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【日記】合唱コンクールで涙が止まらなかった件(48歳になってもHIPHOP入門㊽)

2025年3月某日 歌いたくない君も、歌っちゃう君も

娘の中学の合唱コンクール。行ってきました文化会館。そして、ガン泣き。歌っていいよな。自分に心があったことを思い出せるよ。誰かが発した心の震えが、自分に届いて共鳴する。泣いちゃうよ。

 

こちとら、母たちのバイオリンの発表会ですら泣けるぐらいの、涙腺守備力ゼロ人間なのよ。そんなの、中学生がエモワード響かせてきたら、太刀打ちできないでしょ。「明日へ」とか「友よ」とか「空に」とか「探して」とか「遠くへ」とか、そういうワードを連続で浴びせられたら、決壊待ったなしじゃないですか。

 

それにしても。どうせ感動するに決まってるのに、いざその時になるまで、まったく油断してたのが不思議なんだよな。というか、毎回忘れる。感動しそうなイベントが前もってスケジュールされてたとしても、「めんどくせえな」としか思えないし、当日を迎えても、「今日という1日に、ガン泣きするようなことなんてどうせない」と無意識に決めつけちゃってるのよ。ただでさえ「涙腺守備力ゼロ」なのに、油断してるから守備する気もない、というか。

 

開会して最初に、3学年の生徒全員で歌うんだけど。その時点でもうガン泣き。若者たちの、生命の輝き、魂の瑞々しさが伝わってくる。次に、1年生が学年全体で歌う。なんなんだ、この感動のたたみかけ。子どもたちを応援したくなる気持ちのこみ上げ。歌うと、勇気が出るよな。勇気が出ると、「あれ、私って勇気が必要だったんだ。ひょっとして、心細かったのかも」って、心の弱さにも気づける。その心細さを噛みしめた上で込める勇気、伝え合ってくれ。響かせ合ってくれよ。泣いてないよ。こんなに泣くわけないよ。花粉症で鼻水出てるだけだよ。

 

…と、クラス発表の前にもうお腹いっぱい。娘たちのクラスの出番は3番目。不思議なもので、自分の子どもの発表となると、逆にあんまり感動しない。欲が邪魔するのかな。最初の挨拶が若干スベってた、とか、音程が安定しない、とか、姿勢が自信なさそう、とか、心配ばかり先立ってしまう、というか。


あんまり普段考えたことなかったけど、「コンクール」として、「勝ち負け」を決めるの、案外悪くないな、って思った(学年ごとに、1位のクラスだけ「金賞」として表彰される)。「誰かの発表に点数をつけるなんて、不遜だし不可能(基準が難しい)」「勝ち負け以上に大事なことがある」とは僕も思う。でも、「賞」がなかったとしても、どうせ心の中では出来を比べてしまうのだ。それだったらむしろ、「点数をつけて1位を決める」を堂々と済ませてしまった方がスッキリする。「勝ち負け以上に大事なことがある」って、勝ち負けを決めてこそ思えることなのかもしれない。

 

2年生の発表になる。2年生、人数少なくて。男女比率でいうと女子の方が少ないんだけど、指揮者と伴奏を女子がやる(そうと決まってるわけじゃないけど、まあ女子がやりそうなのは何となく想像できる)ので、歌の声量としてはバランスが偏るんだけど。それで、発表の完成度や迫力は1年生と比べて正直イマイチなんだけど、それはそれで、泣いちゃうんだよな。

 

きっと、彼らの中には、歌が苦手な子もいることだろう。青春が苦手な子もいるだろう。ていうかむしろ、「青春っぽさ」がイヤな子なんて多いでしょ。だって、「中2」なんだぜ。親や先生が求める中学生像を演じるのなんて、カッタルいよな。エモワード満載の曲を真顔で歌うの、キツいよな。それでも、もともと苦手でも、練習不足でも、本番だけは流されて真剣に歌っちゃうのが人情ってものじゃないですか。いいよ、それで。歌いたくない君も、歌っちゃう君も、両方を抱えて生きてくれ。そんな風に、1年生とは別の種類の感情移入をしてしまって、やっぱり泣けてくる。


さて昼休み(午後まで続くイベントなのかよ)。僕は、大急ぎでコンビニに行き、パンを買って公園のベンチで早食い。なんで急いでいるかと言うと、僕には「PTAコーラス」の出演者としての出番があって、そのリハーサルがあるのだ(ホールの裏にリハーサル室があって、ピアノも置いてある、という)。

 

12月のPTA文化祭でも披露した2曲。今日の合唱コンクールでも、歌わせてくれる、という。先週と今週の夜に1回ずつ、そして本番前のリハーサルの計3回だけの練習。いやあ、もっと練習すればよかった、と内心思うんだけど、「練習不足という言い訳を自分に用意してしまうのが人間ということか」みたいな納得感もありつつ。

 

リハーサル室で、声出しのウォーミングアップから、2曲を順番におさらいして。指揮者のM先生。やっぱり素晴らしいんだ。最後まで、細かくニュアンスを要求してくるのね。歌詞の単語ごとに、フレーズの音節ごとに、強弱や表情を確認する作業を繰り返して。我々のような烏合の素人集団にはもちろん先生の要求を満足に表現する実力はないんだけど、だからと言って諦めない。そして、最後には精神論。「失敗を恐れて、縮こまっては音楽が響かない。イメージを持って、届かせようとして」と。励まされてその気になってしまう私たち。

 

リハーサル室から、複雑な迷路のような道順をたどって舞台袖へ。ステージ上では、1つ前の出番の3年生が歌っている。袖からではよく分からないけど、やっぱり1年生2年生とは雰囲気がだいぶ違う。とりあえず声がよく出てる。高校受験も終わり、卒業直前で、「照れ」がなくなってるんじゃないかな。

 

そして、あっという間に3年生の歌の終了。客席で見ていた3年生の保護者が、非常口のようなところから舞台袖に入ってきて、本番直前にやっとメンバーが揃う。そして、揃ったと思ったらすぐにアナウンスが入り、緊張する間もなく舞台へ上がる流れで。

 

歌っちゃいました。恥ずかしながら、その気になって。図々しくも、思いを届けようとして。急がずに、タメてからクレッシェンドして。響きのピークをよく感じて。突然声を落として、ささやくように、でもエネルギーは弱くさせずに、思いを秘めて。歌の余韻まで、イメージを伝えようとして。

 

いやはや。赤面の限り。おだてられたらその気になっちゃうのかよ。それにしても、何でPTAが「トリ」を務めてんのよ。おかしいでしょ(まあ、他に収まるところないんだけど)。大変恥ずかしながら、大満足。来年もやりたいんである。

 

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