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【放送禁止】『たのもしい顔』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】

引用元:笑ゥせぇるすまん『たのもしい顔』

 

今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の放送禁止回

「第1話『たのもしい顔』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

第1話『たのもしい顔』は、第111話『男運』と同じく何故かYouTubeでは流せないようで『放送禁止』『欠番扱い』になっています(ちなみにAmazonでは見られるため、『笑ゥせぇるすまん』の歴史から葬り去られた回というわけではないみたいです)

 

なぜYouTubeで流せないのか?

その理由も含めてネタバレ・レビューをまとめていきますので、

「放送禁止扱いになっている理由が知りたい」

「この話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『たのもしい顔』はこんなお話

 

バドエン度  ★★☆☆☆

怖さ度    ★★☆☆☆

グ口度    ★★★★★

 

『たのもしい顔』のあらすじ

 

人から頼られてばかりいる、サラリーマンの頼母雄介(たのも ゆうすけ)41歳。

 

頼母は生まれつきキリッとした頼もしい顔をしていたからか学生時代からよく人に頼りにされ、社会人になってからもそれは変わらなかった。

 

会社の部下からは、

「そのハードな横顔が痺れちゃうわぁ」

「僕にも甘えさせて〜」

などと懐かれて頼りにされ、夜の店の女せいからは、

「頼母さんの奥さんが羨ましいわぁ…」

などとお世辞ではなく本気でうっとりと言われて腕に抱きついて甘えられ、頼母は日々いろいろな人から羨望の眼差しを受けていた。

 

しかし頼母は、

『自分を頼ってくる周囲の人たちの期待を裏切ってはいけない…!』

と頼もしい顔に見合うように長年クールでしっかりした厳格なせい格を演じてきだけだったため、本心ではこの周囲からの羨望の眼差しに生きづらさを覚えていた。

 

そんな頼母は、ある日街で喪黒福造と出会う。

 

酔って気持ち悪くなっていたところを介抱してくれた喪黒に、

「この顔のおかげで私は子供の頃から期待されて育ってきました、常に周囲の期待に答えるよう懸命に頑張ってきたのです、現在に至るまでずーっと家族友人会社の連中に頼りにされてきたのです…、だがいつも頼りにばかりされることは大変な負担です、私を頼って甘えてくる連中はたくさんいるけど私が頼り甘えられる人物なんてどこにもいないのです…!」

と、弱っていた頼母は思わず本音を漏らす。

 

「人を頼るより頼りにされる方が何倍も辛いものです、今のままでは精神のバランスが崩れてしまうでしょうなぁ」

と、頼母に同情した喪黒は、

「よろしい、あなたが安心して甘えられる人を紹介しましょ」

と約束をする。

 

翌日、頼母がいつも通り会社で仕事をしていると喪黒が面会にやって来る。

 

「昨夜お約束した件でしてぇ、あなたが頼れて甘えられる人物をあれから早速いろいろあたりました、やっと見つけ出してきました」

と報告をしに来た喪黒に、昨日喪黒に会ったことは覚えているけれど酔っていて何を話したかまでは覚えていなかった頼母は、

「君私は忙しいんだ、つまらん用事なら帰ってくれたまえ、昨日私が何を言ったか知らんが酔っ払った挙げ句の戯言にすぎん」

と素気なく答えて、さらに、

「…ははぁ分かったぞ、君は私に女を世話してそれをネタに恐喝する気だな!」

と、喪黒を怪しんで詰る。

 

「おやおやこれは酷い誤解だ、仕方ありませんとりあえず帰ります、が、もし気が変わったらさっきの名刺の裏を見てください、先方の連絡先が書いてありますから」

と、言いながら諦めて来客室から出て行く喪黒に、

「薄気味の悪いオヤジだ…」

と、頼母は呟く。

 

喪黒が帰ったあと仕事に戻った頼母だったが、その後頼母は家に居る妻から、

「聞いて…!お義母さんったら酷いのよぉ…」

と急ぎの用事でもない泣き言の電話を受けたり、会社の部下から、

「営業の田村がすぐそこで会社の車をぶつけちゃって、相手が怖いトラック野郎なんで心細いからちょっと来てもらえませんか!?」

と困ったように言われたりして、立て続けに人から頼られたことでついに我慢の限界に達し、

「…バ力ッ!!そんなことくらい君らで始末しろっ!なんでもかんでも俺のところへ持ち込んでくるなぁ!頼りにばっかりされんのはお断りだぁ!!」

と、会社で怒鳴ってしまう。

 

いつもクールな頼母が我を忘れて怒鳴る姿に、会社の人たちはみんな目を丸くして驚く。

 

その日の夜、頼母は精神的にいっぱいいっぱいになり行きつけのバーでやけ酒をする。

 

そんな頼母にバーの女せいは、

「まぁそんなに飲んで大丈夫ですかぁ?頼母さんのお身体が心配で…だってお身体壊したら甘えられなくなるもん」

と、可愛らしく言いながら腕にもたれかかる。

 

『また甘えて頼りにされるのか!?』と激昂した頼母は、

「やめろーっ!俺に寄っかかるなぁーっ!」

と思わず怒鳴り、ギョとする女せいを残してそのままバーをあとにする。

 

バーを出たあと頼母は、

「どいつもこいつも…寄っかかってきやがる…俺だってぇ…寄っかかりたいんだよぉ…!」

とブツブツと呟きながら、ふらつく足で当てどもなく街を歩く。

 

そんな時、フと頼母のスーツから喪黒の名刺が零れ落ちる。

 

『相手の連絡先は私の名刺の裏に書いてありますからね』

と喪黒に言われた言葉を思い出した頼母は、救いを求めるかのように回らない頭とふらつく足で名刺に書かれた住所へと向かう。

 

頼母が名刺の住所へとたどり着くと、そこには2階建ての古いアパートがあった。

 

そして、アパートの前には喪黒がいた。

 

「よくいらっしゃいました頼母さん」

と、声をかけてきた喪黒は、

「ごゆったりされて…素晴らしい女神を紹介してあげますよ、ドーン!」

と頼母に指を差す。

 

頼母が導かれるようにアパートのある一室のドアを開けると、中には神々しく輝く大きな大きな観音様がいた。

 

「おいで…坊や…おいで…」

と優しく声をかけてくる観音様に、

「はぁ〜…」

と、頼母は圧倒されたように言葉をなくす。

 

そんな頼母に、

「さぁおゆきなさい、思いっ切り甘えていいのですよ」

と喪黒は言う。

 

喪黒に促された頼母はフラフラと観音様に近付きガバッと膝に抱きつく。

 

「いい子…いい子…なにもかも忘れて私の膝の上でお眠り…」

と優しく囁く観音様にすっかり気を許した頼母は、観音様の膝に顔を擦り寄せて甘え始める。

 

生まれて始めて誰かに甘えることができた頼母は、

「はぁ〜いい気持だぁ…まるで雲の上にいるみたいぃ…」

と目じりを下げてヨダレを垂らし、その心地よさを思う存分に味わうのだった。

 

数日後、喪黒は頼母の妻と幼い息子を連れてタクシーに乗り、頼母の元へと向かっていた。

 

「今ご主人は療養されています」

とタクシーの中で話す喪黒に、

「療養?主人は別にどこも悪くないはずですが」

と、頼母の妻は訝しる。

 

「いいえ、もう少しで手の施しようもなくなるところでした、幸い私が適切な処置を施したのでもう大丈夫ですがねぇ」

と言う喪黒は、2人を頼母が居るアパートの前まで送ったあと、

「では、私仕事がありますので」

と言って去って行く。

 

残された頼母の妻は、

「…こんなところに?」

と不思議そうに古いアパートを見上げながら、息子と共に頼母が居るという部屋まで行く。

 

「し、失礼します…」

と頼母の妻が恐る恐る部屋のドアを開けると、中にはふくよかな中年女せいの膝の上に抱かれた頼母がいた。

 

2人はゴミだらけの汚れた部屋で生まれたままの姿で寄り添い合っていた。

 

別人のようにゲッソリと痩せ細った頼母は、生気のない顔で「バブ…バブ…」と呟きながら女せいの膝の上でまるで赤ん坊のように女せいのム 礻を吸っていた。

 

そんな頼母のことを、

「ん〜よしよし」

と、女せいは観音様のように優しくあやす。

 

2人の姿を見た頼母の妻は、

「はぁ…っ!?」

と息を呑み、ショックの余りその場に固まってしまう。

 

一方、アパートの前に居た喪黒は、

「あの光景を見て頼母さんの本当の心を理解できるか、嫌悪の情を催すか、頼母家の幸せはそれ次第ですなぁ、オーホホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『たのもしい顔』のレビューと『放送禁止』の考察

 

この話は第111話『男運』と同じくYouTubeで流されることがない放送禁止扱いになっている回ですが…

 

理由としては、恐らく最後のオチの『頼母さんと女せいが生まれたままの姿で寄り添い合っている姿』と『頼母さんが女せいのム 礻を吸っている姿』…この辺りの描写がYouTubeのコンプラに引っかかるから?ではないかと思っています(個人的な解釈なので合っているかどうかはわかりませんが)

 

TKBとか丸出しですからね。

 

まぁTKB丸出しだけなら第17話『チ漢さん』、第18話『アルバイト㊙情報』、第58話『自画自賛』、第77話『すりかわった手帳』、第89話『幻の遊園地』、第104話『夢の楽園』とかもそうなのですが(これらの回はチラ見えですが)、この話では15秒ほど映る+吸ってしまっていますからね…。

 

ちょっと長尺で映りすぎる+なかなかに衝撃的な絵面ということでアウトになったのではないかと…。

 

かといってこのシーンをバッサリカットするわけにもいきませんしね、オチですし。

 

それにしても頼母さんは甘えられるようになって良かったですけれど、これ本当に療養になっているのでしょうかね?

 

めちゃめちゃやつれていましたが…。

 

それと頼母さんには観音様に見えていた人物が実はふくよかな中年女せいだっというオチですが、この女せいは一体どこの誰なのでしょうかね?笑

 

なんで見ず知らずの中年男せいを無償で甘やかしているのか?

…よくよく考えるといろいろと闇深くて怖いですね。

 

甘やかすといえば、この話は第90話『点滴症患者』にも少し似ていますね。

 

この話と同じく『点滴症患者』も最後に客が幼児退行して女せいに甘えるというオチでした。

 

『点滴症患者』の客の最後の姿もなかなかにヤバかったですが、あちらはYouTubeで流せるみたいなのですよね。

 

あちらはかろうじてオムツを付けていて生まれたままの姿ではなかったから大丈夫だったのでしょうかね。笑

 

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