
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第112話『主夫道』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
『主夫道』はこんなお話
バドエン度 ☆☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『主夫道』のあらすじ
最近結婚したばかりの、サラリーマンの梶 大介(31)
梶の家庭は共働きだったため夫婦で家事を分担していたのだが、梶はまったく家事ができないことが悩みだった。
炊事も洗濯も掃除も何をやっても失敗ばかりする梶に最近では妻も呆れ果て、夫婦仲は悪化していく一方だった。
『そろそろ子供でも』と思っていた梶だったが、夫婦仲が悪化しているためそれもなかなか叶いそうもないと梶は落ち込んでいた。
そんな梶は、ある日公園で喪黒福造と出会う。
家事ができないとぼやく梶に、
「あなたが家事の勉強をすればいいのです、いいカルチャースクールをご紹介しましょう」
と喪黒は言い、『主夫道』というカルチャースクールを紹介する。
後日、梶は喪黒に紹介された主夫道へと行ってみる。
するとそこではカルチャースクールの先生がたくさんの男せい相手に家事のイロハを教えていた。
梶は慣れない家事の教えに戸惑いながらも、真剣に主夫道で家事のイロハを学んでいった。
数日後、主夫道ですっかり家事のイロハを学んだ梶は炊事も洗濯も掃除も完璧にできるようになっていた。
早速学んだ教えをいかしながら家庭でも家事をこなす梶。
そんな梶の頑張りに梶の妻は感激し、
「…あなた、今まで冷たくしてごめんなさい」
と謝り、梶のことを見直すのだった。
後日、喪黒に再び会った梶は、
「いや〜喪黒さん本当にありがとうございました!おかげさまでずっと夫婦仲は円満です」
と、家事をマスターしたことで夫婦仲が戻ったとお礼を言い、
「しかし家事がこんなに楽しいとは思いませんでしたよ、勤めからの帰り道に冷蔵庫に残っているものでのその日の献立が頭に浮かぶようになってきたほどですよ」
と、ついでに家事の楽しさにも目覚めたと笑顔で報告する。
そんな梶に、
「ほぉ〜大したもんです」
と喪黒は感心しつつも、
「しかしそれはちょっと行き過ぎですなぁ」
と続ける。
「え?」
と戸惑う梶に、
「あなたはあくまでも夫として奥さんの負担を軽くしてあげるべきなのですよ、あなたが主夫に成り切ることが果たして幸せかどうかよーく考えてくださいねぇ」
と、喪黒は忠告する。
喪黒の忠告に、
「主夫に成り切るなんてぇ」
と梶は苦笑いをし、
「私も男として仕事をバリバリやらなくちゃいけませんからね!」
と、堂々と返す。
喪黒に話した通り、梶は家事を完璧にこなしつつも今まで以上に仕事にも精を出していた。
そんなある日、梶は、
「私、課長になったのよ!うちの会社では初めての女せい課長よ、これも家事の分担をして私を仕事に打ち込ませてくれたあなたのおかげよ!」
と、妻から嬉しそうに昇進の報告を受ける。
妻の報告に、
「おめでとうコノミ!よぉし、ご馳走を作ってお祝いだ!」
と、梶も妻と一緒になって喜ぶ。
しかし妻が昇進して課長になってからというものの、妻は仕事が忙しくなり家事にまで手が回らなくなっていた。
「ごめんなさい、課長になったらやたら忙しくて、この頃はほとんど家事もあなたにお任せで…」
と申し訳なさそうにする妻に、
「いいんだよ、君には仕事が向いているんだ。うちのことなんか心配しないで、君は仕事でバリバリ頑張ればいいよ」
と梶は言いながら、妻の分の家事も笑顔で肩代わりしていた。
家事の負担は増えたものの、梶は家事の楽しさに目覚めていたためそのことをそれほど苦には思っていないのだった。
そんな梶は、妻の代わりに本格的に家事に力を入れるために会社を辞める決断をする。
会社を辞めた梶は、一日中好きな家事ができることに幸せを感じていた。
そんなある日、梶はスーパーでの買い物中に喪黒と出くわす。
「とうとう主夫に成り切ってしまいましたねぇ」
と言う喪黒に、
「すみません、せっかくのご忠告でしたが今は主夫業こそ私の天職だと思ってるんです」
と、梶は頬を染めながら幸せそうに返す。
そんな梶に、
「そうですか、それでしたらあなたは主夫業をとことん全うしてください、ドーン!」
と、喪黒は指を差す。
数日後、梶夫妻は病院で妊娠を告げられていた。
「おめでとうございます、間違いなく妊娠3ヶ月ですよ」
と言う医者に、梶夫妻は笑顔で喜ぶ。
妊娠が分かってからも、梶の妻は外でバリバリと働いていた。
一方梶は相変わらず家で黙々と家事をこなしていた。
そんな梶は、家事の合間にふとお腹を抑え、
「あ…!動いたわ」
と、幸せそうに呟く。
そう呟く梶のお腹はまるで妊娠しているように大きくなっていた。
『主夫道』のレビュー
「『おめでとうございます、間違いなく妊娠3ヶ月ですよ』…ってお前かい!」
と、思わずツッコんでしまう終わり方ですね。笑
オチはともかく、仕事をしたい妻が働いて家事をしたい夫が主夫をしてとても理想的な夫婦に見えますが、
「あなたはあくまでも夫として奥さんの負担を軽くしてあげるべきなのですよ、あなたが主夫に成り切ることが果たして幸せかどうかよーく考えてくださいねぇ」
「主夫に成り切るなんてぇ、私も男として仕事をバリバリやらなくちゃいけませんからね!」
などのセリフからも分かる通り、この話が放送された1992年(平成4年)にはまだこういった夫婦は異質な存在だったのでしょうね。
今だったら、
「あなたが主夫に成り切ることが果たして幸せかどうかよーく考えてくださいねぇ」
という喪黒さんのセリフに、
『全然いいじゃん、幸せじゃん、何がおかしいの!?』
と思ってしまいますが、この時代はまだ男は外でバリバリ働いて女は専業主婦で家を守るというのが当たり前の時代だったのでこのセリフに違和感を持つ人も少なかったのでしょう。
その他にも話の冒頭の方の、
「ところが女房は共稼ぎを理由に家事も分担しろと言うのですよ」
という梶さんのセリフにも時代を感じました。
今だったら、
『そりゃあ共働きだったら家事は分担でしょうよ…』
と当たり前のように思ってしまいますからね。
あと、主夫になった梶さんがどんどんオネェっぽくなっていくのにも時代を感じましたね。
今だったら、
『主夫=オネェではないだろ…』
と思いありえない表現だと感じてしまいますが、当時は、
「家事は女の仕事、それをしているこいつは女みたいなやつ」
というような感じでこのような表現にしたのでしょうね。
まぁ30年以上も前に作られたアニメですからね。
今と価値観はだいぶ変わりますよね。
それにしても私はこの話で『ディンクス』という言葉を初めて知りました。
『ディンクス』とは『共働きで子供を意識的に持たない選択をする夫婦のこと』だそうです。
話の冒頭の方で、
「共稼ぎでして」
という梶さんに対して、
「そりゃあ羨ましい、例の『ディンクス』っていうやつですな」
と喪黒さんが返しているのですよね。
こんな言葉があったのですね。
この時代は共働きも選択子なしもまだ珍しい時代だったのでこういった言葉ができたのかもしれませんね。
今は共働きも選択子なしも珍しいものではなくなったので、この言葉は消えてしまったような気がします。
まぁなんにせよ梶夫妻(主に梶さん)が普通に幸せそうなので、この話は今見ると少々時代錯誤感はありつつも後味は良く感じます。
それにしても、喪黒さんに「ドーン!」された時の梶さんの反応が可愛かったですね。
両頬を抑えながらニッコニコで、
「あれえぇぇぇ⤴」
って。笑
あんなに嬉しそうに「ドーン!」される客はたぶん後にも先にもこの人だけでしょう。

引用元:笑ゥせぇるすまん『主夫道』
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