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【5時に夢中!】中瀬ゆかりのエンタメ番付3月場所(2026年3月26日)

 

 

東京MXTVの5時に夢中!で紹介された本や映画を掲載しています。

 

東京MXTVの5時に夢中!で紹介された本や映画を紹介します。新潮社の中瀬ゆかりさんが番組内のコーナーで、月に1度、3本ほど紹介しています以下は、おおまかなあらすじと、中瀬親方が話していたことを簡潔にまとめたものを掲載しています。親方はどんな本を紹介してくれるでしょう。早速見て行きましょう!

 

【関脇】映画:旅立ちのラストダンス

lastdance-movie.com

注目ポイント➡破地獄がつなぐ、香港版「おくりびと」

 

中瀬さん:

香港映画歴代興行収入第一位。コロナ禍で借金を抱えたウェディングプランナーから葬儀屋へと転身したトウサンが、葬儀同師のマン師匠と共に葬儀を取り仕切っていく。

伝統を重んじるマン師匠と利益を重んじるトウサンは価値観の違いからはじめは衝突ばかりするが、次第に絆を深めていく。やがてトウサンが「葬儀は生活者のためのものである」と気づき始めた矢先、物語は急展開。独特な香港の葬儀文化にもかなり惹きこまれますが、中でも儀式は本当に圧巻で、トウサンの「生きる者にこそ破地獄の救いが必要なんだ」という言葉には思わず心を揺さぶられました。

伝統と現代の価値観がぶつかり合うなかで描かれる死を通して生きている人の魂を救うという視点がじんわりと心に残る一作です。主演二人の喜劇俳優が本当に圧巻。ラストシーンは滂沱の涙が出る。ぜひ、壮大な劇場スクリーンで香港の伝統文化、感動体験をしてみて下さい。非常にいい映画でした。

 

次は大関👇

 

【大関】ねこいぬ漫画かき:西原理恵子

 

注目ポイント➡賑やかでちょっと切ない、愛おしい動物家族

 

中瀬さん:

保護犬と3匹の老猫、毒舌の母・としこさんとのかけがえのない日々を描いたハートフルコミック。保護犬としてやってきたゴールデンレトリバー・ぽんさんが、西原家の猫たちに翻弄されながらも成長する日常を描いた物語。いろいろ手はかかるんですけど、その愛嬌には毒舌の母・としこさんも思わずほだされる。一方で西原さんの執筆の邪魔をする営業部長であるアメリカンショートヘアのぶんたと、どこでも構わずうんこををするその奥さんのきくみさん、息子のこぶちゃん。ぽんさんはこんなメンバーに翻弄されながらも、西原家らしい賑やかな日々に溶け込んでいく。

 

楽しい動物漫画でありながら、その奥には生き物と暮らすってリアルもちゃんとあって、特に一巻の最後には、ぽんさんの名前に纏わるちょっとした切なさがにじんでいて、笑いの中に小さな余韻をのこし胸を打たれます。

西原さんの「私のはじめての犬との決して長くはなかったきらめく幸せ日々」を描いた作品は、しあわせであればあるほど、西原さん特有の笑いと抒情が爆発する傑作で、本当にしあわせなシーンを読めば読むほど私は涙腺がゆるみまくりました。猫犬好きなら必読の感動の一作。私は自他ともに認める完全な猫派だったんですけど、この作品で二刀流に代わりました!犬も大好きになっちゃいました。

いよいよ横綱👇

 

 

【横綱】 エッセイ:虚弱に生きる:絶対に終電を逃さない女

 

注目ポイント➡虚弱とがっつり向き合う彼女の大変さと、漂うユーモア。

 

中瀬さん:

SNSを中心に話題沸騰。筆者の実体験を綴ったエッセイ。21歳のころから突如中年のような異常な体力低下に襲われた。生きづらさを抱えながら日常を取り戻すべく食事管理や筋トレに奮闘する様子を描いた物語。友達と食事をした翌日は、本当に何もできないほど体力が消耗。病院で検査をしても原因不明で病気もない。あまりに虚弱なため就職も出来ず、障がい者支援枠でもない。どこにも属せない生きづらさを抱えながら筋トレや食事管理などあらゆる方法で日常を取り戻そうとする。

 

虚弱体質というシリアスな話ではあるけど、軽やかな語り口調で書いてある。自身の不調をユーモラスに、でもどこか客観的な視線も。無理に前向きにならず、今の自分の状態を憐れみすぎず、その絶妙な距離感がリアルな生きづらさを浮かび上がらせている。

 

彼女の24時間は、私は生命の時間割を聞いたような気がして、よく「丁寧に生きよう」なんて軽く口にしちゃうけど、そんな口先のきれいごとじゃなく体現されている。本当、震えるようなエッセイ。見えない苦しさと、それでも生きていく覚悟。淡々としながらも彼女の芯の強さを感じさせられるものすごく興味深い一冊でした。虚弱エッセイは誰もが未体験ゾーンですけれども、人生観がちょっと変わるくらいの読書体験ができることをお約束します。そしてユーモアセンスと文才に脱帽です。是非読んでみてください。

 

後記

「虚弱に生きる」は随分前からチェックしていて、図書館を覗いてみたら予約待ちが結構早い段階でいっぱいになっていました。SNSですでに話題になっていたのですねぇ。これはなんとしても読んでみたいと思います。今月のエンタメ番付は、西原さんの本も、香港映画もすごく面白そうでした。泣いたり笑ったり驚いたり忙しくなりそう。それではまた来月!

★垣花さんのラジオ番組・ニッポン放送:あなたとハッピーでも、中瀬さんはブックソムリエとして本を紹介しています。そちらの情報は、こちらに掲載しています。よろしかったら覗いてみてください(^^)

 

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