スゴイツヨイトウフ | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『スゴイツヨイトウフ』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:Phoenixx Inc.
機種:Switch/PC
ジャンル:とうふアクションゲーム
発売日:2024/10/2(PC)2025/2/13(Switch)
価格:550円
とうふになってゴールを目指す。唯一無二のとうふアクションだ!
ゾウノアシゲームズによる個人製作のインディーゲームで、バンナム主催の「第1回GYAAR Studio インディーゲームコンテスト」入賞作品。豆腐の力で入賞をもぎ取った。
一見すると出オチだが手触りと難易度が絶妙で、凝るところは凝る!という作り込みもバカゲーとしての完成度を高めている。油断ならないとうふだったぜ。

木綿、絹、高野から一丁を選んでゲームスタート。ゲームレビューで「一丁」って単位使ったの初めてかもしれん。
柔らかい豆腐を操作するゲームだが、高野豆腐は堅いので高所から落ちても壊れないので初心者向き。絹豆腐は滑りやすいので上級者向け。木綿はその中間な標準的豆腐となっているぞ。
幅広いユーザーが楽しめるようになっている。アクションゲームに慣れてる人なら最初から絹豆腐を食っていいバランス。

操作もゲームも非常に単純。
方向スティックで移動!移動+ボタン長押しで方向を定めてジャンプ!以上だ!

障害物や穴を避けながらゴールであるお椀に飛び込むと「とうふになった」と表示されてステージクリアだ。分かるけど分からない……!どういうことだよ!?
ゲーム中は「とうふになれ」というメッセージが繰り返され、プレイヤーの意識下に豆腐をすり込もうとしてくる。左上の制限時間が「消費期限」になってるのも細かい。こういうネタがあらゆる場所に詰め込んであるのだ。

敵の断末魔が「とうふが好き」で、こっちを食べた時は「とうふをたべる」。すべて豆腐が基準になっている世界。
ボタン長押しでジャンプを調整して敵を体当たりで吹っ飛ばしたり、穴やノコギリの隙間を狙って連続ジャンプを狙ったりする構成で、敵を倒した時の気持ち良さや、1ステージの短さとバリエーション豊かなステージギミックで飽きさせない。
「豆腐なので高所から落ちると割れて死ぬ」というのも納得感があるし、ゴリ押し防止のアクセントとして機能してる。空中でちょっとだけ豆腐を動かせるから微調整もしやすく、動かしてて快適な豆腐になっているね。
やられても一瞬で復活するからストレス無し。復活が早すぎて、前の豆腐が破裂してる最中に次の豆腐が動かせる。死を置き去りにして豆腐は前に進んでいく。

大仰な演出のボスに、いきなり油揚げに変身して進むステージに……。とにかくプレイヤーを飽きさせないことに全振りした構成だ。
任天堂作品のパロディ多めなのも遊んでいて楽しいところだったね。

乗ると落ちるちくわブロックじゃねーか!そのまんま過ぎる!
オリジナルが謎の存在過ぎるので、むしろ豆腐ゲーである本作の方がしっくりきちゃう。

ゲームに一区切りつく度に、豆腐作りの実写ムービーが挿入されるのもスゴイ。妙にソフトの容量がデカいと思ったらこれのせいかよ!
ちゃんと豆腐屋さんの協力を得て撮影したものでカメラワークなど本格的だ。

ステージクリア毎に豆腐のトリビアが表示され、終盤になると段々苦しくなっていくのも見所。
BGMも良曲揃いで、手掛けているのは数々の任天堂タイトルに関わった永松亮さん!どことなくスーファミ時代のアクションゲームを思わせるワクワクした曲が多い。エピローグの、静かなイントロから段々メロディーが増えていく曲はかなりそれっぽい雰囲気。
メインテーマはバリバリのイントロ、「豆腐!豆腐!」を繰り返すコーラス、豆腐屋のラッパのメロディーが織りなすハーモニーが斜め上のカッコ良さだぜ!

真面目にバカなことをやる!
を貫いたゲームで、おバカだけど豆腐とアクションゲームに真面目に向き合ってる。
手触りの良さとスピード感が素晴らしく、やたら豪華な実写ムービーも含めて550円は安い。難易度はそこまで高くなく、クリアまでは1~2時間くらいでゲーム側からのやり込み要素も無いが、短時間で完全燃焼できるゲームとして満足度高かったぜ。
「こういうアクションゲーム、いいよね」という豆腐のような安心感があるゲームだった。
「桜井政博のゲーム作るには」をだれよりも活用してゲーム作った|トモぞヴP
開発したトモぞヴPさんによると、YouTubeで公開されている「桜井政博のゲーム作るには」を参考にしまくったそうで、クリア後に記事を読むと非常に面白い。桜井政博の技術は豆腐作りにも生かされていた!