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【感想・あらすじ・レビュー】また団地のふたり:藤野千夜

 

 

また団地のふたり:藤野千夜著のレビューです。

☞読書ポイント 

大きな変化はないけれど、日々小さな変化と幸せが詰まった一冊。ゆるゆるとこの空間を楽しもう。

 

また団地のふたり

また団地のふたり

感想・あらすじ 

「団地のふたり」の続編です。タイトルも表紙も1作目と同じ雰囲気なので、図書館で受け取ったとき間違えてる?なんて思ったほど。変化がない~って感じですが、これぞこのシリーズの変わらぬ安心感かもしれません。

 

ドラマ化もされ、ほのぼのモードの作品に続編はどうかな~って読むのに迷ったのですが、読み始めたらやっぱり楽しい!気づけばあっという間に一気読み。いつまでも読んでいたいという気持ちは最初に読んだ時と変わらずでした。

 

ちなみに前作のレビューはこちら。

 

自分のレビューを読みかえしてみましたが、今回の感想もほぼ変わらすなんです。団地で生活するふたりの日常が淡々と描かれている。団地内で行われている家庭菜園的な収穫物をもらったり、敷地内でバザーを開催したりと、小さなイベントを楽しんでいることが窺える。団地の住民達とのお付き合いも良好で、わちゃわちゃと楽しそう。

ちょっと都心に出かけた際に食べるお目当てのホットケーキなど、本当にささやかな幸せが魅力的に描かれている。また、ローソンの「盛りすぎチャレンジ」を楽しみにしているあたり、「わかるわ~」って感じで思わず笑ってしまう。結構こうしたリアルな小ネタがちょこちょこと登場するのも楽しい。デコピンも出てきました(笑)

 

 

本作ではなっちゃんとノエチのことが更に知れた感じです。健康の問題や、遺品整理等、あまり深刻にではなく、サラッと触れている。まぁ、現実は色々あるお年頃ですが、近くに頼もしい友達がいてくれる環境は何よりも心強いものに感じます。そして、上の世代の人々とのお付き合いから学ぶこともきっと多いはず。人生の先をゆく先輩たちの存在も頼もしい。

 

ということで、やはり大きな変化があるわけではない日常を描いたものでしたが、毎日ちょっとした楽しみや喜びを見つける。そんなささやかことこそが、本書の最大の魅力でもあり、惹かれる部分なのではと改めて思うのでした。まぁね、中高年にもなれば、これくらいのゆるい生活が一番と感じます。またまた続編が出れば必ず読みたいと思います。

藤野千夜プロフィール

1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年「午後の時間割」で第14回海燕新人文学賞、98年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞、2000年『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞。(Amazonより)

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