ギアビツ | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『Gearbits(ギアビツ)』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはNintendo Switch版ね。
パブリッシャー:FUZE Technologies
機種:Switch/PC
ジャンル:アクション
発売日:2025/9/25(Switch)2023/10/10(PC)
価格(税込):1200~2980円
PS1~PS2辺りを思わせる雰囲気の3Dロボットアクションだ。
自分なりにカスタマイズした機体で、大量の昆虫型クリーチャーや敵ロボットを倒す内容になっているぞ。
ちなみにNintendo Switch版が値段高いのはDLCも収録してるからだと思われる。それでも割高だが!
雰囲気や操作感、ロボット作品らしいシチュエーションは良い感じなんだが、ステージ構成やバランス面がイマイチ……!いまいち燃えないロボゲーになっていたぞ!

舞台となるのは遠い宇宙のコロニー惑星群。人類は「レトピッド」という昆虫型のクリーチャーと戦争を繰り広げており、それに乗じて人間の盗賊団も暴れていて状況は悪い。プレイヤーは新米兵士となり、仲間と共に成長しながらレトピッドや盗賊団と戦っていくストーリーだ。

翻訳は微妙で、まあ意味は分かるが……くらいのレベル。
敵だった科学者がスルッと味方になって重要ポストに就く流れで混乱したんだが、これは翻訳が悪いのか元のシナリオが良くないのか不明。

ミッションは20+DLC。
操作する機体と武装を選択して出撃だ。装備できる武装は最大3つで、更に機体毎に固有の武装が1つある。
機体と武装を選ぶだけなので細かいカスタマイズは出来ないが、機体毎に搭載できる武器の最大重量が異なるし、ミッションに合わせた武装が重要なのはしっかりロボゲーしてる。

メカがどいつもこいつも絶妙に弱そうな量産機デザインなの結構好き。

NPCの仲間と一緒に戦うミッションも沢山あるぞ!
絶妙に頼りない見た目の仲間達だが、仲間は撃墜されない仕様なのでかなり頼りになる。指示とかは一切出来ないので勝手に頑張ってもらおう。
各機援護しろ!とどめは俺が決める!!

ロボットアニメ的なお約束はきっちり押さえており、仲間との共闘、押し寄せる敵の群れから都市を守る決死の防衛戦、味方の砲撃支援や補給物資を活用しながらの激戦、新型機体と一騎打ちする模擬戦などなど。それっぽいシチュエーションが盛り沢山だ!

この手の3Dロボットアクションはノウハウが無いと操作性がぎこちなくなるが、程良く重さがありつつ軽快なのでしっかりしてる。煙を吹いて飛ぶミサイルや爆発のエフェクトなども遊んでいて気持ち良いね。

一方でミッションのバランスやテンポはかなり悪い。
大量の昆虫タイプを相手にするミッションはクリアまでに200体くらい倒す必要があるので、複数の敵を巻き込める爆発系の武器は必須。なのに爆発系の武器がどれもこれもショボいため、逃げ回りながら豆鉄砲でプチプチプチプチ潰す作業を強要される。
最終決戦で手に入る最強レベルの武器で、ようやく爆風が普通になるレベルだ。

メカ相手の戦闘だと中盤から敵の攻撃力が跳ね上がり、一発で大ダメージになるミサイルが四方からドカドカ飛んでくる。
そうなるとこっちも逃げながらミサイルで引き撃ちしまくるしかなく……。遊んでいて面白くない!
ライフルやマシンガン武器のロックオン範囲が狭すぎるので、複数の敵を相手にするのにも、ギリギリで攻撃を避けながら狙い撃つのにも向いてない。

右上のレーダーに敵の高さを表示しないので、地形が入り組んでる洞窟系のミッションだと敵がどこにいるか分かり辛い。死角から群れにタックル喰らって体力をゴリゴリ持ってかれることも多数。

この手のアクションだと遊んでいて面倒な防衛ミッションがやたら多いし、変な特殊ミッションも色々ある。
虫を群れから1匹だけ孤立させて、スプレーかけてビーコンを打ち込む作業を複数回やったらクリアとか、何が面白いんだこれ!?
最終的に四方からミサイルが飛んでくる中で、移動するトラックを防衛。トラックから一定以上離れて数秒経過すると爆発して死ぬミッションとか始まる!
『ダマスカスギヤ-東京始戦-』でもこんなクソミッションねーぞ!
チェックポイントが細かいのでやり直しがしやすいのは長所だし、敵がボスだけのミッションで、高火力の近接武装持ち込んで強引にクリアするのとかはまあ楽しいが……。

ストーリーも後半は昆虫との戦争そっちのけで、クソ上層部がひたすら嫌がらせしてくる展開が続くし、やってること普通に悪い盗賊団が、なんか憎めない連中くらいの立ち位置で収まってるのも納得いかねぇ……!

とりあえず6時間以上遊んで本編クリア。DLCやる気力は無かった……。
「ロボットアクションでこういうステージ構成とシナリオ展開は嫌だよね!」
ってのを正面からガンガンやってくるゲームで、割とロボゲー分かってる人が作ってる手触りなのにどうしてこうなった!?単純にザコ敵の種類が少ないので、その範囲でなんとか起伏を出そうとした結果だろうか。
色々勿体ないゲームだった!