4 Unique Girls:山田詠美著のレビューです。
- 作者:山田 詠美
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: 単行本
山田詠美がルール本?という戸惑い
山田詠美がこのような本を?と、あまりの意外さに驚きながらも読まなければと思って
さっそく読んでみた。エイミ―姐さん、型にはまることなんて絶対あり得ない方。そんな彼女のユニークさに魅せられ今まで付いて来た私。
「やだわ、若い子にお説教しちゃうのかしら?」なんて不安でいっぱいだったけど、ちょっと読んだらそんな不安もぶっ飛んだ! あーよかった。わたしの知っているエイミ―健在で!
「ルール」とかタイトルに入っちゃっているけど、ルールめいたものなどあまりないのが実情なわけで、気づけばいつもの山田詠美のエッセイを読んでいる感じとなんら変わりはない。年下の女性たちにエイミ―の体験や感じたことを交えてお喋りしている感じかな。
言葉を扱う職業だからこそなのでしょう。言葉から感じる考察が特に興味深い。ポジティブ・シンキング、透明感のある女、自分の男をパートナーと呼ぶ女、嫁と呼ぶ男や自分磨きとか・・・・。
これらの言葉になんらかの違和感がある方は共感できるというか、スカッとします!
エピソード+ちょこっとアドバイスって感じの雰囲気
エイミ―のレクチャーは、ちゃんと机といすを用意して聴くのというのはナンセンス。
エイミ―先生、教室を間違えたか?と帰ってしまうだろう。
ソファーに寝そべって、ジントニックをおともにあれこれ教えてもらう、そんな雰囲気なのです。お行儀よくしたって無駄ってもん。そんな型にはまらない自由さが健在で良かった。
スパイスのきいたトークも健在で良かった。それを確かめるためにも早々に読んだ次第です。「サイン会とかって、だるいわ、気恥ずかしいわ」なんてきっと思っているのだろうと、勝手に想像していたけど、意外にもファンと会う機会をこの上なく楽しみにしているというエイミ―。ファンへの愛情もたっぷり伝わって来ます。山田詠美ファンって女性とゲイが多いってのもユニークだ。