
引用元:笑ゥせぇるすまん『夢のあと』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第17話『夢のあと』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『夢のあと』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『夢のあと』はこんなお話
- 『夢のあと』のあらすじ
- 『夢のあと』のレビュー
- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『夢のあと』はこんなお話
バドエン度 ★★★★☆
怖さ度 ★★★★☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『夢のあと』のあらすじ
高級ホテルに泊まることを夢見る、サラリーマンの浦島 太一(46)
浦島は通勤途中にある『ニュープラザホテル』という大きくてきらびやかな高級ホテルに憧れを抱き、
『いつかこのホテルに泊まってみたい…』
と、13年間ホテルの前を通る度に思っていた。
そんな浦島は、ある日街で喪黒福造と出会う。
「私夢がありましたね…こんなこと言うと笑われるでしょうが、私の夢というのは一度でいいからデラックスなホテルに泊まって豪遊してみたいことなのです」
といつかニュープラザホテルのドアを開けて客として入るのが夢だと話す浦島は、
「そんな贅沢は一生叶えられそうにありませんがね」
と、しかし叶わぬ夢だと寂しそうな顔をする。
そんな浦島に、
「どうですひとつ思い切ってあなたの夢を実現されたらいかがですか」
と喪黒は浦島の夢を後押しするが、
「いやいや!夢は夢であるからいいのですよ」
と、浦島は高級ホテルは自分には身分不相応だからと苦笑いをする。
すると喪黒は、
「そんなことをおっしゃってはあとで後悔なさいますよっ、失礼だがあなたの人生はもう三分の二は過ぎている、これから先は益々夢の実現する可能せいは薄くなります、やるなら今の内です!!あなたは今まで家族のためにただただ働いてこられた、この辺でホテルに止まるぐらいの贅沢は許されていいハズです」
と浦島に畳み掛け、
「やるなら今の内です!!ドーン」
と指を差す。
喪黒と別れて家へ帰った浦島は、
『考えてみれば結婚して以来妻と二人でどっかへ行ったこともなかったなあ』
と、いつも通り優しく自分を出迎えてくれる妻を見ながらそんなことを思い、
『確かに喪黒さんの言う通りこの辺りで少し贅沢をしてもいいのかもしれない、どうせならずっと連れ添ってきた妻と、愛する子供たち二人も連れてみんなで…』
と考える。
そこで浦島は、
「かあさん、思い切って会社休んでホテ…」
と夕飯の席で妻に家族全員で高級ホテルに泊まりに行ってみないか?と言いかけるが、どうせ決行するなら会社の休みが取れてキチンと算段が付いてから話そうと思い直し、
「いや!な、なんでもない!おあとのお楽しみにしておこう…」
と慌てて誤魔化し、ひとり微笑む。
数日後、浦島は夢の後押しをしてくれた喪黒にお礼を言いに魔の巣を訪れる。
しかし今日はまだ魔の巣に喪黒は来ていなかったため、浦島は喪黒を待ちつつ時間潰しにマスターに話しかける。
「実は私…喪黒さんにお礼を言いに来たんですよ、この前このお店であの人に夢を実現するのは今の内だってハッパかけられたでしょう、それでとうとう決心したんですよ、女房と子どもたちを連れてニュープラザホテルに泊まることにしたんです!それで実は明日から3日間夏休みをとって…会社からその費用も前借りしてきたんですよ!」
とご機嫌に話す浦島に、
「ちょっとおじさま!!素敵なお話じゃナーイ」
と、魔の巣にいたひとりの女せい客が話しかけてくる。
若くて綺麗なその女せいは、
「奥様はやめて私をホテルへ連れてってくれない?」
とからかうように浦島に言うが、
「き、君、じょーだんはやめなさい」
とギョッとした浦島に嗜められ、
「ハハハハご心配なく、あんまり素敵なお話だからちょっとからかってみただけよ」
と笑う。
そして、
「ねえおじさま〜、お祝いに一杯ご馳走になってい〜イ」
と、今度は浦島に一杯奢って欲しいと甘えてくる。
夢を叶える算段が付いて浮かれていた浦島はこの女せいの頼みに、
「結構ですよ、どうぞどうぞお嬢さん」
と気前良く答え、
「マスター、あなたもどーぞ、今日は景気良くやりましょうッ」
とマスターにも酒を奢ると言い、
「私の十何年の夢が叶うのを祝って乾杯してください!」
と、3人で乾杯して酒を飲み始める。
いい気分で酒を飲み進めた浦島は次第に酔っ払っていき、やがて酩酊状態になる。
そんな中、喪黒が魔の巣へ入ってくる。
「レレ、ああ、喪黒さんじゃありませんか」
とぐでんぐでんになりながらも喪黒に気付いた浦島は、
「あなたにお礼を言おうと思って待ってたんですよ、あなたのお勧めで家内とホテルへ泊まる決心をしましたのです」
と、ぐるぐると回る視界の中で機嫌良く喪黒にそう話す。
すると喪黒は、
「浦島さん善は急げですよ、決心されたのなら今すぐ行かれたらいかがですか」
と言う。
「今すぐと言ったって、家へ帰って家内を連れて来なくっちゃ」
と笑う浦島に、
「なにをおっしゃっているんです、奥さんそこにいらっしゃるじゃないですか」
と、喪黒は浦島の隣りの席を指差す。
「ええっ」
と浦島が隣を見ると、そこには笑顔の妻がグラスを持って座っていた。
「ああっ!おまえそこにいたのかい」
と喜んだ浦島は、
「よーし!行こう行こう、これから夢の実現に参りましょう!」
とはしゃぎ、席を立ち上がる。
そこで浦島の記憶はプツリと途絶える。
翌日。
目を覚ました浦島は、
「こ、こ、ここはど、どこだっ!?」
と、見知らぬ部屋のベッドで起きた事に戸惑いキョロキョロとあたりを見回す。
すると、
「おじさまの憧れのニュープラザホテルよ」
と声がして、シャツ1枚を身体に引っ掛けただけの女せいが現れる。
その女せいは、浦島が魔の巣で酒を奢った女せいだった。
「き、君は昨日の女の子!?き、君どうしてここにいるんだ!?」
とギョッとする浦島に、
「ンマーとぼけちゃって…おじさまが一緒にホテルへ行こうって誘ってくれてんじゃない」
と、女せいは笑いながら抱きついてくる。
『なんてことだ…!まったく覚えてない…』
と青ざめた浦島は、
「こーしちゃいられない!!早く家へ帰らなくっちゃ!!」
と慌ててホテルの部屋から出て行こうとする。
そんな浦島を、
「お待ちよおじさん!あたいとここに三日居るって約束したのよッ!」
と女せいは力ずくで引き止め、
「それともなにかい!散々あたいをオモチャにした挙げ句今朝になってやっぱり奥さんがいいから帰るってのかよ!」
と急に凄んで声を荒げ、浦島が帰ることを阻止する。
三日後。
「おじさん!!起きなよ、今朝で三日目だよ」
と、女せいに言われて涙ながらにベッドで目を覚ました浦島は、
「二日間あたいの相手してくれたから約束通り今朝で解放してやるよッ!」
と女せいに荒っぽく言われる。
「か、帰っていいかいっ!?」
とホッとする浦島に、
「早くさっさとかーちゃんのとこへ帰りな!!おっさん!」
と、鏡台で化粧をしていた女せいは苛立たしげに振り返る。
その化粧途中の顔は、浦島が今まで見てきた女せいの顔とは随分と変わっていた。
「ドシー、お、おばけー!!」
と思わず女せいのを指差して驚く浦島に、
「おばけで悪かったねッ、これがあたいの花の素顔さ!夢は必ず覚めるもんだってこと分かったかい!おっさん!」
と、女せいは仁王立ちになって吐き捨てる。
いろいろな意味で心身ともにくたびれ果てた浦島は、一刻も早く妻に会いたいとタクシーを使ってホテルから家へと帰る。
「た、ただいま〜」
とやっと帰って来られたと自宅の玄関を開けた浦島だったが、しかしそんな浦島を出迎えたのは、
「どなたですかっ!」
と怪訝そうに見つめてくる見知らぬ中年女せいと小さな男の子だった。
「あ、あなた誰ですかっ、どーして私の家にいるんですか?家内はどこです?」
と混乱する浦島に、
「なんですって!?あなたちょっと気がおかしいんじゃありません」
と女せいは気味悪がり、
「ここは私の家ですよっ!私たちここに10年以上も住んでるんですウ、変な言いがかりつけると警察呼びますよっ!」
と怒鳴って浦島を追い出す。
「ええーっ!!」
と何がなんだか分からない浦島は、追い出されてから家の表札を確認する。
するとそこには『浦島』ではなく『細井』と知らない名字が書かれていた。
「こ、こんな、ば、ばかな!!」
と何が起きているのか分からない浦島は途方に暮れ、
「ゆ、夢なら覚めてくれっ!!」
と、パニックになる。
そんな浦島のことを遠くから見ていた喪黒は、
「夢はやっぱり夢のまま置いといた方がよかったのでしょうか」
とひとりごちるのだった。
『夢のあと』のレビュー
シャ…シャベッターーーーーーッ!!!
魔の巣のマスターが喋った!

引用元:笑ゥせぇるすまん『夢のあと』
いやービックリした…。
あんた普通に喋るんかい!
アニメでは一言も発しなかったのに(ちなみにアニメでは確かこのシーン、マスターが何も返さないので「まだか…じゃあ待たせてもらおうかな」と浦島さんが自己完結して席に着いていました)
なんかマスターは漫画では1回だけ喋っていると以前どこかで聞いたことがあるので(この回のことですかね?もう喋るシーンはないのかな?)、ここぞという回に、なにかすごくもっともらしいことを言うのかなと勝手に思っていたのですが、なんか…思ってたのと違いました。笑
「きょうはまだです、でもまもなくおみえになるでしょうからどうぞ」
って…めっちゃ普通に普通のマスターとして普通のことを言っていますね。
えー…色々と衝撃でした。
…マ、マスターですよね喋ってるの?
まさかボトルが喋ってるんじゃないですよね?
しかもそのあと、
「マスターあなたもどーぞ、きょうはけいきよくやりましょうッ」
と浦島さんに言われて、マスターグラスを手にして一緒に乾杯していますしね。
なんてノリがいいんだ。
アニメにはこのシーンも確かありませんでしたね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『夢のあと』
さてお話ですが、衝撃のトラウマ回来ましたね。
この回はアニメで見た時もかなり浦島さんが可哀想で印象に残った回でしたが、漫画も同じく浦島さんが可哀想でしたね。
やはりこの話は浦島さんが普通に妻思いのいい人だということもあり、とんでもなく胸くそ話です。
オチが少々奇妙で怖いのは気に入っているのですがね。
浦島太郎をモチーフにしているのでしょうね。
しかしオチら辺の奇妙さというか怖さはアニメの方がよく表現されていたなと感じました。
漫画の浦島さんはホテルから自宅へタクシーで帰って来て、自宅へ入って初めて他の人が住んでいる(10年経ってしまっている)ということに気付く流れになっていましたが、アニメの浦島さんはホテルから自宅へ歩きで帰ってくるため、その道中の
『見知った道のはずなのに何かが違う…(10年経っているため風景が微妙に変わっている)』
という、なんとも言えないジワジワくる怖さが表現されていたのですよね。
あの帰り道のシーンが割と不気味で好きだったので、この辺の表現はアニメの方が好みでした。
しかし、魔の巣で酔っ払って酩酊状態になっている浦島さんのシーンは漫画の方が好みでした。
このシーン、いるはずのない妻が魔の巣にいて、そのことを浦島さんがまったく疑問に思わないというちょっと不気味なシーンで(酩酊状態になった浦島さんが酒を奢った女せいのことを妻だと勘違いしている、あるいは喪黒さんによって妻だと錯覚させられている)このシーンも結構好きなのですが、アニメではこのシーンただ画面がゆらゆらと水の中のように揺れているという表現だったのですよね。
しかし漫画のこのシーンは人物も背景もすべてのパースがめちゃくちゃに狂っていて、より酩酊状態のぐにゃぐにゃ感やこのシーンの不気味さが際立つ表現になっていて良かったです。
喪黒さんの顔なんかもう福笑いみたいになっちゃってますからね。笑

引用元:笑ゥせぇるすまん『夢のあと』
それにしても浦島さん、化粧をしていない女せいに対して、
「ドシー、お、おばけー!!」
は酷すぎる。笑
このシーンアニメでは、
「うわぁ!?き、君は!?」
にセリフが変えられていましたね。
アニメ放送時はまだコンプライアンスがそこまで厳しい時代ではなかったとはいえ、流石におばけはないと判断されたのでしょうか。

引用元:笑ゥせぇるすまん『夢のあと』
それと、喪黒さんの最後のセリフも漫画では、
「夢はやっぱり夢のまま置いといた方がよかったのでしょうか」
でしたが、アニメでは、
「夢の覚めたあとというのは必ず虚しいものです、しかし彼はそれなりに楽しい夢を見たのですから満足すべきです、しかもピチピチギャルとねぇ、オーホホホホホホ」
に変えられていましたね。
アニメのこの「しかし彼はそれなりに楽しい夢を見たのですから満足すべきです、しかもピチピチギャルとねぇ」という喪黒さんのセリフを聞いた時に、
「そんなわけないでしょ!浦島さんは妻と行きたかったのに!」
と割と腹立たしく感じたので、漫画にこのセリフがなかったのはある意味ホッとしました。
しかし家に帰ったら10年経っていた浦島さんも可哀想ですが、考えてみたらいきなり夫が帰ってこなくなってそのまま10年経ってしまった妻(とあと子供たち)も可哀想ですよね。
まぁ100年とかではなく10年なので、探せば再会できるかもという希望が少し持てるところがまだ救いですかね。
アニメ『夢のあと』のネタバレ・レビュー↓
次の話(18話)↓
前の話(16話)↓
【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
ネタバレ・レビュー、特殊回まとめ、作画ミス
小ネタ、エッ♡な小ネタ、マニア向けな小ネタ
メタ、隠し要素、もぐ虐、名言、美女ランキング
喪黒福造の正体、マスターの正体…
など、『笑ゥせぇるすまん』に関する記事が一気に見られます↓
【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
笑うセールスマン わらうせえるすまん もぐろふくぞう 感想
