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『余生』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『余生』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第109話『余生』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「この話のオチってどんなだったっけ?」

と気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『余生』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★★☆

怖さ度    ★☆☆☆☆

グ口度    ☆☆☆☆☆

 

『余生』のあらすじ

 

公園で仲間とよくゲートボールをしている、無職の向井 誓司(むかい ちかし)65歳。

 

向井は長男夫婦と同居をしていたのだがあまり長男の妻とうまくいっておらず、家に居場所がないため仕方なく毎日のように公園でゲートボールをしていた。

 

しかしゲートボール仲間ともあまりうまくいっておらず、向井は出口という年下の監督の男せいからよく、

「今日負けたのは向井さんがミスしたせいなんだから残って特訓してもらいたいな!今のままじゃ君チームのお荷物だからね!」

などと高圧的なことを言われて嫌がらせのようなことをされていた。

 

出口の嫌がらせに辟易する向井だったが、小心者の向井は出口に逆らうことができず、

「練習してこの次はみんなに迷惑をかけないようにしますよ…」

と、いつも苦笑いで出口の嫌がらせを受け流していた。

 

そんな向井は、ある日公園で喪黒福造と出会う。

 

「3年前に妻を亡くしてから長男夫婦が私の家に同居するようになったのですがこれがとんだ見込み違いでしてねぇ、それまでは日当たりのいい2階にいたのですが『年寄りが2階にいるのはいざという時危ないから』と下の北向きの部屋に押し込められてしまいましてねぇ、庇を貸して母屋を取られるとはまさにこのことですなぁ…」

とぼやく向井は、

「それでも救いは3つになる孫のヒロシです、孫がこんなに可愛いとは思いませんでした!」

と、3歳の孫のヒロシが自分に懐いてくれているのだけが今の自分の救いだと話す。

 

しかし向井がヒロシと遊んでいると「甘やかすクセが付く!」と言って長男の妻のヨシコがすぐに飛んできて孫を取り上げてしまうため、向井は唯一の救いであるヒロシともあまり触れ合うことができないのだと嘆く。

 

「それで仕方なくゲートボールをしているというわけで、しかし好きでやってるわけでもないのでちっとも上達しなくって…」

と肩を落としながら続ける向井に、

「それはさぞかし不本意な余生でしょうなぁ」

と喪黒は返す。

 

「ええ、…でもこれでいいんですよ、私の人生ゴールが近いんですから」

とどこか諦めたように呟く向井に、

「とんでもない、残り少ない人生だからこそ思う存分楽しく過ごさなければ、お年寄りはもっと自己主張をするべきですよ、それでは私が気合を入れて差し上げます」

と喪黒は言い、「え?」と戸惑う向井に、

「ドーン!」

と指を差す。

 

翌日、向井はヨシコに向かって、

「ヒロシは私の可愛い孫なんだ!今後ヒロシを私から遠ざけるようなことはしないでもらいたい!」

と声を荒げていた。

 

向井はヨシコに対して自己主張をするようになったのだった。

 

そしてゲートボールの監督の出口にも、

「出口さん、脇から色々言われたら精神が集中できないじゃないか!」

と向井はプレイ中に毅然と言い返し、自己主張をするようになっていた。

 

突然人が変わったように堂々と自己主張をするようになった向井に、ヨシコも出口も面食らって二の句が継げなくなる。

 

後日、再び喪黒に会った向井は、

「喪黒さんのお陰で嫁も私に一目置くようになりました、孫のヒロシともコソコソせずに話したり遊んだりできるようになったし、毎日毎日を愉快に過ごせるようになりました、本当にありがとうございます」

と、喪黒のアドバイス通りに自己主張をするようにしてから何もかもうまくいくようになったと嬉しそうに話す。

 

そんな向井に、

「それは良かった、お年寄りは尊敬されるべきなのです」

と喪黒は返すが、続けて、

「ですからあなたも決して目上の人に逆らっちゃダメですよぉ」

と忠告をする。

 

喪黒の忠告に、

「ハハハハ、そうですなぁ」

と、向井はご機嫌に答える。

 

数日後、すっかり自己主張をすることが日常になってきた向井は、

「ヨシコさん、このご飯私には硬すぎますよ、おかずの味付けも年寄りには辛すぎます、明日からは私には特別メニューで作ってくださいね!」

「ヒロシに少しくらい甘いものを食べさせたっていいだろ!」

「私がゲートボールから帰ってくるまでに私が2階に移る準備をしておくように!」

と、その日もヨシコに無茶な文句や注文を繰り返していた。

 

向井の連日の傍若無人ぶりに、長男の妻はいい加減我慢の限界に達していた。

 

一方向井はゲートボールの監督の出口にも相変わらず強気に言い返して自己主張を繰り返していた。

 

しかしこの頃の向井はただゲートボールのアドバイスをしただけでも反論をしてくるようになっていたため、

「人が親切でコーチしてやっているのにっ!ゲートボールでも勝負は勝負だ!貴様ぁ監督の指示に逆らうのか!?」

と出口はとうとう怒りを爆発させて向井の胸ぐらに掴みかかる。

 

そんな出口のことを、

「やめてくださいっ!」

と向井は強く振り払う。

 

すると出口は地面に倒れ込み、その瞬間にカツラと入れ歯が取れてしまう。

 

若く見えていたためてっきり自分よりも年下だと思っていた出口は、実は若作りをしていただけで向井よりもずっと年上だった。

 

「まぁ出口さん、カツラだったのねぇ!?」

「若く見えたけど随分お年だったのねぇ」

とゲートボール仲間がクスクスと笑う中、地面に倒れた出口は恥ずかしそうに焦りながらも、

「か弱い老人に暴カ振るって!お陰で腰の骨が折れたぁ!誰か救急車呼んでくれええぇ!」

と入れ歯が取れた口でモゴモゴと叫びながら、向井に暴カを振るわれたと大袈裟に騒ぐ。

 

先程までは強気な態度を見せていた向井も救急車が来る事態になったため流石に、

『大変なことになった…』

と青ざめる。

 

出口と共に救急車に乗った向井は、出口を病院に預けて出てきたところで、

「向井さん」

と、喪黒に声をかけられる。

 

「あ!も、喪黒さん」

と驚く向井に、

「あなた私との約束を破りましたねぇ、出口さんはあなたよりずーっと年上なんですよ、目上の人に逆らっちゃいけないと約束したはずですよ」

と喪黒は言う。

 

「カ、カツラをつけていたんで、年より若く見えたもんで…」

としどろもどろになりながら返す向井に、

「それは言い訳というもんです」

と喪黒は言い、

「約束を破った以上あなたは大切なものを失わなくてはなりません、ドーン!」

と指を差す。

 

向井が家に帰ると、何故か家はもぬけの殻だった。

 

すべての家具がなくなり家族もいなくなったガランとした家に驚いた向井は、

「これは…」

と呆然と呟き、自分の部屋も確認しに行ってみる。

 

すると1階の北向きの自分の部屋には向井の妻の仏壇と、見覚えのないラジカセだけがポツリと残されていた。

 

向井が試しにラジカセのボタンを押してみると、

『もう我慢の限界を超えました、これ以上お義父さんのわがままには耐えられません、わたくしたちは出てゆきます』

とカセットに吹き込まれたヨシコの声が流れて、続けて、

『おじいちゃん、さようなら、バイバーイ』

という無邪気なヒロシの声も流れた。

 

大切な孫がいなくなってしまったことにショックを受けた向井は、

「ヒ、ヒロシ…ヒロシーーー!!!」

と、涙を流しながら絶叫する。

 

それからというもの、向井は部屋の中で日がな一日カセットを再生して過ごしていた。

 

愛しい孫の声はもはやカセットの中でしか聞くことができなくなった向井は、

『おじいちゃん、さようなら、バイバーイ』

『おじいちゃん、さようなら、バイバーイ』

と、飽きもせずにひたすらヒロシの声を巻き戻しては再生していた。

 

あまりにそこだけを繰り返して再生するため、やがてテープは擦り切れていき、

『おじいちゃん、さようなら、バイバーイ』

というヒロシの声にはいつしかノイズが混ざり始めて声も不自然に歪むようになっていた。

 

しかしショックで実際の年齢よりも随分と老け込んでしまった向井は、そんなことにも気付かないかのように今日もただひたすらにカセットを再生し続ける。

 

そんな向井がいる家の前に立っていた喪黒は、

「いずれにしてもこれからは世代間の相互理解が大切ですねぇ、若者怒るな来た道じゃ、年寄り笑うなゆく道じゃ、…私しゃこの道笑っていきますよぉ、オーホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『余生』のレビュー

 

この話は『笑ゥせぇるすまん』の中でもトップクラスに可哀想な話だと思います。

まぁとにかく後味が悪い…。

 

個人的には第115話『待つ女』の次に可哀想な話だと思っています。

 

妻の仏壇とカセットだけを残されてひとり寂しく延々と孫の声を再生し続けるって…どんだけ悲しい終わり方なんですか!

 

またカセットが擦り切れてきて段々と孫の声がザカザカになっていくというのも悲しいわ、ちょっとしたホラー感もあるわで、尚の事可哀想な終わり方に拍車をかけているのですよね。

 

しかし可哀想とはいえ調子に乗りすぎた向井さんの自業自得感もあるため、この話は個人的には『笑ゥせぇるすまん』の可哀想な話の1位ではなく2位だと思っています。

 

というか向井さんは長男の妻のヨシコさんを目の敵にしていましたが、別にヨシコさんは普通のことをしているだけなのですよね。

 

年寄りが2階にいるのは危ないからと向井さんの部屋を1階に移したのも、ヒロシを甘やかすなというのもどちらも当人のことを思ってのことですしね。

 

なので可哀想とは思いつつも同情できない部分も結構あるのですよね…。

 

しかしそれにしても最後があまりにも悲しいため、この話は個人的には割とショッキングなお話でした。

 

いや〜喪黒さん、年寄り(今の時代的には65歳は年寄りでもないですが)にも容赦ないですね。

 

というか自分で破滅させておいて、

「いずれにしてもこれからは世代間の相互理解が大切ですねぇ」

じゃないですわ。笑

 

しかしそのあとの

「若者怒るな来た道じゃ、年寄り笑うなゆく道じゃ、…私しゃこの道笑っていきますよぉ、オーホホホホホ」

と言いながら去って行くのはちょっと可愛かったです。

 

あと向井さんと公園で話している時(2:36〜)に、象の遊具に座って象の鼻に鞄をかけていたのも可愛かったです。

ちょうどいい鞄かけですね。笑(よく見たら向井さんも座っている亀の遊具の頭に鞄を乗せていますね)

 

引用元:笑ゥせぇるすまん『余生』

 

あと忠告を破った向井さんを追い詰めるシーンで、

「あなた私との約束を破りましたねぇ」

「出口さんはあなたよりずーっと年上なんですよ」

「目上の人に逆らっちゃいけないと約束したはずですよ」

と、喪黒さんがセリフを言う度にトンットンットンッと画面が微妙にアップになっていく演出が今までにない演出(たぶん)でちょっと面白かったです。

 

このシーンは喪黒さんの声にだけエコーがかかっていたり(ビルに反響しているから?)、喪黒さんの顔にだけ夕日の赤色が差していたり、画面が徐々にアップになっていったりと向井さんを追い詰めていく喪黒さんの怖さが増す演出が色々と細かく施されていてなんだかとても不気味でよかったです。

 

笑いながら追い詰めていく喪黒さん…改めて見ると本当に怖いですよね。笑

 

それにしても向井さんの名前は酷かったですね、向井 誓司(むかい ちかし)って…。

第35話『キッス占い』の客の尾崎 真蔵(おさき まっくら)さんや、第48話『雪山惨歌』の客の見地目 苔(みじめ こける)さんと同じくらい酷い名前でしたね。

 

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