「避暑地で長期休暇」という夏の風物詩が消えた理由について悲しい考察をするの巻
今年の夏は、長野に行くことになりました。
長野といえば、避暑地としての有名どころがたくさん。
「夏休みは清里や軽井沢で連泊して過ごす」というのが昔の旅行の定番でしたが……
最近ではとんと聞かれなくなってしまいました。
長野の某エアコン聖地の近くに住んでいる方が、本当に涼しくてサイコーだとおっしゃっているので、場所としての魅力は健在なのですが。
今週のお題「となり街」
消えた避暑地長期休暇。謎というほどでもない現実
理由は簡単で、単純に「お金がない」が原因だと思いますよ。
昔は「大学生のサークル合宿で軽井沢」、「スポーツ合宿で清里へ」のなんてものがゴロゴロありました。
振り返ってみても、「令和現在よりも、お金に苦労していなかったから行けましたね」という感じです。
ちなみに、山からこっち(湘南の海)に来てくれる若者も、ぐんと減っています。
高齢化で若者の絶対数が減っているということ以上に、若者が少ない。
そんな状況です。
物価は上昇、税と社会保険料は増加。
でも受けられるサービスは減少!
株価最高値とか、マジ庶民の生活と関係ないところにあるし。
いっぱいいっぱいで生活費に追われる状況で、軽井沢の宿泊費・交通費なんて出ないですよね。
光熱費も高いですから、エアコンを付けて部屋にいるのがすでに「ぜいたく」です。
生活苦の蔓延防止という方向には動かない
やっぱり今の庶民の絞られ具合はキツくって、大成功者と一般層との差が日本よりも厳しいアメリカ様にどんどん近づいています。
ザッツ・悪いところを真似している例。
(富裕層の課税はゆるく、一般市民からの搾取に重点を置いている税制)
話題になった本
も、実感として、読んでいてとても悲しくなる現実が。
日本好きのアメリカ人によるこちらの本でも、同様の解説でした。
- 普及版 アメリカが隠しておきたい日本の歴史 [ マックスフォンシュラー ]
- アメリカ人が語る内戦で崩壊するアメリカ ─普及版 アメリカ人が語る日本人に隠しておけないアメリカの“崩壊” [ マックス・フォン・シュラー ]
(タイトルが過激あおり系のわりに、中身はわりとマトモな部分が多かった)
多分、今はまだマシ。
今後は、さらなる可処分所得の減少が待ち構えているんじゃないでしょうか……。

避暑地での長期休暇は、単なる娯楽ではない
避暑地に滞在って、行く側の娯楽がなくなるだけの問題じゃありません。
迎えてくれる土地の皆さまの生活や、その地方の文化の維持がかかっているわけで。
国内観光客がいなくなったら、軽井沢や清里は滅んでしまうんじゃないかという気がするのですけれど。
海外のお客さんに喜ばれるのはいいことですが、インバウンド頼みのままでいいんでしょうか?
国内の一般市民にも「避暑地でバカンス」が復活するくらい、経済的な搾取はゆるめてほしいんだけどな。