Unity Editor 向けの新しい MCPサーバ、MCP Server Extension for Unity をリリースしました。 JetBrains Riderにインストールするプラグインで、RiderにビルトインされているMCP Serverにツールを追加する拡張機能です*1。
特徴は次の3点です。
- UnityプロジェクトへのUPMパッケージインストールなし*2で利用可能
- ビルトインの MCP Server を設定済みであれば、追加設定なしで利用可能
- 複製したワークスペース*3からの同時使用も追加設定なしで可能
提供するツールは次の4つ。MCP Serverは21のツールを提供していますが、それに+4されます。
run_unity_tests: Unity Test Runnerでテストを実行しますrun_method_in_unity: 任意のstaticメソッドを実行します*4get_unity_compilation_result: アセットをリフレッシュし、コンパイル結果を取得しますunity_play_control: 再生モードを操作します
プラグインページはこちら。
リポジトリはこちら。
利用方法
プラグインのインストール
- Settings > Plugins を開く
- Marketplace タブで "mcp unity" などで検索
- Install をクリック

MCPサーバの設定
ビルトインの MCP Server を設定済みであれば、すぐ使えます。
未設定の場合は
- Settings > Tools > MCP Server を開く
- Enable MCP Server をクリック
- お使いのCoding Agentに応じた Auto-Configure をクリック
詳しくは MCP Server ドキュメントを参照してください。
Agent Skills
必須ではありませんが、テスト実行ツールで指定するテストモードやアセンブリ名の求め方を指示するAgent Skillを設定すると便利です。 リポジトリのREADMEにサンプルを掲載していますので、参考にしてください。
アーキテクチャ
JetBrains IDEs 2025.2以降でビルトインされているMCPサーバには、カスタムプラグインでツールを拡張できる仕組みがあります。 Coding Agentとのインタフェースはこれを利用しています。個別に設定する手間を省けるほか、複数ワークスペースからの同時使用も考慮されており、ツールの実装に集中できます。
Rider向けプラグインは、JetBrains IDEsプラグインとして振る舞うためのKotlinフロントエンド層と、C#バックエンド層の2レイヤ構成です。 本プラグインで提供しているツールは、RiderのUnityプラグインが備えている(開かれている)インタフェースを呼び出し、Unityプラグインを経由してUnity Editor側のRider Editorパッケージと通信し、Unity Editorを操作しています。
この構造のため、Rider Editorパッケージの機能の範囲でしかツールを提供できません。従って今後機能追加の予定はなく、バグフィックス中心のメンテナンスになります。 また近い将来、JetBrains公式で同じ機能が提供されるはずです。そうなれば、このプラグインの公開も終了するつもりです。IDEバージョンの追随がめんどくさいので早く手放したい(本音)。
所感
コードはほぼClaude Codeさんが書きました。メンテしない前提なので内部品質は気にしない、ということで、狭義のvibe coding寄りで。 でもテストは書かせているしテストケースをレビューしているので、vibe codingとは言えない。普段の自分からはだいぶ寄っているという程度です。
Plan modeでテスト設計させたスキル*5やPlanファイルもリポジトリに入れてあるので、雰囲気わかっていただけるかと。