
さてさて、今日は和歌山県JR西日本の高野口駅周辺を散策。
高野口という駅名だけに、ここは高野山参りの高野街道と伊勢(大和)街道が交わる紀州の玄関口でもある橋本市にある駅なんだな。

駅内はこんな感じ。
電車は1時間に1本程度というのどかな駅舎。
その昔は高野山参りで賑わったのか、ローカル駅にしてはずいぶんとスペースが大きい。
古い木造の駅舎で明治45年に建てられたようだ。
今日はこののどかな駅舎がある高野口周辺を町ブラです。
高野蕎麦 ここねで十割そばをいただく

さて、まずやって来たのは高野口駅より車3分。
趣のある住宅街のいっかくにある高野蕎麦のお店「ここね」

ここは本当におすすめのお蕎麦屋さんなんだ。

駐車場の奥にある建物がお店なんだけど・・・

駐車場から細い脇道を進んで行くと・・・

これまた細い生活道路に出る。

で、右に目をやると・・・・
あるんだなこんな場所に旨い蕎麦屋が。
高野山の清らかな水と新鮮な空気で作る十割そばなんだけど、十割そばとは思えないほどののど越しとコシがあるんだ。

落ち着いた店内の雰囲気がこれまたいいんだよなぁ。
そばをいただく前の心構えが整うっていうのかなぁ。(なんじゃそりゃ)
雰囲気にのまれながらいただく蕎麦もこれまた一興ということで。

おしながき。
注文したのは天ぷらの盛り合わせと小鉢、お蕎麦がセットになった「火の音」
1,800円。

まず、配膳されたのが揚げ蕎麦。
食事の前なのにお茶とセットで止まらないんだよなこれが・・・


蕎麦が来るまで店内の装飾などを眺めながら待つ。

続いて配膳されたのは天ぷらの盛り合わせと小鉢。
天ぷらは天つゆではなく、さくら岩塩でいただくんだけど、この天ぷらがまたあっさりとしていて旨いんだ。

さぁ来ましたよ高野山の十割蕎麦。
このツヤとなめらかな食感がたまらない。
お汁も辛口で申し分なし。
わさびの風味とよく合いますなぁ。

お蕎麦を美味しくいただいた後のお楽しみといえば蕎麦湯ですよね。
もうこれ飲んだら心も体も整ったぁ~って感じだよ。
水筒に入れて持って帰りたいぐらい。
ではでは、ごちそうさまでした。
高野口ノ湯でまったり体を温めましょうよ。

さてさて、続いてやってきたのは先ほどの蕎麦屋から車で10秒。(10秒って目の前やん!)
ここは2024年12月にオープンしたばかりの銭湯の駐車場なんですな。

駐車場に車を停めて、これまた住宅街を進んで行くと・・・


あったあった!
日本初!空き家バンクの古民家をリノベーションした銭湯「高野口ノ湯」

この銭湯を作るきっかけのエピソードがこれまたジーンと胸を打つエピソードで、ぜひ来てみたいと思っていたんだな。
この銭湯の運営代表の方が地元を散歩をしている際、地域のお年寄りの方達と何気ない会話をするんだけど、そのお年寄り達はお風呂を沸かすのがおっくうでお風呂キャンセル界隈となっていることに気が付いたそうな。
これではいかんと誰でも気軽に通える銭湯をこの町に造ろうと人肌抜いたということだ。
なんとも応援したくなるエピソードだと思わない。
全国ではどんどん銭湯が廃業しているというのに。

銭湯の玄関を入ると休憩スペース。
古民家らしいシックでモダンなスペースとなっている。

入浴料は大人490円。
サウナをあるみたいだね。
キャッシュレス決済にも対応しているのはありがたいよね。

さてさて、それでは入浴、入浴と。


おお~これまた味のある脱衣所だこと。
ザ・昭和テイストが1周まわって今ではモダンに感じるわぁ。
こだわったんだろうね。

各ロッカーに花札の模様があしらわれてるのもナイスアイデアだよ。


お風呂はこんな感じ。
メインの湯船の横に炭酸風呂があり、その横にサウナ、さらに奥に小さな露天風呂があるかんじ。
湯船につかる至福のひと時だ。
平日の昼間ということもあり人は少なめ。
うれしいのは平日でも10時からオープンということだ。

ちなみに縁側っぽいスペースもあった。
かつての旅館がそのままカフェになった「葛城館」を満喫

さてさて、続いてやってきたのは本日のメインスポットである「葛城館」。
ここ、JR西日本「高野口駅」の目の前にドドーンと建っているんだよ。
駅前には住宅しかないのにこの建物だけ異世界感がとんでもないことになっている。



田舎とはいえ、駅前の一等地にこのほどの旅館がそのまま残っているとは奇跡だろうに。
ガラス張りの木造三階建で、この建物の目の前がもう駅前のタクシー乗り場なんだぜ。
都会なら絶対コンビニになっているような場所なんだ。


その昔、これほどの旅館が商売をしていたとは・・・
高野山参りでどれほど、この界隈が賑わっていたか。
今では想像も出来ないが、ロマンがあるよね。

「葛城館」に入るとまたもやビックリ!
迫力のあるこの大階段。




思わず「広すぎるやろ!」とツッコミたくなる大きな玄関。
どうやら2階、3階がカフェスペースらしい。

さて、2階に上がってテーブル席に案内してもらった。
建物がガラス張りないのですごく見晴らしがいい。


周りを見渡すと、どうやらご近所の方の憩いの場となっているもよう。
子育てママやシニア夫婦がチラホラと。

注文したのは抹茶のチーズケーキとブレンドコーヒー。
こういう場所ではみんな大声で会話をしないんだな。
みんなひそひそと会話を楽しんでいる。
風呂上りに甘いものはたまらんね~。
お店の方に撮影許可をいただくと、3階も撮影してもらっていいですよ。
ってことだったので食後に3階を撮影させてもらった。




この解放感が素敵だわ。
千と千尋の神隠しの油屋みたい。





まさか、こんなに建物を見学できるとは思ってもみなかった。
もっと他府県でも有名なスポットになってもいいのになぁ。
いやいや大満足ですよ。
高野口駅周辺をブラブラ散策




ちょっと裏路地に入ると、昔の建物が残っている。

こちらは現役で営業されている文房具屋さん。
こういうお店はもうあまり見かけなくなった。
私が小学生の頃は学校近くにこのような文房具屋さんがあったものだが。
プラモなんかも売ってたりしたものだ。


高野街道の道なんだけど、この坂の名前がちょっとあれなんだ。

「ババタレ坂」だとよ。
なんでこの名前になったんだ。
明治33年紀和鉄道(当時)高野口駅が開設されて以来、高野山への本道として賑わい、多くの参詣客が徒歩や人力車で通ってところです。
高野山の杉材を九度山町入郷の営林署からJR高野口まで牛馬によって運ぶ際に、駅手前の急な坂で牛馬がババをしたために、この先の天上川に架かる橋までが「ババタレ坂」と呼ばれるようになりました。
そのままかい!

町を散策していると「街中にある木造校舎」高野口小学校とな。
ちょっと行ってみるかな。

やってきました木造校舎の小学校。

雰囲気あるなぁ~なんて思いながら校舎を眺めていると・・・
子供たちの声が聞こえる。
そして父兄さんと思われる人たちが廊下を行き来しているんだが・・・
まさか現役の小学校?
私、勝手に入れちゃっていいの?




校舎内には入らず、校舎の周りを散策していると、どうやら今日は子供たちの発表会のようだ。
観光案内にも掲載されていたので、てっきり廃校の学校かと思いきや。
昭和12年に建てられた学校で木造校舎としては日本最大級の現役校舎だそうだ。
っていうか、知らぬおっさんがたやすく校庭内にはいれてもいいものだろうか。
まとめ
いやはや、高野口駅周辺だけでこれだけの見どころスポットがあったとは。
やはり旅とは行ってみないわからんもんだ。
中には高野山参詣帰りに立ち寄る客人もいるそうな。
みなさん、高野山帰りにぜひぜひ、高野口駅散策してみてくださいな。
ってことで今日はこれまで。
ではでは。