我ながらどうかしている思う
自分はチケットは手に入れられなかった。倍率は何十倍なのかわからないぐらいのプレミアムチケット。譲ってくれる人を探してもなかなか見つからない。
10年振りに動き出したELLEGARDEN。
エルレのライブを観たい人は世の中に数え切れないほどいるはずだ。3万8千人以上収容できるマリンスタジアムでも小さい。収まるわけがない。
自分はどうしてもELLEGARDENが帰ってきたことを実感したかった。音だけでも聴きたかった。とにかく「今のエルレの演奏」をどうしても聴きたかった。

我ながらどうかしていると思う。チケットもないのに会場まで来るなんて。
会場は野外のスタジアムなので音は漏れて聴こえてくる。しかし、全然クリアな音ではないし聴き取りづらい音。
音漏れを聴くためにチケットがないのに会場へ来た人は自分だけではなかった。自分以外にも多くの人が集まっていた。
わざわざ音漏れを聴きに来るなんて、みんなちょっとどうかしてる。
どうかしてる人はたくさんいた

音漏れを聴きに来たファンは数千人はいたと思う。
過去のグッズのTシャツを着ている昔からのファンも沢山いた。活動休止してからエルレを知ったであろう若いファンも音漏れを聴いていた。
エルレは活動休止している間もファンに忘れられずに大切なバンドとして聴かれ続けていた。活動休止している間もエルレを聴いた若い人たちを魅了した。
会場から外に漏れてくる音は良い音ではない。こもっていて聞き取りづらいし汚い音。演奏や歌は聞こえないことはないが、MCは殆ど聞こえない。
それでもみんな必死に1秒も聞き逃すまいと真剣に耳を傾けていた。
それはエルレだけでなく、オープニングアクトのONE OK ROCKの時からだ。演奏が始まれば座っていたファンも立ち上がりワンオクの漏れてくる演奏を楽しんで聴いていた。

10年ぶりに復活したエルレが選んだ対バン相手のワンオク。
対バン相手が決まった時はワンオクに対して否定的な意見もあった。しかし、会場に集まったファンはワンオクの演奏も真剣に聞いていた。演奏が終われば拍手をする人もいた。
ONE OK ROCKはエルレの活動再開のきっかけを作ってくれたバンドだ。そんなワンオクに対して感謝とリスペクトを持って演奏を聴いてるように感じた。
ワンオクのステージが終わりエルレのライブ前、音漏れを聴きに来た人たちの間でも少しの緊張感があった。
10年ぶりにエルレの演奏が聴ける興奮と緊張。当然会場の外からはステージは観えない。会場内にいるお客さんの歓声が聞こえてきて、エルレのメンバーがステージに出てきたのだと察して音漏れ組も歓声を上げる。
しかし、スタッフは「その場でお楽しみください」とアナウンスをしていた。ほんの一部の酒飲んで騒いだりモッシュしていたバカを除き殆どのファンがスタッフの言うことを守り興奮と感動を抑えつつ、静かに聴き入っていた。うっかり曲始まりに歓声を上げたり曲終わりに拍手はしていたけども。
みんな全然綺麗に聴こえない音漏れを真剣に聴いていた。音漏れだけで感動している。音漏れを聴いて泣いているファンもいる。
自分も含め、みんな、ちょっとどうかしてるよ。
音漏れを聴きに行くのは迷惑行為
チケットを持っていない人間が会場に集まり音漏れを聴くことは本来は迷惑行為だ。会場の外は公共の場。
会場のマリンスタジアム周辺に住宅や会社や店舗は少ない。そのためチケットを持っていない人が数千人集まっても大きなトラブルになったり、迷惑はかからないと思っている人も多かったと思う。
自分もマナー違反と理解しつつも、それでもエルレの音を聴きたいと音漏れを聴きに行った。マリンスタジアムの周辺には何もないし、他にも音漏れを聴きに行く人はいるはずだと思って。ちょっと、どうかしていたと思う。
スタッフは音漏れを聴き来た客を追い払っても問題はなかったと思う。むしろライブを安全に運営することを考えたらそれが当然の対応だろう。しかし、わざわざロープを張ってスペースを作って集まったファンを誘導し音漏れを聴けるようにして、近隣にも迷惑がかからないように整備してくれた。
音漏れ組はチケット代を払ったわけではない。エルレのファンかもしれないが「ライブのお客さん」ではない。グッズを買った人もいるかもしれないが、それはあくまで「グッズを購入した客」だ。
ライブの運営は客ではない相手にわざわざ人件費と労力をかけて聴く環境を整えてくれた。
スタッフの対応には心から感謝している。音漏れを聴きに行くことは当たり前のことではなく特別なことなのだ。
わざわざ環境を整備して音漏れを聴きやすくしてくれたスタッフや運営の対応には感謝している。ここまでやってくれるなんて、ちょっと、どうかしてる。
ELLEGARDENのせいでどうかしちゃってる
実際にチケットを入手できた人はもちろん、音漏れを聴きにいったファンもエルレの演奏に熱狂した。会場に行くことができなかったファンもエルレの復活に興奮しライブの感想を調べて読み漁っていたと思う。
みんな、ELLEGARDENが気になって仕方がないのだ。エルレの音楽のせいでみんな、ちょっとどうかしてるぐらいにワクワクしている。
音楽をBGMとして受け流してしまう人も多いかもしれないが、BGM以上の価値を感じている人も多い。特別な思い入れを持っている人も多い。音楽をとても大切なものに感じている人も多い。
エルレの音楽に特別な思い入れがある人はたくさんいるはずだ。
だからこそチケットは争奪戦になるし、チケットを持っていない人も会場に来る。会場に行くことができなかった人でもエルレのライブを想像してCDを聴いた人もいると思う。
これだけ多くの人を魅了するELLEGARDENはどうかしてるんじゃないかと思うぐらい凄いバンドなのだ。どうしてもライブを観たいと思わせるバンドなのだ。
えーとですね。
— いぎなり高田メタル (@kouheiyurusanai) August 17, 2018
エルレガーデンは本当に次回ライブ未定ですのでそれは全く関係ありません。
今後はMAYKIDZの活動をメインにやって行きます。
BBイコールは完全に遊び(笑)サポートなど他の活動も並行して頑張って行ったり行かなかったりしますのでよろしくお願いします。
しかし、エルレの今後の活動は未定らしい。現在メンバーはエルレ以外の主な活動がある。そちらに重きを置くのは当然かもしれない。
それでも、もう一度エルレのライブを観たい。自分は今回のライブを観ることはできなかった。しかし、生で10年ぶりにエルレの演奏を聴くことができた。その演奏は10年前と変わらずかっこよくて胸が熱くなる演奏だった。
演奏は耳にも心にも焼き付けた。でも、あの4人がいっしょに演奏している姿をもう一度観て目に焼き付けたい。そう思っている人は自分だけではないはずだ。
きっとまた活動をしてくれるとは思う。しかし、これだけ待っているファンがたくさんいるのに今後の活動が未定なんて、ちょっとどうかしてる。
MONOEYESやthe HIATUSを観に行けば細美さんの歌声は聴ける。
— むらたかもめ🌏音楽ブログ (@houroukamome121) 2018年8月15日
Nothingを観に行けば生方さんのギターは聴ける。
PAMを観に行けば高橋さんが叩いてる姿も観れる。
ときめき♡宣伝部を観に行けば高田さんが客席にいる。
でもこの4人が揃って演奏している姿を10年振りに観たいんだよ...
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