デバッグデッドライン | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『デバッグデッドライン』のレビュー行くぜ!
メーカー :わくわくゲームズ/OTL GAME
機種:Switch/PC
ジャンル: ホラーコメディゲーム
発売日:2024/12/16(PC)2025/8/7(Switch)
価格(税込):500円
バグだらけのホラーゲームをプレイし、発見したバグを報告していくゲーム。『ラブラブスクールデイズ』を手掛けたOTL GAMEの最新作だ。
ネタだらけの間違い探しADV値段分は楽しめたけど、詰めればもっと面白くなりそう……って感じの一発ネタだった!

「ドキドキゲームズ」なるゲームメーカーにデバッグ要員で雇われた主人公。
実態はプログラマー1人で10件以上のプロジェクトを同時進行するゲキヤバゲームズだったため、完成間近のホラーゲームはバグだらけ!死ぬ気でバグを見つけるしかない!
という、本当に怖いのは人間だったんですね……を初手でかましてくるストーリー。
ゲーム内でのデバッグ作業と、ゲーム外でのプロデューサーや同僚との会話が並行して進む構成だ。

社内にはバグにちなんだ謎のトークセッションの告知や格言が貼ってあり、大分正気を失っているのが分かる。ちょっと気になるじゃねぇか「バグ見つけ方改革トークセッション」。

主観視点のADVで、会社でPCを調べるとホラーゲーム内でのバグ探しパートがスタートだ。

あちこち調べてバグがあったら「バグあり」のチェックを付ける。
バグをすべて見つけたと思ったら一日を終了させる。一定以上チェックミスがあると翌日にゲームオーバーだ。これを繰り返して物語を進めていく。
間違い探しゲーム的な作りだが、舞台となる日本家屋は二部屋+廊下なのでそこまで広くない。調べられる場所が決まっているので、場所を覚えてスタート地点から虱潰しに一回りすれば見つかる。
基本的に一度潰したバグは再発生しないのも親切だ。本作の一番ファンタジーな部分はここかもしれないね……!

スタート地点にいる西村さんに話掛けるところから毎日のデバッグ作業ははじまる。
こんなおっさんが出て来るホラーゲーム無いと思うからバグかな?と思ったら実在ゲームキャラおじさんだった。遊んでると段々愛着湧いてくる。

いかにもホラーな不気味な放送、不気味なビデオ、不気味な鎧武者にと意味深な要素が散りばめてある。が、同じプログラマーが担当している別のゲームのデータが混入してる設定なので、バグというよりカオスな状況変化を楽しむノリが強いぞ。

いきなり机の上のロボがビームをぶっ放してゲームオーバーに!

いきなりかまいたちの夜がはじまった!
座標ミスのようなバグらしいバグもあるものの、基本的にこんなのばかり!
正直ギャグとしては平均50点くらいのクオリティだが、しょうもなさすぎて笑っちゃうこともしばしば。ちなみにジャンプスケアもあるのでちょっとビックリする。

クリアまでは2~3時間くらいかな?
構成は面白いんだけど、ホラーゲームパートのストーリーやキャラクターは「あくまでもデバッグ作業で一部をプレイしてるだけ」なので細かく掘り下げられず、語られる失踪事件の真相などは明らかにならない。主人公が働くゲーム会社の人間模様もかなり投げっぱなし。どちらにも面白くなりそうな要素があっただけに惜しい。エンディング分岐がさすがに攻略情報無しだと気付くのキツかったぜ。
最初にも書いた通り、500円で買える一発ネタのバカゲーとしてはそれなりに楽しめるので、ノリが好みなら!