ついに!やっと!映画ウィキッド後編「永遠の約束」が日本でも公開されます!!!
前編を見た方はこの1年、首を長くして待っていたことでしょう…。後編を見る前に前編「ふたりの魔女」を見直して復習している方も多いのでは。前編とあわせてぜひ予習に見てほしいのが1939年公開の子ども向けミュージカル映画「オズの魔法使」です。(現在Amazonプライムでも見られます!)
ご存知の通り、「ウィキッド」は童話「オズの魔法使い」の前日譚を描いたいわば二次創作的な小説をミュージカル化した作品。映画の前編「ふたりの魔女」ではエルファバとグリンダがそれぞれ悪い魔女・善い魔女になるまでの話が描かれましたが、後編はそれから数年後、まさに「オズの魔法使い」と同じ時系列の話になります。そのため「オズの魔法使い」の物語を理解しておくと「こことここが繋がるのか!」という面白さが倍増、かつ「違う視点に立つと物語の見え方がこんなに変わるのか」というウィキッドの本質に触れることができます。
さらに今回のウィキッド映画化では前後編ともに1939年の「オズの魔法使」をオマージュしたシーンがたくさんある!ということで舞台版より一層、全員「オズの魔法使」を見てくれ!!!という感じなのですが…
そうはいっても後編見るまでに時間がない・アマプラなど見られる環境がないよという方もいらっしゃると思うので、ざっくりと「オズの魔法使」のあらすじと個人的に映画後編ではここに注目してほしい!というポイントをまとめてみます。
・ウィキッド映画版の前編を見た方
・ウィキッド舞台版は見ているが映画「オズの魔法使」は未見の方
に向けた素人のオタクによる記事です。「オズの魔法使」で明かされる以上の後編のネタバレは避けています。
また注意点として、ウィキッドはあくまでオズの二次創作であって公式の外伝というわけではないので、この2作品は完璧に整合性がとれてるわけではありません。この時もしこんなことがあったとしたら…と想像して楽しむような話なので、細かいところが食い違うのはスルーすること。設定だけを拾って、キャラクターは別人と考えた方が良いと思います。(「眠れる森の美女」のマレフィセントと「マレフィセント」の主人公は完全に同じではない、みたいなもの)そのへん妄想で繋げるのはオタク得意だよね😉
「オズの魔法使」あらすじと「ウィキッド 永遠の約束」での注目ポイント
あらすじの下にそれぞれ映画で注目してほしいポイントを書いてみます。
カンザスに暮らす少女ドロシーは家ごと竜巻に巻き込まれてオズの国に飛ばされる。
→竜巻が起きた背景も後編で描かれます。
そこで北の善い魔女グリンダに出迎えられる。
→グリンダは「北の魔女」として登場。
ドロシーが飛ばされたのは小人の国、マンチキン国だった。
→マンチキン:エルファバとネッサローズの父が治めていた、ボックの出身地です。
飛んできた家の下敷きになって悪い東の魔女が死んだ!ドロシーのおかげだ!と喜ぶマンチキンの人々。
→なぜ家が飛んできたのか。東の魔女はなぜそこまで死を喜ばれているのか?
グリンダは東の魔女が履いていたルビーの靴をドロシーに与える。そこに現れる西の魔女エルファバ。ルビーの靴は魔法の靴なので返せと迫る。
→前編から繰り返し強調されている「靴」
元の世界に帰りたいドロシーにグリンダは「エメラルドの都に行けばオズの魔法使が叶えてくれる」と言う。エメラルドの都は、ただ黄色いレンガの道を歩けば辿り着くという。
→「黄色いレンガの道」は幸福の象徴でもあります。ウィキッド前編ではグリンダがオズにレンガの色を「黄色がいいと思う」と指定するシーンがありました。後編ではこの道がどのように作られていったかも描かれます。
エメラルドの都までの旅の途中でドロシーは仲間たち…脳みそのないカカシ、心のないブリキ男、勇気のないライオンに出会う。それぞれ自分に欠けたものを貰いたい!とオズの魔法使のところに一緒に行くことにする。
→なぜカカシには脳みそがないのか?なぜブリキ男には心がないのか?なぜライオンには勇気がないのか?が後編で明かされます。
エメラルドの都までの道中、西の悪い魔女はさまざまな妨害をする。
・ケシの花でドロシーを眠らせる
→ウィキッド前編ではディラモンド教授が更迭された授業でケシの花で生徒を眠らせるシーンがありましたね(舞台にはないオリジナルシーンです)
・空に煙で脅迫文を描く
→後編にオマージュされたシーンがあるので注目
・手下の翼のある猿がドロシーを攫う
→この「翼のある猿」がどうやって生まれたか、前編で描かれていましたね。
なお、西の悪い魔女が住むウィンキー国はフィエロの出身国です。
色々あってドロシーが西の魔女に水をかけると、魔女は溶けて死ぬ。
→「悪い魔女は水をかけると死ぬ」設定さえ知っていればOK
ドロシーは悪い魔女の箒を持ってオズにもう一度会いにいく。オズは魔法使いではなくカンザス出身のおじさんが気球に乗って飛んできていただけだった。
→偉大な魔法使いオズは本当は魔法は使えないイカサマおじさんである、ということは前編でもバラされていました。
オズはカカシ、ブリキ、ライオンに適当なことを言って満足させる。ドロシーの「家に帰りたい」という願いについては、気球で一緒に帰ろうとするが失敗。
→このシーンの別カットのような場面が後編にあります。余談ですがウィキッドの気球はおじさんの気球のデザインをかなり踏襲していて可愛いです。
そこでグリンダが現れ「魔法の靴の踵を鳴らして呪文を唱えると家に帰れる」と教えてくれる。その呪文は「やっぱりお家が一番("There's no place like home.")」
→オズの魔法使いを知らなくても、「やっぱりお家が一番」というセリフをご存知の方は多いのでは。家出少女だったドロシーが映画のラストでこのセリフを繰り返すという、作品を象徴する言葉です。
そして今回のウィキッド後編のための新曲タイトルはなんと"No Place Like Home"!エルファバがどんな場面で、どういう心境でこの歌を歌うのか…というところが本当に「こうくるか…!」と痺れるので、ぜひ注目してください。
ウィキッドの映画を見た後に見ても「これが元ネタだったんだ!」と楽しめるし、「オズの魔法使」はシンプルに映画として非常に良くできている傑作で、美術も美しいし、CGなどもない時代にこんな工夫をしてさまざまな表現ができたんだ、と驚くことが多いので、ウィキッドが好きな人は時間ができたらやっぱり全員見てほしいよ〜〜!(オタクの叫び)
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