
CREATIVE MUSEUM TOKYOで開催中の『大カプコン展』東京会場に行ってきたぞ!
カプコン歴代タイトルの企画書や原画にポスターにパッケージ、「技術」を体感できる数々の盛り沢山なイベントで会期は2月23日まで。今後は新潟と滋賀での開催が控えている。
滑り込みで平日に行ったので会場は空いててゆっくり回れたぜ。

入るとまず大スクリーンで歴代カプコンキャラが大行進するパレードがお出迎え!迫力あってしばらく見入ってしまう。
逆転裁判の歴代主人公が歩くところがやっぱりグッとくるな。出勤風景かな?

ロックマンのパートではちゃんと熱斗くんも登場だ。

アマテラスはちょっと線が太かったり、レッドアリーマーが飛んでたり。新規アニメーションで見応えバッチリ。

最初のコーナーはカプコンの歴史を振り返るヒストリー。
歴代作品のタイトルロゴがズラッと張り出されている!50音順でメジャーからマイナーまでしっかり網羅されているぞ。

となると出来るだけマイナーな作品や、一作限りで終わった作品を探したくなるもので……DSで出た『株トレーダー瞬』じゃねーか!株を題材にしたアドベンチャーゲームという異色作である。この頃はコナミもDSで『株式売買トレーナー カブトレ!』なんてゲーム出してたり、流行ってたのかな。

うおおおおおおおおおお!『エルドラドゲート』!
短編RPGをマンガ雑誌感覚で隔月に1本販売し、壮大なストーリーを描くプロジェクトだったが、展開中にドリームキャストの製造中止が決定。全7巻に短縮してなんとか完結という、マンガ雑誌はマンガ雑誌でも打ち切りマンガになってしまった夢の大河RPGだぜ!天野喜孝がキャラデザやってたんだよなぁ。

50音順だから『2010ストリートファイター』が本家ストリートファイターシリーズと離れた場所にひっそりある!
『ねっとdeテニス』だ!『カプコンスポーツクラブ』のテニスだけをオンライン対応にして、当時のセガ公式通販ドリームキャストダイレクトのみで販売したレアソフト!
と、ここだけでも結構時間を使ってしまう!

年表コーナーではパネルにゲーム機が直接取り付けてあった。
カプコン的にはやっぱりスーパーファミコン版『ストリートファイターII』が大きいよね。

燦然と輝くハリウッド映画『ストリートファイター』公開!
今でもサブスクで見られててかなり儲かっている話を聞いたことある。

年表で追うと『鬼武者』『ロックマンエグゼ』『デビルメイクライ』『逆転裁判』が発売されてる2001年が黄金の世代過ぎてヤバ過ぎる。

有名シリーズを作品ごとに紹介する系統図も。
バイオから恐竜、戦国、スタイリッシュで派生していくの色々ぶっ飛んでいる。

こちらは各シリーズの主人公のイラストや設定画像を紹介するコーナー。
ロックマンのフィギュアは2015年に出たもの。出来良いな。

『ヴァンパイア』代表はモリガンだった。まあそうなるか。

リュウのコーナーに汚すぎる道着が飾ってある!年季の入った汚れっぷり。何で使われたやつなんだろうか……?

歴代のポスターやゲームパッケージも大量展示。
やっぱり『ストリートファイターII』と言えばこれだよなぁ!

『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』に『私立ジャスティス学園』に……。
この時代のカプコンゲーのビジュアルは圧倒的にパワーがある。

今となっては貴重なファミコン版のパッケージも!
ロックマンは最近このパッケージ使ったグッズを出してくれて嬉しい。

ゲェーッ!北米版ロックマンまで!?
濃い顔!変な黄色いスーツ!ズレた頭部!見れば見るほど変な背景!有名過ぎて定期的に公式でいじられる問題作である!生で見れるとは……!
こういうヤバい北米版パッケージもいっぱい展示されてたのがゲキアツだった。

めっちゃ普通の西洋鎧になっちゃってる『超魔界村』に……。

リュウを倒したブランカが春麗に襲い掛かる!という謎シチュエーションの『ストリートファイターII』!

そして「こんなに分かりやすくアメリカンになることある!?」と叫びたくなる『ブレスオブファイア』!竜の遺伝子じゃなくてコナンザグレートの遺伝子が入り込んでいる。
北米だとスクウェアから出てたんだなぁ。

北米版『ロックマン2』のメインビジュアルも飾ってあってちょっと凄すぎる。
誰だよこのツルツルのメタルおっさん!

時代が進んで『ロックマンX』になると、顔がちょっとむくんでる程度で助かっていたぞ!

『ロックマンDASH』は何故か後発の64版で展示。PS版はパッケージが地味過ぎて意味不明だからだろうか。

こないだ渋谷パルコのゲームイベントでも見た『鉄騎』も展示してあったぞ!
もう出来ない狂気のロボットゲームだぜ……。どんな判断で企画通したのか知りたい。

資料だけでなくカプコンの技術を分かりやすく展示してあるのも見応えあった。
これは新旧の波動拳の制作過程をまとめたコーナー。昔はデザイナーが一人で制作していたけど、今は工程がこんなに細かくなっている。

レバー入力で実際に波動拳を体験だ!比べるとリュウのスタイルも含めて分かりやすい。
子供の頃はスーファミのスト2で波動拳を撃って、今はスト6で波動拳を撃って……多分俺は死ぬまでどこかで波動拳を撃ち続けるんだろうな。

半透明表現の創意工夫なども紹介。

当時のハードには半透明機能が無いので、点滅させたり、絵に小さい穴を空けることで半透明表現を実現した……というのを、ダルシムのヨガファイアーを例に展示。知識が無くても一目で分かる!

ドット絵のコーナーではロックマンのドット絵がどう描かれているかを紹介!

使用パレットや1画面に表示できる色の数など。図で解説されているぞ。

この敵キャラ紹介に使われているアクリル、そのままグッズとして売れそう。
と思ったら物販コーナーで販売されていたぞ!さすが大阪の企業である。

初代ロックマンの巨大ボスであるイエローデビルは、ゲーム上は体のほとんどを背景として描いている。
というのは有名だが、実際どう動かしているのか?を改めて解説。なるほどなぁ。

ドット絵打ちを実際に体験できるコーナーも!キャラを選べたのでラッシュを打ってSランク!これのどこがSランクなんだぁ!?
時間内に指定された箇所を高速タッチしてドット絵を完成させるというアトラクションなので、ドッターというよりケンシロウの気分になる。
今は修正されているが、完成したドット絵が全部モリガンになるバグがあったらしくて笑った。

カプコン車内に伝わる「あやしい美術解剖図」も公開!これは貴重だぜ!

春麗やダンテの等身大立像を使ったプロジェクションマッピングも。

真っ白な立像に映像を投影し、3Dのキャラクターがどう作られているか視覚的に見せているのだ。

でっけぇアタリ判定解説コーナーも!

こちらは『ファイナルファイト』の地下鉄ステージを再現した休憩スペースだ。あんまり心休まらない休憩スペース。
手前からコーディーやハガーがやってきたら立ち上がって戦わないといけないじゃん!

企画書やラフスケッチを展示したコーナーでは貴重過ぎる資料が満載!

まだライトとワイリーじゃなくてホワイトとブラウンだった頃のロックマン!

試行錯誤を重ねた武器チェンジの案なども。よくこんな資料残ってたなぁ。

うおおおおおおおおおおお!『ブレスオブファイア』シリーズのラフスケッチ!

3好きなので嬉しすぎる。
この辺のラフスケッチの数々は東京会場で大量に追加されたもののようだ。

『ロックマンX』もあるぞ……ッ!

初代パッケージイラストのラフはさすがに背筋が伸びて体が震える。

この塗り!手の跡が見えて圧倒されるわ。これを生で見れて本当に良かった。

『ストリートファイターII』の原案、ロゴは完成してるけど「天下一武道会(仮称)」とか書いてあり、あまりにも原案が過ぎる。

『ストリートファイターII』の背景スケッチも大量に展示だ!サガットステージで寝そべってる仏像もあった。「実はシャドルーのロボット兵器でした」というゴエモンインパクトみたいな後付けがされたやつ!

ZEROシリーズのリュウとケンだ!
若々しくてアニメタッチなビジュアル好きなんだよなぁ。

そして資料として見るとレインボーミカのどうかしてる感が強まる。

ラフスケッチはかなり雑多な展示だが見所多すぎてヤバい!

『ロックマンDASH』もあったッ!左はPSP版の時のイラストだな。
『ロックマンDASH』、色々あったから展開し辛いのは分かるが、あんだけコブンのグッズを擦るんだからそろそろ移植くらいしてくれよな!『流星ロックマン』まで移植されて、そろそろ移植するロックマンも少なくなってきたし!

会場の終わりには『逆転裁判』の法廷を模したフォトスポットがあった。

撮影用の『異議あり!!』も置かれているぞ!
「法廷に置きっぱなしにしないでください」って注意書きが笑える。
出口付近にはカプコンへのメッセージを書いて貼り出せるコーナーがあるのだが……。

カプコン関連クリエイターのメッセージも多くあり、西村キヌのフルカラーイラストもあるので気を付けないと心臓が止まるぞ!

会場横のカフェではコラボメニューも展開中だ。
ドリンクバーが回復アイテムをイメージしてあって、グリーンハーブとかE缶とかになってるのが面白かった。ボス戦でもないのにE缶のガブ飲みが出来る!
BGMも色んなカプコン作品になっているんだが、たまに『逆転裁判』のBGMである『異議あり!』が流れるので「揉め事か?」ってなる。

俺が注文したのはロックマンvsイエローデビルカレー!お値段1890円……ッ!カプコン価格だ!
ロックマンがプリントされたモナカを配置して戦いを再現できる。量はちょっと少なかったが美味かったぜ。最終的に勝つのはロックマンとイエローデビルの双方を胃に収めるプレイヤー。

注文すると貰えるコースターもゲットだ!

物販で図録を購入して俺の大カプコン展は終了!
図録本体が3960円で、それを入れるクリアケースが1100円なのはちょっとビックリしたな!とはいえ良いものである。
イベントは貴重な資料満載で大満足!
専門技術を映像やパネルで分かりやすく紹介もしているから素直に感心できる。今回1人で行ったので体験しなかったが、動きに合わせてカプコンキャラが動くモーションキャプチャー体験コーナーや、表情の変化に連動してモニターに映ったカプコンキャラの顔が動くフェイシャルトラッキングミラーなどなど。アトラクションとして体感できるコーナーも多数だ。
ただの展示イベントではなく、カプコンの歴史を浴びながら、楽しく技術を学べる展示になっているのが良かったね。東京会場は23日で終わってしまうが、新潟と滋賀でも開催されるので行ける人は是非!