富山に旅行してきた。私と娘にとっては初めての富山県、引率してくれるのは友人のSさん。本人がインターネットで発信していないゆえ呼び方が定まっていないのですが、毎月もぐもぐブログに2回くらいは登場し、娘と一番頻繁に会っている友人です。
Sさんとは2人で京都に旅行したこともある。
彼女が「富山に泊まりたい宿があるんだけど、ファミリー向けのようだから娘ちゃんも一緒に行かない?」と誘ってくれたので、ほいほいと便乗させていただいた。
私も子連れ旅行の経験値は積んできたものの、ワンオペもしくは夫か実母が一緒なことが多く、自分の友人と3人での旅行は初めて。スムーズに楽しめるだろうか…?!どきどき。
1日目
新幹線はくたかで富山へ
東京駅の新幹線ホームで待ち合わせ。
娘は何度も会っている相手でも必ず人見知りを発動して最初の1時間くらいは口をきけないシャイガールなのだけど、今日はSさんの顔を見るなりスッと手を繋いだので大人たちは感動。Sさんも「富山に着くあたりで喋り出すくらいかな〜と思ってたよ!」と言っていた(笑)
実は娘はこの旅行に向けてかなりイメトレをしていて、数日前から「新幹線はママとSさんの真ん中に座りたい。でも窓からお外も見たい。」「Sさんは塗り絵とシールどっちが好きかなー?」「Sさんは夜のバイキングでなに食べたいかな?」などなど話していたので、心のハードルが下がっていたのかも。
富山へは新幹線で2時間強。車内では持参した塗り絵をしたり、シール交換をしたり、お弁当を食べておしゃべりしていたらあっという間に着いた。
特にSさんがプレゼントしてくれたこの本がとてもよかった!

1ページ1問ずつ質問が書いてあるコミュニケーションブック。tuperatuperaはこんな本も出しているのね。果物はなにが好き?お店をやるなら何屋さんをしたい?など子どもでも考えられる質問がたくさんで盛り上がった。大人でも、100の質問的なものが大好きなインターネット民は絶対に楽しめると思います。
宇奈月温泉へ
富山駅の手前、黒部宇奈月温泉駅で新幹線を降りて、富山地方鉄道に乗り換え。終点の宇奈月温泉駅まで10駅ほど。


線路脇に雪が残っているのが見えて、北に来たんだな〜とテンションが上がる。かなり涼しい。
黒部・宇奈月温泉「やまのは」
宇奈月温泉駅から徒歩5分の宿「やまのは」にチェックイン。


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部屋に荷物を置いて、ロビーのラウンジで景色を眺める。


外観は年季が入っている感じがしたけど、ロビーラウンジがかなり綺麗。数年前に運営が変わってリニューアルしているもよう。

大きな窓から見える景色が趣があってよかった。夏には奥の橋をトロッコが走るみたい。
ドリンクバーの飲み物を飲みながらちょっと一息ついておしゃべり。娘はiPadで遊んでいていただく。別の友人にSさんも私も静かなおしゃべり人間だよね、と言われたことがあるのだけど、言い得て妙だと思う。我々は見た目も動きもわりとおとなしいのだが、放っておくとずっと喋っていられる人間たちなので一緒にいてほぼ黙っていることがない。
娘が「そろそろ温泉に行きたい」と言ってストップをかけてくれたので着替えを持って温泉に。露天風呂から雪山が見えて、かなりよかった!


食事はブッフェスタイル。宿の売りというだけあって、寿司や天ぷら、ステーキなどその場で調理してくれるコーナーが多くて楽しい。



ホテルブッフェって地方の名産品をちょこちょこと食べられるのがうれしいよね。富山ブラックラーメンもとやまポークもクラムチャウダーも美味しかった。


さすが富山、魚介が新鮮さだった!この鯛しゃぶはおかわりした。しかしなにより私たちが驚いたのはまさかのデザート。

見た目はよくあるブッフェのデザートなのに、ひとつひとつしっかり作られている。とくに抹茶ババロアが専門店のものかな?と思うほど美味しかった。ホテルブッフェのデザートで感動したの初めてかも。

ブッフェの待ち時間用にか、絵本や積み木のある小さなキッズコーナーやゲームコーナーもありました。懐かしい顔のピカチュウを見つけて、Sさんと共通の友人であるひらりさ(懐かしい顔のピカチュウが好き)に写真をLINEで送ったら「なんかそのピカチュウ見たことある…!もしかして「やまのは」に泊まってる!?」と当てられて爆笑。なんと過去に1人で泊まって同じ写真を撮っていたらしい。関東近辺の温泉宿ならともかく、そんな偶然ある?おもろすぎ。
もちろん夕飯後にも温泉に入り、早々に就寝。
2日目
朝食と温泉
朝食ブッフェも充実していた!


大人向けの具材が揃ったおにぎりバーや、自分で好きな具材で作れる海鮮丼、氷見うどんなどなど。お腹いっぱい食べた〜。
チェックアウトまでの間に朝風呂に。Sさんはなんと朝5時に起きて朝食前にも温泉に行っていたらしい。さすがである。毎朝一分一秒でも長く寝ていたいタイプの母を見ている娘は不思議で仕方なかったようで、その後何度も「Sさんはなんで早起きなの?」と尋ねていた。きみのお母さんは寝るのが好きすぎるし、Sさんは健康的すぎるんだよ…。
富山市内へ
往路と同様に富山地方鉄道で黒部宇奈月温泉駅まで戻り、新幹線に1駅乗って富山へ。地方鉄道でも富山駅まで出られるようなのだけど、所要時間が1時間以上違うということで新幹線にした。



今日はSさんのおすすめスポットを巡る日。Sさんは親族が富山に住んでいて頻繁に来ているらしく、おいしいものをたくさん知っているのでわくわく。
まずは駅にあるお弁当屋さん、源でおにぎりを調達。普段Sさんは復路の新幹線で食べるためにわざわざ予約するそうなので期待度高い!娘に鮭、私は白えび天、おかずセットも買った。あとで公園で食べることにして、まずは一番行きたかったスポットに。
富山県美術館

駅から徒歩15分とあったので、さくっとタクシーで来た。


会いたかったのはこちら、三沢厚彦のシロクマ。雑誌の「子どもが楽しめる美術館特集」などで必ず目にするので娘と来てみたかったのです。実はこのクマ、屋内外にサイズ違いで数匹いることを初めて知った。右は娘が撮ってくれたショットなのだが画角の傾き加減がかわいい。


そして「オノマトペの屋上」。ぽこぽこ、ふわふわ、うとうと、ぐるぐるなどオノマトペをテーマにしたデザイン性の高い遊具がある遊び場。この日は風が強くて大人は寒さに凍えていたのだけど、娘は大はしゃぎで靴下まで脱いで飛び回っていた。子どもは風の子…。



こちらはアトリエ。子ども向けのワークショップをしていて、飛び入りでも参加して作品作りをさせていただけた。工作大好きな娘は夢中で遊んでいて、大人も暖かい室内でほっと一息つけて、ありがたい〜。
驚きなのが、今回楽しんだシロクマ、屋上、アトリエは全てチケットなしで入れる無料エリアにあるということ。太っ腹すぎないか!?近所に住んでいたら毎週のように屋上に遊びに行っちゃうよ。
ベーグルランチと買い出し
公園でおにぎりを食べるつもりだったけれど、あまりにも風が強くて寒いので断念。


美術館内のカフェ、Swallow Cafeでひと休みすることに。ここはSさん一押しのベーグル屋さん「とべーぐる」のベーグルが食べられるお店とのこと。ランチプレートに乗った4種のベーグルがたしかにどれも美味しかったので、レジ横で6個くらい購入。ベーグルはね、冷凍保存できますから…!なんぼあってもええんです。Sさんも山のように買っていたので安心。
中央通りに

美術館から富山駅まで歩く途中にいたこれ。さっきアトリエでも見た…オリジナルキャラなのかな。夢に出てきそうなフォルムをしている。

駅から路面電車に乗って中央通りに。私は路面電車というものが大大好き!
というか、過去に「路面電車と大きな河のある町が大好きだ」と話したら「富山が当てはまるからいつか一緒に行こうよ」と誘ってもらっていたんだった、そういえば。富山の路面電車の新車両はウィーンとかヨーロッパのトラムに似た雰囲気だった。
石谷もちや


Sさんおすすめのお餅屋さん。午後に行くと売り切れがち…と聞いてはいたのだけど、本当にすっからかんだった。人気だなあ…!
次の焼き上がりの予約をさせて頂こうと話していたところに、ちょうど餅が届いて今から焼けますよとのことで(ラッキー!!)その場で待たせていただいた。せっかくなので気になる味をひと揃い買いました。うれしい〜。
富山市ガラス美術館/富山市立図書館本館


隈研吾の建築が印象的で気になっていたガラス美術館。市立図書館やショップが入った複合施設で、建物には誰でも入れるんですね。こういう施設が公営なの、良いなあ。

ちょうど佐竹美保さんの原画展がやっているらしいということで来させていただいたのだった。私はファンタジー児童文学育ちゆえ、大好きな作品の原画がたくさん見られて嬉しかった!佐竹さんが富山出身らしく、行った翌日にはサイン会もされていたみたいなのでニアミスだった…。
私が展示を見ている間、Sさんは娘と絵本コーナーで待っていてくれた。靴を脱いで読み聞かせができる広くて綺麗なスペースがあって、かなり寛げてよかったな。私と交代でSさんはガラス美術館の展示を見ていた。交代で子どもを見て展示に行く、なんてことが家族以外とできると思っていなかったのでとっても有り難かった…!
セレクトショップをのぞく

インスタでフォロワーさんが訪れていて気になっていたセレクトショップ、greenroomさんも覗いた。全体的に好みのテイスト、そして東京では完売しているようなアイテムもあって穴場でした。
富山駅でお土産を購入、帰路につく
富山駅でお土産を買って、夕方の新幹線に。

朝買ったおにぎりを食べたらとーーっても美味しかった!!米なのか海苔なのか…何が違うんだろう?他の具も食べたいな。


そして帰宅後に食べた石谷もちやのお団子がめちゃくちゃ美味しくて感動。弾力があるのに柔らかくて、つきたてのおもちみたい。もっと大量に買えばよかった…でも翌日になると固くなってしまうから、やっぱり近所の人の特権だなこれは。笹寿司は押し寿司好きな夫へのおみやげ。
温泉に入って美味しいものをたくさん食べて、ひたすらおしゃべりして、とっても楽しかった〜!そして娘も、楽しかったー!と言っていてよかった。ずっとSさんにくっついて手繋いでもらっておしゃべりにも参加していたからね、そりゃ楽しかったことでしょう…。
子連れ旅行withともだち
子連れで子なしの友達と遊ぶ際に一番心配になるのが「せっかくの休日に幼児の相手をさせて負担をかけないか、楽しさを半減させてしまわないか」という点だと思う。別に大騒ぎしたり暴れたりするわけでなくても、小さな子どもがいると食事できる店が限られたり、スケジュールが子ども優先になったり、大人同士の旅行にはない不便があるわけなので…。私自身が子どもを産むまでは丸一日よその子といるのは厳しいなーと感じるタイプだったので、余計に無理して誘ってくれなくていいからね…!と思っている。
それがSさんとは旅行できるかも、と思ったのは、「Sさんが普段から娘とコミュニケーションを取ってくれていて親切だから」というのと同じくらい、「自分のペースを崩さない人だから」という要素が大きい。Sさんは柔軟だけど自分の軸をぶらさず絶対に無理をしない人なのだ。もし嫌なことがあったら、きっと限界まで我慢せず一人で別行動をしてくれるだろうな…という信頼感があったので、私も踏み出すことができた。
Sさんは楽しめたかな?大丈夫だったかな?と心配したけど、「いつもの買い出しに付き合ってもらったようなものだから!」とのことで、大変ありがとたい。おそらく本音でもある…と思う。
とはいえ今回はSさんの慣れた土地ということで、宿や新幹線の予約、現地の案内までおんぶに抱っこでお世話になってしまったので、次は私がホストをすべく一緒に台湾に行こうと言ってる。娘も乗り気なので、また女子旅計画するぞっ。
子連れ旅行記
