黒い結婚 白い結婚のレビューです。
- 作者: 中島京子,窪美澄,木原音瀬,深沢潮,成田名璃子,瀧羽麻子,森美樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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黒、白、どっちから読みますか?
結婚にまつわる短編集。
黒い結婚篇━━中島京子、窪美澄、木原音瀬、深沢潮
白い結婚篇━━成田名璃子、瀧羽麻子、森美樹
7名の作家陣を拝見した時、「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した方が何名かいらしたので、これはと思い手に取った次第です。
さて、本書は表紙が2つに分かれている。黒から読むか、白から読むか。このあたり読み手の結婚観が出るのかも?なんて考えながら、わたしは迷わず黒から読みました(笑)
印象的だったのは深沢潮さんの「かっぱーん」。どうしてそんなインチキっぽいことに簡単に騙されてしまうの?誰が聞いてもおかしな話なのに・・・ってこと、世の中にははびこっている。
「かっぱーん」はそんないわば詐欺話に乗って結婚してしまった女性の一部始終が描かれている。「あぁ・・・こうやって徐々に徐々にはまっていくのか。」というまことに危うい人間関係にハラハラしつつも面白いものがあった。
黒い結婚はタイトル通り、W不倫や男の妊娠など、やはり読むには少々覚悟が必要な話が多い。
というわけで、後回しになっていた白い結婚は、思った以上にスルスル読めてしまったせいか、あまり印象に残っていなかったりする(笑)読んでいるときは結構夢中になっていた気がするのですが・・・。
結婚は黒なのか、白なのか?私的にはどんな結婚にも黒白が入リ混じり両面合わさっていて、グレーになっているんじゃないかと・・・・。そんな取り留めもないことを考えながら本を閉じた。