2020年10月にリリースされた音楽アルバムで、自分が特に好きな作品10枚をまとめてみた。
基本的に鬼POP劇キャッチーなわかりやすい音楽が好きだ。もし鬼POP劇キャッチーな音楽が好きな人は、趣味が合うと思うので参考にしてもらえたらと思う。
紹介する順番はランキングではなくアーティスト名の五十音順です。
- asoboism『OOTD』
- Curtis Waters『Pity Party』
- 銀杏BOYZ『ねえみんな大好きだよ』
- GLIM SPANKY『Walking On Fire』
- 欅坂46『永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜』
- Gorillaz『Song Machine: Season One - Strange Timez』
- Travis『10songs』
- Beabadoobee『Fake It Flowers』
- 藤原さくら『SUPERMARKET』
- a flood of circle『2020』
- まとめ
asoboism『OOTD』
- 発売日: 2020/10/16
- メディア: MP3 ダウンロード
asoboismの1stアルバム。キャリアを重ねたベテランのアルバムかと思うぐらいに、めちゃくちゃ完成度が高い。
featuringで関口シンゴやサイプレス上野などの大物や、なみちえやDALLJUB STEP CLUBの森心言など才能ある若手が参加していることも、完成度が高い理由の1つだとは思う。
しかし1番はASOBOiSMの声質やメロディの良さが理由だ。
ヒップホップを軸にシティポップやR&Bなど様々な音楽を取り込んだトラックは個性的。メロディは全ての曲がキャッチー。
心地良くて何度も繰り返し聴きたくなるような作品。
Curtis Waters『Pity Party』
- 発売日: 2020/10/09
- メディア: MP3 ダウンロード
レトロで良い意味でチープな音色に、オートチューンのゆるいラップが乗っかる。
メジャーのアーティストでは出すことがない不思議な音色とミックス。懐かしさと新しさと、かわいさとクールさが共存している。
聴いていて不思議な気持ちになってしまうような、中毒性のあるクセになるアルバム。
銀杏BOYZ『ねえみんな大好きだよ』
- アーティスト:銀杏BOYZ
- 発売日: 2020/10/21
- メディア: CD
こちらこそ、銀杏BOYZのことが大好きだよ。なんてことを言いたくなってしまう。
「最高」という言葉以外が出てこない。本当に最高なアルバムなのだ。
上手いとか下手とか、良いとか悪いとかを超えた、心に突き刺さる演奏と歌声。CDなのに聴き終わってから、ライブに行ったかのような臨場感と生々しさと感動と余韻が残る。
特にずっと銀杏BOYZの音楽を聴いて、救われ続けた人にこそ響く作品だと思う。このアルバムを聴いた時が、心から笑える日になるはずだ。
GLIM SPANKY『Walking On Fire』
- アーティスト:GLIM SPANKY
- 発売日: 2020/10/07
- メディア: CD
GLIM SPANKYはブルースやサイケなど、オールドロックを鳴らしているイメージがあった。
最新作は少しだけ違うように感じた。新しいバンドのサウンドに思えた。
もちろん今までの流れも汲んだ上での楽曲が揃ってはいる。しかし過去作よりもポップで分かりやすく開けた楽曲が多い。
ギターよりもストリングスやピアノが前面に出た曲も多い。そこにGLIM SPANKYのメロディと歌声が乗っかる。すると今までとは違うバンドの魅力が生まれる。
まだまだGLIM SPANKYには隠れたカッコイイ部分があるのだと気づかされた。
欅坂46『永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜』
- アーティスト:欅坂46
- 発売日: 2020/10/07
- メディア: CD
この記事では基本的にオリジナルアルバムから選んでいる。ベストアルバムは名盤だとしても選ばないようにしていた。
しかし欅坂46のベストアルバムは、未発表曲と初CD化の曲が6曲収録されているし、良い曲ばかりなので選んでしまった。
改めて聴くとデビュー曲の『サイレントマジョリティー』からしても異質で名曲だったし、それ以降も日本の女性アイドルシーンに大きな影響を与えたであろう名曲を連発していたとわかる。
今作で初めて発表された『10月のプールに飛び込んだ』も、未発表だったことが勿体ないぐらいに素晴らしい。
櫻坂46に改名してからは、もしかしたら欅坂46の曲を歌わないかもしれない。しかしこの名曲たちが忘れられてしまうのは勿体ないし悲しい。
そういった意味でも、このベストアルバムは多くの人に聴いて欲しい。
↓欅坂46の記事はこちら↓
Gorillaz『Song Machine: Season One - Strange Timez』
- アーティスト:GORILLAZ
- 発売日: 2020/10/23
- メディア: CD
様々なアーティストとコラボレーションして制作をするというコンセプトの『Song Machine』プロジェクトによって生まれたアルバム。そのため純粋なオリジナルアルバムではなく、企画物ではある。
しかしクオリティは半端なく高い。
コラボレーション相手の個性を引き出しつつも、きちんとGorillazの音楽にしているような感じ。そのため全く違うアーティストが参加しているのに作品に統一感がある。
また18曲という長尺のアルバムだが中弛みしない。それは参加アーティストがバラエティ豊かであることが影響しているはずだ。
統一感があるのにバラエティ豊か。しかもクオリティが高いという素晴らしいアルバム。
ちなみに日本からはCHAIがコラボレーションしている。
Travis『10songs』
- アーティスト:Travis
- 発売日: 2020/10/30
- メディア: CD
Travisは良い意味でずっと変わらないと思った。
グッドメロディと美しい演奏と歌声。結成30年目のベテランながら、活動初期からそれはずっと変わらない印象。
今作はゲストにスザンナ・ホフスがボーカルで参加したりと、普段とは違う取り組みもしているがバンドとしての強みは変わらずに発揮されている。
タイトルが『10songs』であることも、歌やメロディに力を入れていて「バンドとしての強みはこれだ」ということを自覚した上で勝負しているからではないだろうか。
Beabadoobee『Fake It Flowers』
- アーティスト:ビーバドゥービー
- 発売日: 2020/10/16
- メディア: CD
世間では80年代リバイバルがブームで、音楽シーンでもここ数年はその流れがあった。
それに対してBeebadoobeeは、90年代から2000年代のリバイバルに感じるアルバムを出してきた。
オルタナやグランジの影響を感じる曲や、キャッチーなギターポップが多いアルバム。少し不安定ながらも耳から離れない独特な声質や歌唱もクセになる。どことなくノスタルジックな雰囲気で懐かしさを感じるアルバムである。
しかしリバイバルしただけでなく、個性も新しさも感じる。音色やミックス、編曲は2020年代にアップデートされているようにも感じる。
ノイジーだったりリバーブがかかっているボーカルをロックサウンドに重ねるのも、今の時代だからこその発想に思う。
彼女にとっての1stアルバムだが、すでに他とは違う個性や存在感を出しているし、クオリティもめちゃくちゃ高い。
すでに注目されている人気アーティストだが、これからさらに人気が上昇する予感。
藤原さくら『SUPERMARKET』
- アーティスト:藤原さくら
- 発売日: 2020/10/21
- メディア: CD
藤原さくらの最新作、個人的には過去最高傑作。
今作は「売れる曲かどうか」はあまり意識せずに創っているように感じた。自身の好きな音楽を自身の作品に取り入れ、好きなことをとことん突き詰めて突っ切ったようなアルバム。
それでいて参加しているミュージシャンやアレンジャーは多彩。藤原さくらのやりたい音楽を徹底的にサポートして最高の形にしている。
前作は他社の意見や会社の売り出し方などの方向性も考慮したアルバムだったが、藤原さくらのセンスを信じて任せた方が良い音楽が生まれることを証明している。
しかしメロディはキャッチーだしJ-POPが好きな人にも受け入れられるであろう要素はある。
玄人上受けするようなマニアックでコアな音楽をやりつつもキャッチーさは忘れない。それが藤原さくらの強みであり個性だと思う。
↓藤原さくらの記事はこちら↓
a flood of circle『2020』
- アーティスト:a flood of circle
- 発売日: 2020/10/21
- メディア: CD
とにかく最高のロックンロールアルバムだ。勢いと衝動に溢れていて、特に前半の4曲目までは曲間を短くなしで繋いでいく流れは、ロックンロールの衝動を感じる。
最初から最後まで突っ走るようなバンドサウンドは、最近のトレンドとは真逆で時代とは逆行しているかもしれない。それでも心を打ち抜くような力強いサウンドは唯一無二で魅力的だ。
フラッドには変わらずにこのままロックンロールを鳴らし続けて欲しい。来年で15周年を迎えるとは思えないぐらいの衝動をずっと鳴らし続けて欲しい。
「最近カッコいいロックバンドって少ないよな」と思っている人には是非とも聴いて欲しい。
まとめ
・asoboism『OOTD』
・Curtis Waters『Pity Party』
・銀杏BOYZ『ねえみんな大好きだよ』
・GLIM SPANKY『Walking On Fire』
・欅坂46『永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した私たち〜』
・Gorillaz『Song Machine: Season One - Strange Timez』
・Travis『10songs』
・Beabadoobee『Fake It Flowers』
・藤原さくら『SUPERMARKET』
・a flood of circle『2020』
↓先月の良かったアルバムの一覧はこちら↓
