静岡県浜松市内に、純白の天守閣が美しい浜松城があります。
今から400年以上前の戦国時代、徳川家康が29歳の頃に築城し、45歳で駿府城に移るまで居城としていました。明治時代に城郭が取り壊され、現在の浜松城は昭和33年に再建されたものです。
今回は若かりし頃の家康公が、戦乱の世をともに過ごした浜松城を紹介します。
※写真は2020年1月に撮影したものです。

アクセス・施設情報
東名高速道路「浜松IC」より約30分、国道152号線沿い、浜松市役所隣の浜松城公園内にお城があります。公園用の駐車場は無料で利用できます。
◆駐車場
利用時間:8:00~21:30(観光バスは17:00まで)
定休日:なし
駐車料金:無料
駐車台数:117台
◆浜松城
営業時間:8:30~16:30
休館日:12/29、30、31
入場料:大人(高校生以上) 200円
中学生以下 無料
公式HP:徳川300年の歴史を刻む出世城。浜松城
浜松城の歴史
今から400年以上前の戦国時代。
武田、織田、今川と錚々たる戦国大名に囲まれていた徳川家康。生誕の地・岡崎城を離れ、新たな居城、戦いの拠点として29歳で浜松城を築城し移り住みました。45歳で駿府城に移るまで、激しい戦乱を戦い抜いてきました。
浜松城時代で有名な戦いとしては、三方ヶ原、長篠の戦いがあります。いずれも武田軍との戦いで、三方ヶ原では惨敗、長篠では勝利しています。
幾多の危機を乗り越え、勝利を勝ち取り、その後の飛躍につなげる。
浜松城での辛く生きるか死ぬかの戦いにより、天下人としての礎が築かれたといっても過言ではありません。
浜松城・天守閣
浜松城・天守閣までは、駐車場から園内を歩いて6分ぐらいです。
園内にはお城の他、日本庭園や芝生広場などもあります。

野面積みの石垣が現存
江戸時代の初期まで石垣工法の主流だった野面積み(のづらずみ)が現存しています。不揃いの石が積み上げられ、一見不安定に見えますが、隙間に小石や砂利が詰められているため崩れにくくなっています。
パネルの家康くんと直虎ちゃん。
よくみると家康くんの袴はピアノ、直虎ちゃんはうなぎを握っており、どちらも浜松の特産品として有名ですね。ちょんまげもうなぎ!

天守閣
現在の浜松城は昭和33年に再建されており、天守門も140年ぶりに復元されています。

石垣の間の階段を上り城内に入ります。
城内は1階と2階が展示室、3階は展望台になっています。地下1階には貴重な水を確保するための当時の井戸があります。

展望台
展望台からは360度、浜松市内を一望できます。

城下に見えるのが、2014年3月に140年ぶりに復元された天守門です。
お城の1階部分の黒と、天守閣、そして天守門の白の組み合わせが美しいですね。

お城地下にある井戸
地下1階には直径1.3mほどの井戸が残っています。今では地下水がでませんが、当時の面影を残す貴重な井戸です。

同じ場所に三方ヶ原の戦いをイメージした絵があります。馬上の徳川家康と鬼気迫る表情の武将たち。生々しい刀の血のりや返り血など、戦いの激しさが伝わってきます。刀で刺されて痛そう。。。

若かりし日の家康公像
天守門を出たところに家康公像があります。
分かりにくいですが、右手には羊歯と呼ばれる兜印を持っています。

出世城と言われた浜松城
江戸時代となりその後の多くの藩主が幕府の要職に就いたことから、出世城とも呼ばれています。天保の改革で有名な、水野忠邦も老中に出世しています。
日本庭園
園内にはお城の他に日本庭園もあります。
滝や小川の流れる音、木々の自然などを感じながら散策もおすすめです。

まとめ
戦乱激しい時代、若かりし頃の家康公が過ごした浜松城を紹介しました。
・どんなに危機、苦難があっても、それを乗り越え天下人になった家康公。
・江戸時代になっても幕府の要職に多くの藩主が登用。
浜松城が出世城と呼ばれるのが分かった気がします。
「もっと上を目指したい!」
強く願いを込めて、天守閣を目指してみてはいかがでしょうか。

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