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【日記】もしもピアノが弾けたなら(48歳になってもHIPHOP入門①)

2024年12月某日 もしもピアノが弾けたなら

息子と話していて、雑談のつもりが説教になった。そして図々しくも、「これはいいことを言ったのでは」という気になった。ひょっとしたら、書き留めておいた方がいいかもしれない。


「明日目が覚めて、ピアノがめちゃくちゃ上手くなってるとするじゃん。何の練習もしてないのに、才能が超覚醒した、みたいなやつ。どんな難曲でも、初見で弾ける。神がかり的に上手くなってるの。その状態で、あと3カ月猛特訓したら、ショパンコンクールに優勝できるとして。3カ月間、猛特訓に耐えられる?」


何のねらいもなく、口から出まかせで思考実験のテーマが浮かんで、息子にも聞いてみた。自分でも考えてみたところ、「いや、3カ月の猛特訓、まったく耐えられない。そんなやる気は、都合よく出てこない」という気がして、その結論に驚いた。


おいおい、マジかよ。「生まれつきの天才が、15年とか20年とか血のにじむような努力をしても届かないぐらいの栄誉」が、たったの3カ月で手に入るんだぜ。そんなの、実質上タダ取りとかわらないでしょ。猛特訓しろよ。…想像上の自分を鼓舞してみたけど、たぶん頑張れないんじゃないかな、と思った。


朝に目が覚めて、魔法のようにピアノ能力が身についてても、その能力に、「思い入れ」を持てないでしょ。コンクールと言われても、ピンと来ないんじゃないか。そうなると、「3カ月の猛特訓」なんて、とてもじゃないけどできそうにない、というのが僕の想像なんだけど。

息子よ、人間とは、どんなにお膳立てが整っていたとしても、だからと言って都合よくやる気になれる生き物ではないんじゃないか。だから、「その気になれること」を見つけること、その思い込みを大事にして、「絶対に成し遂げたい」と思えるまで育てることが肝要なのではあるまいか。だからひとまず、目の前のことに丁寧にやりなさい。それか、やったことのないことを試してみなさい。それが、1日1日を真剣に生きるということではあるまいか。その積み重ねで、「難しくても、この曲を弾いてみたい」と思えるようになるんじゃないか。


息子はあんまりピンときてなかった様子だったけど。自分としては気に入ったんだよな。でも、こうやって書き留めてみると、特に「いい話」とは思えないな。何かのヒントになっているような気がしたんだけど、どうかな。

 

12月某日 高望みしてたら始まらない

2カ月ぐらい前のこと。あおちゃん(※このブログのことを知ってる唯一の友人)からLINEが来て、昔書いた日記をやたらと褒めてくる。メガネを買った日や、「M-1」の敗者復活戦を見た日、会社の同僚とボードゲームカフェに行った日、どれもがお気に入りだと言う。

そうか、それはどうもありがとう、という話ではない。あおちゃんよ、それはちょっと、「読みすぎ」なんである。数カ月分の日記を読破しないと、それらのエピソードを網羅できないわけであって、まあまあ尋常でない愛読っぷり。

そんなあおちゃんから新しい日記を書くようにせがまれて、その気になったのが2カ月前。でもどうにも書くつもりになれない。「日記のタイトルが見つからない」「日記を書かなくちゃ、と思うとプレッシャーになって早起きができない」などと、言い訳をしているうちに48歳になってしまった。

それで仕方なく、日記のタイトルは「48歳になってもHIPHOP入門」にしたよ。広く深いインテリジェンスや、意外性のあるユーモアを感じさせるようなタイトルじゃないけど、それは仕方ない。そんな高望みしてたら、いつまでも始まらないだろ? 大して気に入ってるわけでもないタイトルで日記を再開させるのが人生ってもんじゃないか。

 

(2024年12月に書いた日記を、2025年5月からアップロードしています。ぜひ続けてお読みください↓)

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