原めぐみ
     宮村優子
     坂本真綾
     三石琴乃
     山口由里子
     石田彰
     立木文彦
     清川元夢
     長沢美樹
     子安武人
     優希比呂
     麦人
     大塚明夫
     沢城みゆき
     大原さやか
     伊瀬茉莉也
     勝杏里

上映時間:95分

旧作未視聴の映画好きの率直な感想

作品のトーンが大きく変わる導入

本作は、冒頭から明らかにこれまでと雰囲気が違います。宇宙空間や、ヴンダーという空中戦艦を舞台に展開する物語は、作品のトーンを一変させています。

 

ヴンダーの艦橋でオペレーターが前を向いて座るレイアウトは、まるで『スタートレック』のエンタープライズのようで、これまで以上にSF色が強まって感じられます。また、3DCGが前面に出されたせいか、カメラワークや画作りにも表現の幅の広がりが感じられ、それもまた作品の質感を変えています。

 

作中で時間が大きく経過し、一体何がどうなったのか分からない中で繰り広げられる激しい戦闘は、興奮しながら観るというよりは、どうしても一歩引いた視点で眺めることになります。

 

シンジと観客のシンクロ

もちろん、この感覚は製作者の意図したものでしょう。主人公のシンジは長い眠りから目覚めたばかりで何もわからない状況に投げ込まれます。観客はまさにシンジと同じ状況に置かれ、状況が飲み込めない感覚を共有します。この構成は本作でうまく機能していて、前作の後半に引き続き、シンジに感情移入しながら物語に入り込むことができます。

 

相変わらず辛い状況に置かれるシンジに追い打ちをかけるように明らかになるサードインパクトの真実と綾波レイの正体。さらには、シンジが槍を抜いたことで始まるフォースインパクト、目の前で命を落とすカヲル。とことん追い込まれていくシンジに、観客は否応なく感情移入させられ、共に絶望するのです。

 

物語的には“転”の面白さ

ここまでの3作のサブタイトルは、雅楽や能楽の構成として用いられる3段構成の概念である「序破急」に由来するものですが、本作では「急」ではなく「Q」とされています。本来の「急」はテンポが加速するクライマックスを指しますが、本作は4部作の3作目であってクライマックスではありませんし、ダイジェスト感のあった前2作に比べテンポも落ち着いているので「急」というには違和感がありますね。

 

大きく物語が急転すると言う意味では、「急」に差し掛かったところと言えるかもしれません。新情報が一気に提示され、世界の理解がひっくり返り、先が読めなくなるという点では「Q」は"Question"を表すものといったところでしょうか。

 

どのような意図で最後の第4作を残して「序・破・Q」としたのか、その辺の深い考察はコアなファンの方々に譲るとして、本作は、シンプルに「起承転結」の「転」にあたる作品としての面白さに満ちていました。

 

構造的に、物語の大きな転換点であり、最終作への橋渡しとしてしっかり機能しています。サーガの完結編を前に絶望的な幕切れを迎える構成は、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』以来の一つの型。最近では『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も記憶に新しいところです。

 

絶望の中にあるかすかな希望。残された多くの謎。早く次を観たいという気持ちにさせる強い力は確かに感じられました。

 

結論:最終作への繋ぎとしてしっかり作られた第3作

物語にはいろいろと謎が残されているし、旧作も観ていない私としては、本作時点で語れることはあまり多くありません。ただし、シンジ主観に観客を引き込む物語構造は非常によく、完結編への橋渡しとしてしっかり作られている印象です。

 

ここまでの三作の中で、最も「映画になっている」作品であり、"旧作未視聴の映画好き"という立場の私としては、ようやく作品の世界に深く入り込めた気がします。残された謎も含め、次作でどのような決着が描かれるのか、素直に楽しみです。

 

個人的な満足度:7/10

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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