2024年12月某日 「予習ゼロ」の快感を知る
今年の振り返り、まだあるかも。今年僕は何をやっていたか。ボドゲカフェに通っていた。合計6回も行ったんだから、「ハマった」と言っても過言ではない。初めて行ったのは3月のことで、想像以上に楽しくて驚いた。
今まで、僕は「将棋こそが至高のゲーム」と、信じすぎていたのかもしれない。そのでいで、「ゲームとは、修行のようにストイックに極めて、己を高めるためのものだ」というような固定観念を持ってしまっていたような気がする。
だけど、ボドゲカフェに行って、その場で店員さんの薦めるゲームと出会い、ルールを教わりながら数回遊んでみて、「初見のゲームをたくさん試してみる」のもなかなか悪くない、というか、かなりいい、と知った。
ストレッチやヨガをして、「普段使ってない筋肉を使う」ように、いろんな種類のゲームをすることで「普段使ってない種類の頭の使い方をする」というようなことか。そのためには、リラックスと集中の両方が必要であって、その間雑念が消えるというか、「人生の憂さを忘れられる」というような感覚。
好きだったゲームをいくつか思い出してみようかな。
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「アールライバルズ」…2人用のゲーム。0~7の番号のついたカードを出して、8回勝負。先に4勝すれば勝ちなんだけど、狙いすました「1本勝ち」のパターンもある。出す手の種類が8つある「限定ジャンケン」みたいな感じ。
強いカードを序盤で使うと、終盤で苦しくなるんだけど、かと言って強いカードを温存して先行されると、「次は負けられない」という戦局になってしまう(カード選択が読まれやすくなってしまう)、というジレンマ。残ったカードの種類はお互いに分かっているので、相手の選択を読む材料は増えていくんだけど、読めば読むほど、「この“読み”を見抜かれたら逆用される」というジレンマもなかなかに味わい深い。
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「ふくろと金貨」…3人でも遊べるけど、4人でやるのが面白い。袋の中にある金貨を、一定の手順に従って移動させ合って、最終的にたくさん残した人の勝ち。自分の持つ袋の中を覗いてはいけないので、何枚の金貨が入っているのかは、「重さ」で想像するしかない。さらに、金貨10枚分の価値がある「ダイヤ」の存在がポイントで、ダイヤが自分の袋に入っているかどうかは、「重さ」では分からないのがポイント(ダイヤだけ軽い)。
自分の手番で、ゲーム続行(自分の金貨を増やそうとする)以外に「上がり」を宣言することもできるんだけど、自分が今現在有利なのかどうかの判断が常に難しくて。「ダイヤを持っている」+「ダイヤを持っていることを自分で知っている」という状態で手番を迎えたいんだけど、そういう状況にならないように全員が気をつけてるわけであって。その部分が駆け引きになる。
いやあ、僕の文章力では、このゲームの面白さを伝えるのは難しいな。あえて言えば、「実際に体験してみないと理解できない種類の面白さ」ということなんだけど。僕も、店員さんにルールを教わってる時に、まったく面白さが想像できなかった。「重さ」がカギを握るのは、アナログゲームならでは。
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「デジャブ」…何人でも遊べる。「神経衰弱」と「かるた」を合わせたようなゲーム。イラストの描かれた36種類の取り札があり、それを机に並べる。同じイラストが描かれた山札をよく1枚ずつめくっていき、山札に描かれたイラストと同じ取り札を取るだけ。シンプルなゲームなんだけど、なかなかに意地悪なポイントがあって。めくられた山札から、「2回目」の登場のタイミングで取り札を取る、というルール。
この「2回目」がめちゃくちゃ難しくて。何せ、かるた取りのように、他のプレーヤーと反射神経を競っているのに、「山札からすでにめくられたイラストが何か」の記憶力テストを同時にさせられるんである。
今までの人生で、「反射神経」と「記憶力」を同時に使ったことなんてあります? これが、めちゃくちゃ難しくて。もっと言えば、生理的に気持ち悪くて。僕は、まったくのポンコツだった。「もう二度とこのゲームとは関わりたくない(笑)」と思うほどの不快さ。「こんなシンプルなルールで、こんなにイヤな気持ちにさせられるのか」という驚きが面白かった。
もっと面白かったゲームは他にもあるけど、強く印象に残ってるのはこの3つかな。書き出してみるまで気づいてなかったんだけど、3つとも自分で調べて選んだゲームではなく、その場で店員さんにおすすめされたゲームだった。なんとまあ。
ボドゲカフェ行く時、最初のうちは予習ゼロで行ってたんだった。「店員さんのおすすめに従うのがマナー」なのかと思い込んでたというか。「いやそんなマナー特にない」と気づき、最近は「やりたいゲーム」をいくつか予習してから行くようになったんだけど(その方が時間の使い方としては効率がいい)、たまには「予習ゼロのゲーム」を試してみるのもいいかもしれない。ボドゲカフェ通い、また来年も続けたい。
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