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【レビュー・あらすじ・感想】れんげ荘:群ようこ

 

 

れんげ荘:群ようこ著のレビューです。

 

 

感想:あれこれを乗り越えて得られる自分だけの幸せとは

 

早期退職をして、自由気ままな生活をする。いつかそんな話を同僚としたことがあったけど、実際はなかなか難しい。なにがって?やはり先立つものがないとねぇ。でもでも、本書の元会社員の女性はそんな夢を実現しちゃったという話なのです。

 

主人公のキョウコは勤めていた有名広告代理店を45歳で早期退職。これまで貯めてきた貯金で月10万円での生活を始める。実家を出て安アパート「れんげ荘」に引っ越したキョウコ。

 

安アパートというだけに、ミミズ、ナメクジ、カビ、冬は屋外より寒い部屋。

 

困難に遭うたびに、挫けそうになるわけだけど、同じアパートの住人との付き合いも良好で、満更悪くないんじゃない?と思わされる場面も多い。

 

40代にして世捨て人のような生活ではあるけれど、いやぁ、こういう自由気まま、時間に縛られない生活こそが職業人にとって最も羨ましいなぁ・・・と思えるところだ。

 

 

 

小説内にちょこちょこと森茉莉さんが登場。森茉莉さんと言えば「贅沢貧乏」という作品が有名で、ゴミ屋敷のようなところに住みながら、精神が貴族であったということで有名だ。

 

人とは違う価値観。でも本人は幸せ。自分が幸せであれば、だれになんと言われようと気にしない。

 

本書を読んでいて気づいたのは、こういう生活は経済的にはもちろん、精神的にもかなり強くなくてはなかなか叶わないんじゃないかなと。「健康なのに働かない」という選択は社会の風当たりも強いもの。キョウコも母親に散々な厭味を言われ続けている。

 

そんなあれこれを乗り越えて得られる自分だけの幸せ。キョウコには幸い兄とその娘、友人が結構な理解を示してくれているから心強い。

 

仕事したくない日に読むと思わす足を引っ張られてしまいそうな内容ですので、くれぐれもご注意ください(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 




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