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【レビュー・あらすじ・感想】すばらしいとき:ロバート・マックロスキー

 

 

すばらしいとき:ロバート・マックロスキー著のレビューです。

 

 

すばらしいときを あなたにも!

 

ロバート・マックロスキーさんのお話はとにかく小さいころから大好きです。
「サリーのこけももつみ」をはじめ素晴らしい作品が多い。とくに「かもさんおとおり」は、好きすぎて、幼稚園の先生にまで自ら貸出したらしい(笑)自分の本好きはこの方からと言っても過言ではないと思える作家さんの一人です。

 

ページを開いたら…もう、この本に身をゆだねてください。「すばらしいとき」をお約束します。

 

夏のさかりには湾にボートの花がさく。私たちもヨットに乗り、心地良い風におされて島のあいだを漂います。子どもたちは岩からとび込んだり、いぬかきおよぎをしたり…。夜は潮がみち、星にみおろされながら舟を漕ぐ。

 

一分一分、一時間一時間、一日一日、季節から季節へと。世界のときがゆきすぎるのを見ながら過ごす日々。

 

父親の温かい眼差しに見守れながら、2人の子どもたちは島の休暇を大いに楽しみます。しかし、自然は様々な表情を剥き出しにする。だから、恐ろしい嵐もやって来ます。自然の変化を眺めているうちに、「嗚呼、地球が呼吸をしている」…そんなことを感じさせられるシーンの数々。

 

 


そして長い夏の終わりは、島を去る時。

 

潮のみちひきに あわせていた時計を、
スクールバスのゆききに あわせるときだね。

 

そうなのだ。ずっとここには居られない。花火が終わってしまったような、旅の終わりにいつも感じる名残惜しい気持ちが押し寄せる。

 

がしかし、、、、本書の素晴らしさは、本を閉じても終わらない。後になってすごく満たされた気分になれるのです。

 

そして、誰もが思うであろう「すばらしいとき」を体感したと。子供たちの休日を描いたものですが、すべての忙しい大人たちにプレゼントしたいお話なのです。

 

今年、自然の中に行けなかった方、バカンス不足の方。本書を是非開いてみてください。そこには「すばらしいとき」が待っていますから。

 

最後に、本書の水彩画は表紙を見ても解るとおもうのですが、とても躍動感があり、風すらもかんじられるような爽やかなタッチ。見ているだけで非常に安らげます。内容、絵、どこをとっても素敵な世界です。素晴らしいバカンスを!

 

 




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