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村の人口600人の奈良県黒滝村にモンベルがオープン。なぜモンベルは地方に出店するのか。

2025年3月17日、人口600人の山村の集落にモンベルがオープンした。
場所は奈良県吉野郡黒滝村。

私がバイクツーリングで何度も訪れている道の駅「吉野路黒滝」。
そこにあった南都銀行の跡地にモンベルがオープンしたのだ。

この道の駅に訪れたことがある人は周りの環境、交通状況などご存じだろう。
なんでそんな場所にモンベルが・・・
私もそう思った。

呼ばれないといけないと言われるパワースポット天河村の天河大辨財天社。
または日本有数の長さを誇る谷瀬のつり橋。
夏は川遊びで家族連れのキャンパーが多い天ノ川。
秋は紅葉が美しいみたらい渓谷。

そんな自然豊かな山林の入り口となるのが今回モンベルがオープンした道の駅「吉野路黒滝」である。

さて、その場所がどんな環境かというと。

 

これほど山に囲まれた山村の集落なのである。
夏休みになると河遊びやキャンプで大渋滞となる国道309号線にその道の駅はある。
シーズン時には臨時の駐車場が開設されるほど賑わうが、それ以外は静かな山村の道の駅である。
そのような場所にできたモンベルとはいったいどのような店舗なのだろうと気になり行ってみた。

 

たしかにその場所にモンベルはあった。
しかも思った以上に立派な佇まい。

 

モンベルの店先には大きなぬいぐるみのクマがお出迎えしてくれるが・・・
こちらでは木彫りのクマがお出迎えをしてくれる。

お隣には寝そべった愛らしいクマもいた。
瞳の輝きがなんともいえぬ視線をこちらに向けている感じ。
何かおねだりされているような。
それもの叱られて反省しているような。

店内に入ると、何変わらぬいつものモンベル。
山村の集落でこの品ぞろえ。
さすがにテントなどの展示はないが、ウェアの定番商品、新商品はは一通りそろえてあるので、やはりちょっとワクワクして品定めをしてしまう。

 

そしてこちらは道の駅「吉野路黒滝」限定販売のTシャツ。
林業が盛んな吉野ならではのデザインが施されている。
モンベルではお店限定の地方Tシャツがあるが、山村の店とは言えこちらも限定Tシャツが存在する。

訪れたのはオープン日の翌日であったが、お客さんは5,6名ほど。
スタッフも5名ほどであった。

さてさて、これは一つの実験ともいえる店舗出店であろうことは誰もが思う事だろう。

 

なぜモンベルは地方に出店するのか?

モンベルの会長である辰野勇会長兼CEOは言う。
ちなみに彼は現在奈良県に住んでる。

モンベルのビジネスは採算を優先してやっているわけではない。
自分が一番楽しめる店、自分が欲しいと思うものを作ってきた。

という。

彼曰くこれからは地方の時代だと。

現にコロナ過の影響もあるのかもしれないが、売り上げ不振で東京・六本木ヒルズ店は2021年12月に撤退した。

都会が空洞化し苦戦する一方、地方の店が健闘しているのだそうだ。

2022年10月には奈良県に総店舗面積は約3300平方メートルとなるモンベル最大の旗艦店「モンベル アウトドアヴィレッジ奈良店」をオープン。

2022年4月には人口2300人の北海道の南富良野に道内最大級の店舗をオープン。
勝算よりも地元の熱意になんとか応えたいという思いが強かったそうだ。

さてさて、ここ吉野路黒滝の店舗であるが、お店の人に尋ねるとフランチャイズ契約だということだ。

運営は黒滝村森林組合が行っている。

なるほど地方とタッグを組んで地方の活性化にならないかという取り組みである。
これはまさにチャレンジではあるが頼もしさも感じる。

これからは地方の時代だと彼はいうが、社会一般では地方衰退が社会問題として話題となっている。

東京一極集中という課題がなかなか政治で解決できないのであれば、我々が率先して地方に目を向けようということなのか。

そこまでモンベルを持ち上げるか?
という気持ちはあるが、昨今の米騒動で広まったJAと農家の確執。
政治の舵取りの感の鈍さに地方農家が虐げられているという。

政治がもっと地方に目を向けてほしいというのはある。
もっと言えば、キー局の番組が関東の情報ばっかりの内輪ノリで、勝手に盛り上がっているのを地方の人が冷めた目で見ている。

それに比べてテレビ東京は地方ロケ番組が多い事。

その昔、長渕剛がトンボで「死にたいぐらいに憧れた花の都大東京」と歌ったが、

今では死のうが死ぬまいがどうでもいい大東京であり、その都会の独りよがりさにさすがにしらけるという。

ということで地方を元気にするモンベルに少し貢献。

 

道の駅「吉野路黒滝」で購入したのはこの定番ODパーカー。
春らしいアイボリーカラー。

 

目がさえる白ではなく、アイボリーという色がやさしくていいなぁと。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。

 

 

  • 作者:かほ
  • マイナビ出版

 




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