
最近(に限った話ではありませんが),カメラメーカーから新しいカメラがどんどん発表されてますね。
Sony α9III,Nikon Z6III,Canon EOS R5II,Panasonic S9…どれもとても魅力的。
でもこうやって新機種開発のサイクルが速いのは,どれもフルサイズ機なんですよね。
レンズもフルサイズ用のものが盛んに開発・発表されています。
一方,僕が長らく使っているのは,APS-Cのカメラ。今はα6700がメイン機です。
フルサイズのカメラの発表を横目で見ながら,それを買わずにAPS-Cのカメラをもう少し使い続けようと思っているところ。
その理由はね…っていう話です。
- 理由その1. フルサイズは高くて買えない!
- 理由その2. 登山では「軽いが正義」!
- 理由その3. 野鳥撮影で,巨大な望遠レンズを振り回す自信がない
- 理由その4. 「いつも持ち歩きたくなるカメラ」を使いたい
- 理由その5. α6400,α6700の画質にけっこう満足している
- 理由その6. 星景写真の高感度耐性は,赤道儀で多数枚スタックすることで解決できる
- 理由その7. ボケもAPS-Cでまあまあイケるよ?
- 足るを知る
- でもα7c II はちょっと欲しいかも (^ ^;)
- まとめ
理由その1. フルサイズは高くて買えない!
フルサイズのカメラを買わない理由…まあまあいくつかあります。
カッコつけてそっちを先に書こうかと思ったんですけどね。
ぶっちゃけ先に言っちゃいましょう。「高すぎて買えない」んです(泣)。
最新の機能を備えたフルサイズ機が続々と発表されますが,手が届かないので指を咥えて眺めている状態です。
ボディだけなら,ちょっとだけ無理すれば手が届くものもありますけどね。
でもそれに合わせてレンズも揃えて…ってなると,僕の財力では無理です。

フルサイズのボディ+レンズ1本だけよりも,APS-Cのボディ+いろんなレンズの方が幸せになれると思うし。
でもね,こうも思うんです。フルサイズのカメラが高すぎると感じるってことは,僕自身のレベルがフルサイズに達していないということなんだろうなってね。
理由その2. 登山では「軽いが正義」!
さて,ここからは僕自身カメラをどんなふうに使ってるかとも関係してくる話なんですが。
まず登山に持って行って,山の風景を撮っていますね。登山では圧倒的に「軽いは正義」です。
だからカメラも少しでも軽くしたいんです。
そうなるとフルサイズよりもAPS-Cになるんですよね。
もちろん1インチのコンデジあたりだともっと軽いんですが,趣味として写真を撮ることを考えると,APS-Cあたりに落ち着くわけです。

こちらもね,フルサイズでも軽いボディはあるんですよ。α7CII とかね。でもレンズがでかいですからね。トータルで考えるとなかなかねえ。
ちなみに最近山に持っていくのは,α6700+F4通しの標準ズーム (SEL1670Z),それに加えて 12 mm F2の広角単焦点レンズ。これで1 kgをわずかに超えるくらい。望遠レンズは置いていくことが多いかな。
理由その3. 野鳥撮影で,巨大な望遠レンズを振り回す自信がない
里では野鳥を撮る時もあります。
当然その時は超望遠レンズをつけるんですが。
フルサイズ用の超望遠て,むちゃくちゃでかいですよね。たとえばソニーの SEL200600G など,すっごく良さそうだけど,2 kg 越え。
鳥たちの動きはすばしっこいですからね。大砲レンズを鳥の動きに合わせて振り回すのは…ちょっと自信がないですねえ。

大砲レンズを使って本格的にやるなら,手持ちではなく三脚+ジンバル雲台に乗せて…ってなるんでしょうけどね。そこまでは…という思いもちょっとあります。
ちなみに今使っているのは,α6700+70–350 mm F4.5–6.3 G oss (SEL70350G)。フルサイズ換算で,望遠端が525 mm のレンズです。ちな 625 g。よく解像するし,いいですよ。
もっと焦点距離の長いのも欲しいんだけど,今のところAPS-C用のはないですね。
理由その4. 「いつも持ち歩きたくなるカメラ」を使いたい
出かける時(仕事でもね),カバンにα6700を忍ばせていくことがよくあります。
カメラが「いつも持ち歩きたい」ものであって欲しいんですよね。
コンパクトなカメラだと,さりげなく持ち歩けるからいいです。

ちなみに,このちっちゃいカメラバッグ↑に入れて持ち運んでいます。可愛らしいでしょ? (^◡^)
こうやって持ち歩いて,目についた花を撮ったり,食べたご飯を撮ったりするのが楽しいですね。
理由その5. α6400,α6700の画質にけっこう満足している
「フルサイズの方が画質が良い」これはそうなんでしょうけど。
個人的には,APS-Cのα6400,α6700の画質に,けっこう満足してるんですよね。

ダイナミックレンジもまあ十分かな…山の強い日差しのところで,白飛びがもう少し抑えられたらと思うことはありますが。
白飛びもカメラが悪いのではなくて,単に僕の撮り方の問題かもしれません。
解像度は,いいレンズ(現在の手持ちでは,望遠ズーム SEL70350G)で撮ると全く問題ないので,レンズさえ良ければ APS-Cでも問題なさそうです。標準ズームはもっと解像するレンズが欲しいけどね。
理由その6. 星景写真の高感度耐性は,赤道儀で多数枚スタックすることで解決できる
フルサイズのもう一つの利点「高感度耐性」。これが最も生きてくるのは星空を撮る時でしょうかね。
星撮りでノイズを抑えたい時は赤道儀を使ってスタッキング処理(加算平均コンポジット)をしています。だからそんなに問題を感じることはありません。

(カシオペアとアンドロメダ銀河)
むしろカメラを赤道儀に乗せる時,機材が重いと赤道儀のバランスをとるのに苦労するんですよ。だから今のところAPS-Cのカメラでいいかな。
山で(赤道儀を担ぎ上げずに)一枚撮りの星景写真を撮る時はフルサイズの方がいいかもね。
でもこれも明るい(F2の)超広角単焦点レンズを使っているのでなんとかなっています。

使ってるのはこれ。SAMYANG の12 mm F2.0 NCS-CSです。超広角レンズとしてはとても軽量・コンパクトな245 g。
2年くらい前に出た,ソニーの 11 mm F1.8 (SEL11F18) もいいですね。こちらも 181 g と超軽量。
(フルサイズ用のF2クラスの超広角レンズは重くてでかいですよね…)
理由その7. ボケもAPS-Cでまあまあイケるよ?
それからフルサイズの特徴として,「よくボケる」ことがありますね。
でもぼかして撮りたい時も,「どうやって撮ればぼかすことができるか」を考えて撮れば,APS-Cでもまあまあイケると感じています。

登山で広大な風景を撮る時には,むしろパンフォーカス気味に撮りたいことが多いので無問題。
足るを知る
そんなこんなを総合してみると,今の自分にはAPS-Cのカメラが「ちょうどいい」んじゃないかと思うわけでして。
「足るを知る」…フルサイズ機は確かに魅力的なんだけど,自分の身の丈に合っているものを使おうかと。
それにね。これは大事なことだと思うけど,新しい機種が発表されたからといって,今までのカメラの性能が悪くなるわけではないんですよね。
以前はAFも遅くて連写も毎秒3コマくらいしかできない NEX-3 で野鳥を撮ってたし,まあ気合いで何とかなるところもあります(ならないところもあるけどね)。

フルサイズのカメラやレンズ,新しいのがどんどん開発されていて目移りするのは事実だけど,仮にフルサイズユーザーになったとしても,そのサイクルに乗っかって新製品をどんどん買えるわけでもないですしね。
APS-C 用のレンズは,フルサイズ用に比べると数は出ていませんが,まあ困らない程度には揃ってると思うし。
でもα7c II はちょっと欲しいかも (^ ^;)
そう言いながらも,小型のフルサイズ機,α7c II はちょっと欲しいかも (^ ^;)。
ボディの重さは現有のα6700とほぼ同じ。
レンズはやや重いとはいえ,20–70 mm F4 G が魅力的なんですよね(登山で使うには画角がとても便利そう)。
3300万画素もちょっと惹かれます。
動体撮影のための性能では,α6700の方がちょっと上かな。
まとめ
書きながら自分に言い聞かせるような話でした(笑)。
あと,文中でマイクロフォーサーズに全く触れていないんですが,これは単に自分がSony Eマウントのユーザーで,MFT機に縁がないまま来ているからです。
マイクロフォーサーズも魅力的なカメラ,いっぱいありますよね。
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