
引用元:笑ゥせぇるすまん『カンヅメのペット』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第41話『カンヅメのペット』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
- 『カンヅメのペット』はこんなお話
- 『カンヅメのペット』のあらすじ
- 『カンヅメのペット』のレビュー
- 【全話】『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『カンヅメのペット』はこんなお話
バドエン度 ☆☆☆☆☆
怖さ度 ★★☆☆☆
グ口度 ★☆☆☆☆
『カンヅメのペット』のあらすじ
九官鳥を飼っている、アニメーターの高 阿羅夫(こう あらお)28歳。
高はペット厳禁のアパートに住んでいたが、九官鳥が好きなためこっそりと部屋で九官鳥を飼っていた。
しかし、ある日仕事から帰ってくると部屋から九官鳥がいなくなっていた。
驚いた高は、
「キューコ!?」
と、慌てて外に九官鳥を探しに行く。
そんな高は、街で喪黒福造と出会う。
九官鳥を探す高に、
「キューコちゃんってあの九官鳥ですか?昼間管理人さんらしい人とパーマの男が九官鳥を追い出すのを見ましたよ」
と、喪黒は教える。
「パーマの?…隣の立木ってやつだな!?きっと管理人に告げ口したんだ!クソー」
と九官鳥を飼っていることを隣人の立木に知られてしまい、立木と管理人に九官鳥を逃されてしまったと知った高はショックのあまりその場で泣き始める。
そんな高に、
「お気持ちはわかりますよ、突然可愛がっていたペットがいなくなるってことは本当に寂しいものです」
と喪黒は慰めの言葉をかけ、
「あなたのキューコちゃんへのお気持ちはよくわかりますが、失った愛は新しい愛で埋めるしかありませんなぁ」
と、高に新しいペットとして何かの缶詰を渡す。
「…なんですかぁこれ?」
と、不思議そうな顔をする高に、
「ユーカリの缶詰です、缶を開けて水をやれば立派なユーカリの木が育ちますよ、植物ならペットじゃありませんからねぇ」
と、これならペット厳禁のアパートでも育てられると喪黒は言う。
「でも植物は口を利きません、キューコは話しかければちゃんと返事をしたのに…」
と、あまりユーカリにいい顔をしない高に、
「植物だって話しかければ心は通じます、特にこの缶詰のユーカリはそうです、試しにこのユーカリに水をやる時話しかけてご覧なさい、きっと心が通じてあなたに幸せをもたらしてくれるでしょう、500種類もあるユーカリの中から私が厳選した特別せいです、大気汚染にも強く手間いらずでどんどん成長しますよ」
と、喪黒は言う。
「でもキューコの代わりには…」
と、尚もユーカリを渋る高に、
「生き物を可愛がるのに動物も植物もありません、生命を愛するという気持ちに価値があるのです、あなたはこのユーカリを育てるべきです、育てなければならないのです、ドーン!」
と、喪黒は指を差す。
喪黒から半ば無理やりユーカリの缶詰をもらった高は、その日から水をあげてユーカリを育ててみる。
すると数日後、ユーカリの缶詰から芽が出る。
「あ、芽が出てる!…ハハ結構可愛いもんだな」
と、意外にもユーカリが可愛く思えてきた高は顔をほころばせて、
「そうだ!名前をつけてやろう、…ユーカリだからユーカちゃんがいいか」
とユーカリに名前を付ける。
その後高はユーカリに水をあげる度に、
「ユーカちゃん」
と呼び、愛情深くユーカリを育てる。
愛情深く育てられたユーカリはすくすくと育っていき、数ヶ月後にはアパートの天井にまで届くほどの大きな木になっていた。
「フフ、ユーカちゃん」
と、満足気にユーカリに微笑む高は、
「わーい!わーい!ユーカちゃん!僕のユーカちゃん!大きくなれー!どんどん大きくなれー!」
と、ユーカリの成長に嬉しくなりはしゃぐ。
高はすっかりユーカリに夢中になり、アニメーターの仕事にもユーカリを絡めて『ユーカリ物語』というユーカリとコアラの友情物語のアニメを企画する。
するとこの企画が上に通り、高の『ユーカリ物語』はテレビシリーズのアニメ化が決定する。
ユーカリを育て始めてから仕事も順調に進んでいる高は、後日再び会った喪黒に、
「あのユーカリが幸せをもたらしてくれるというのは本当だったんですねぇ、なにもかも喪黒さんのお陰です、なんとお礼をしたらよいのやら」
と、嬉しそうに感謝を伝える。
「あなたに喜んでいただければそれで十分ですよぉ、それよりあのユーカリをいつまでも可愛がってください」
と言う喪黒に、
「もちろんですとも!」
と、高は笑顔で返す。
しかし高が喪黒と会っていた時、高の部屋には管理人と隣人の立木が入り込んでいた。
「本当にまたペットを飼い始めたんですね!?」
と立木に聞く管理人に、
「ええ、犬だか猫だか知らないけど『ユーカ』なんて名前を付けてるんですよぉ」
と、立木は答える。
以前ユーカリの成長にはしゃぐ高の声を壁越しに聞いた立木は、
「また高がペットを飼い始めた…!」
と思い込み、再び管理人に告げ口をしたのだった。
立木から話を聞いた管理人は高が留守中に立木と共に高の部屋へと入ってペットを確認しようとしたが、高の部屋にはペットらしき動物は見当たらなかった。
「しかし…どこにもペットなんかいないじゃありませんか」
と困惑する管理人に、
「…おかしいなぁ」
と、高の部屋を隅々まで探す立木も不思議そうな顔をする。
「困りますねぇ、いい加減なこと言わないでくださいよ」
と顔をしかめて高の部屋を出て行く管理人に、
「あ、確かにユーカちゃんって…」
と、立木は尚も諦めきれないように部屋の中を見回す。
すると立木の目に部屋の隅に置かれたユーカリの木が飛び込んでくる。
「き、気味の悪い木だな…」
と鬱蒼と生い茂る大きなユーカリの木を不気味に思った立木は、その後『…ニヤリ』と笑い、恥をかかされた恨みも込めて高のユーカリの木をズタズタに切り刻んでしまう。
自分の留守中にそんなことが起きているとは知らない高は、
「ただいまぁ!ユーカちゃん!」
といつも通りに帰宅し、切り刻まれたユーカリの木を見て、
「あああああ…!?」
と、驚愕し絶望の表情を浮かべる。
そんな高の声を立木は隣の部屋の壁越しに愉快そうに聞いていた。
ユーカリの木を切り刻んだ犯人が立木だと知らない高は、
「ううううう…一体誰が…」
と、ユーカリの缶詰の部分を胸に抱いて部屋で泣き崩れる。
するとそんな高の元へ、
「酷いことをするもんですねぇ」
と、喪黒がやって来る。
喪黒に気付いた高は、
「喪黒さん!…ユーカちゃんが!な、なんとかしてください!ユーカちゃんがぁ!」
と、縋るように喪黒にユーカリの缶詰を見せる。
ズタズタに切られて根元だけが残ったユーカリの缶詰を『ジッ…』と見つめた喪黒は、
「…わかりました、やってみましょ」
と言い、念を込めながら、
「ドーン!」
と、ユーカリの缶詰に指を差す。
しばらくするとユーカリの缶詰からはニョキニョキと新たなユーカリの木が生え始めて、それは驚異的なスピードで成長していった。
復活したユーカリに、
「わあぁぁぁぁ!」
と、高は笑顔で喜ぶ。
しかし復活したユーカリは枝も根もグングンと伸びていき、やがてそれは壁の隙間や床の隙間から隣人の部屋へと入り込んでいく。
そして隣人の立木の部屋へと入り込んだユーカリは、寝ていた立木の身体に纏わりつき、
「…ハッ!な、なんだ!?なんだ!?」
と異変を感じて飛び起きた立木の身体を拘束するように持ち上げて、そのまま窓ガラスを突き破ってアパートの外へと連れ出す。
「た、助けてっ!助けてくれぇ!」
と、何が起きているのかわからずパニックになって叫ぶ立木の声に、
「…ハッ!」
と隣の部屋で寝ていた高は目を覚まし、慌てて窓を開けて外を確認する。
しかし立木の部屋を見ても外を見ても特に異変はなかったため、
『なんだ…夢か…』
と高はホッとして、再び窓を閉める。
しかし高が窓を閉めた外では、ユーカリによって電柱の上の方にぶら下げられて降りられなくなっていた立木が、
「ヒッ…うわぁぁぁ…ユーカ…ユーカ…」
と、ユーカリに怯えるように静かに青ざめながら震えていた。
立木が外でそんなことになっているとは知らない高は、
「ユーカちゃん…僕の、ユーカちゃん…」
と復活したユーカリを想い、幸せそうに再び眠りについていた。
高が幸せそうに眠る部屋は、成長したユーカリの枝や根で覆い尽くされていた。
部屋を覆い尽くす程に成長したユーカリは未だに成長をやめず、高の部屋ではまだユーカリの枝や根がうごうごと怪しげに蠢いていた。
そんな高の部屋を外から見ていた喪黒は、
「ユーカリというのはすごく成長力が強いのです、この先あのユーカリがどこまで大きくなるか楽しみですねぇ、オーホホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『カンヅメのペット』のレビュー
喪黒さんが人や動物以外に「ドーン!」したのはこの回だけですかね?
非常に珍しいです。
しかし、
「…わかりました、やってみましょ」
と珍しくわずかに言い淀んでいる感じがしたので、喪黒さんも植物に「ドーン!」するのは少し自信がなかったのですかね?
喪黒さんが切られたユーカリを『ジッ…』と見つめていた時に、ユーカリを痛ましく思っていたのかそれともユーカリを復活させられるかどうか悩んでいたのかわかりませんが、珍しく少し神妙な顔をしていたのがよかったですね。
それにしてもこの回の客の高さんは、ユーカリは復活してもらえたし仕事は順調だし立木さんに(意図せず)復讐はできたしで…まぁまぁハッピーエンドですかね。
ユーカリがどんどん成長しているため微妙に不穏な感じの終わり方にはなっていますが、まぁでもそこそこハッピーエンドに見えますね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『カンヅメのペット』
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