『代筆屋ワールドワード』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはSwitch版ね。
パブリッシャー:わくわくゲームズ
機種:Switch
ジャンル:アドベンチャー
発売日:2025/11/27
価格(税込):1500円
秘密結社マテンロウ計画が手掛けるアドベンチャーゲームだ。
『秘密結社マテンロウ計画』と『代筆屋ワールドワード』だと、前者の方がゲームタイトルっぽい気がする。
どんな手紙でも代筆してくれる代筆屋となり、次々にやってくる依頼に応えていく。ただし、シメの文章を何故かルーレットで決めるシステムになっているので、高確率でハチャメチャな手紙が完成!終わり悪ければすべて悪しのカオスを楽しむゲームだ。
ドットで表現されたクセ強な登場人物も含めて、明るく楽しい内容で面白かったぞ。

物語は全5章構成で、先輩バイトであるモノから仕事を学びながら、新人として代筆を行っていく。多少の会話差分はあるが基本的には一本道だ。
現代とファンタジー世界を足したような世界観で、異種族なども普通に登場する

仕事はラブレターから新商品の宣伝、謝罪文、新曲の歌詞など様々。

代筆する手紙はオートで書かれていき、途中までは至って真面目な内容だ。
しかし主人公は気分屋で、最後の方になると急に投げやりになる性格。シメの文章になるとルーレットが発動し、単語や接続詞、意味不明な絶叫などを組み合わせたカオスな手紙が完成だ!目押しできるので良い感じのシメに出来れば依頼成功となるが、基本的にはハチャメチャな文章が出来上がって失敗になるぞ!
どっちにしろストーリーは進むし、セリフは変化するが大筋には影響ない作り

こんなふざけた店に依頼するだけあって、やってくるのはクセモノ揃い。
七股して炎上した配信者、兄にガチ恋してるストーカーの妹、法律をぶっちぎった新製品を開発するマッドサイエンティストなどなど……ヤベー奴が続々でワクワクしてきたぞ!
七股してる配信者は、付き合ってる奴もう一人増やしてヤマタノオロチにでも改名しろよ!

そんなわけで七股の配信者の謝罪文を書くぞ!
シメの文章は「超!土下座しま~す(笑)」にしとくか……。

包み隠さず、心からの素直な言葉も必要だよな。二枚目は「どうか私にスパチャくれ!(ドン)」で行こう。
よし!上手く書けた!謝罪配信でこちらの文章をお使いください!

チャンネルが消えている!どうして……。

注射すると筋肉を増強するヤバそうな薬のPR文を考えるぞ!購入者の声を代筆だ!
「オ……オ……コロシテ……(銃声)」

そんなことを繰り返すゲーム!
依頼人はヤベー奴ばかりで「これは失敗した方がよくね?」と思うことが多いし、代筆屋の店長はイカれた手紙を出すほど大喜びしてボーナスを支払う狂人。気兼ねなく他人の人生で遊ぶ配慮が行き届いている。
店長、怒り狂った依頼人がカチコミに来てもワクワクしてるから肝が座ってるわ。

2話からは執筆の前に探索パートが入るようになる。
街を回ってルーレットに使える言葉を集るパートで、登場キャラとの交流や買い物も楽しめる。

かわいい店員さんが待っているショップでは、便箋など様々なアイテムを購入可能だ。
プレゼントを渡すことでプロフィールをアンロックし、意外なヒミツが読めるようになる要素もあるぞ。

このゲームで人気キャラランキングやったら、トップは店員さんか巨人族のみうの二択になりそう。
何かある度に「こう!だから」で脅してくるのが怖くて面白い。

メイドカフェではコーヒーやポテトをテイクアウト可能。ドンペリもあるのでここが給料の使いどころ!
コーヒーの値段が6Cの世界観で、ドンペリが2000Cは凄まじい値段だな!いや、コーヒー600円でドンペリ20万って考えたら現実でもこんなもんか……?

コーヒーやポテトは執筆のお供にいいね!
と買ってみたら、こぼしたり油が付いたり、手紙を鮮やかに彩るトッピング用アイテムだった。便箋と組み合わせて、キミだけの最強デコレーションレターを作ろう!
やっぱりこのゲームで一番ヤバいの主人公だと思う。

ちなみにオプションでチートをオンにすると、ルーレットでは無く、自分で単語を組み合わせて文章を作れるようになる。
依頼成功パターンを手軽に見たい人、ハチャメチャな手紙を自力で追求したい人は活用しよう。

簡単なゲーム内実績を解除して(一部、爆速で執筆作業に入ることを心掛けないと取れないものがある)、クリア後に解禁されるエンドレスモードまで遊んでも2時間くらいの短編。
徹底してコミカルでハチャメチャなのに代筆をテーマにしたゲームとしてまとまってるし、キャラに一枚絵、背景、UIまで可愛いドットで仕上げてある。耳に残るポップなBGMも良し。
「ウィルズベリー共和国、首都イードには不思議な店がある。」の一文を各エピソードの導入など頻繁に使うところも好きだな。こういうのがあるとシナリオが引き締まるのだ。
キャラの可愛さとコンセプトが気に入ったら買って良し!な1本でした。