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【レビュー】雰囲気良し!水彩画タッチ&ロトスコープで表現する短編ADV『Dear me, I was...』【Switch2】

 

Dear me, I was ... | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『Dear me, I was...』のレビュー行くぜ!

 

メーカー :アークシステムワークス

機種:Nintendo Switch2

ジャンル: インタラクティブアドベンチャー

発売日:2025/07/31

価格(税込):850円

 

アークシステムワークスがSwitch2で送る完全新作の短編アドベンチャーだ。アートディレクターは元CINGで『ウィッシュルーム』などを手掛けた金崎泰輔氏。

 

3DSを代表するシナリオ未完結ぶん投げADV『-CHASE- 未解決事件捜査課 〜遠い記憶〜』以来のタッグとなるぞ。この話はあんまりしない方がいいかもな……!今回はちゃんと完結してるのでご安心を!

 

 

テキストもボイスも選択肢も無しの一本道。映像と、時折挟まるプレイヤーの操作だけで物語を魅せるインタラクティブアドベンチャーだ。

ビジュアルは実写を元にアニメーションを制作するロトスコープで表現されており、そこに金崎泰輔氏らしさのある水彩画タッチを乗せてある。

 

 

物語は1人の女性の人生を描くもの。幼少期から始まり、学生時代から大人へと進んでいく。

 

 

水彩画タッチのアニメーションが素晴らしく、セリフが一切無くても主人公の青春模様が伝わって来て甘酸っぺぇ~~~~ッ!

少しずつ色付いていく人生の表現が見てて気持ち良いし、紆余曲折の描写もしみる。

 

人生を追う構成なので主人公は成長して見た目がどんどん変わっていくんだが、笑い方で「同じ人だ!」とすぐ分かる表現力が見事だった。変わらない泣きぼくろもあるので、ここら辺は混乱しないように意識してあるんだろうね。

 

 

インタラクティブ要素はカーソルを動かして箱を開けたりご飯を食べたり、画面をなぞって絵を描いたり。人生が進むと食事が変化していくなど、最後までやるとやりたいことは分かるが、かなり取ってつけた感があり、主人公以外の行動を操作する箇所があるのも気になった。

 

 

クリアまでは40分ほど。

ほぼ基本見ているだけのゲームでテキストやボイスも無いので、雰囲気の良さ以外で語れることが少ないぜ……!

 

水彩画タッチ&ロトスコープの表現力で、短いながらも「人生を描く」内容が鮮やか。不幸の入れ方が逆方向に都合良すぎるところはあったが、人生はそんなものかもしれない。彼女は何を想っていたのか。想像しながら読み進める味わい深さがある。

 

ただ、短編ADVというよりは短編映像作品として見た方が良さそうな作り。現状はSwitch2独占だが、特にSwitch2の機能を使ってはおらず、言葉も無いゲームなのですぐにSteam版が出ちゃいそうである。個人的にはまあまあくらいの評価だが、エンディングがバシっと決まってる点は気に入ってる。

 

PV見て雰囲気が好みならば買って良し!

 




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