
引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第10話『プラットホームの女』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『プラットホームの女』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『プラットホームの女』はこんなお話
- 『プラットホームの女』のあらすじ
- 『プラットホームの女』のレビュー
- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
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- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『プラットホームの女』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ★★★★★
グ口度 ★★★★★
『プラットホームの女』のあらすじ
とある女せいに恋をしている、サラリーマンの直木 純一(23)
直木は毎朝通勤電車が一緒になるマスクを付けた美人に密かに思いを寄せていたが、内気なため女せいに声を掛けることができなかった。
そんな直木は、ある日電車の中で喪黒福造と出会う。
「あなたよっぽどさっきの女せいに惚れてるらしいですな」
と、直木のマスク美人への恋心を言い当ててきた喪黒は、
「あなたが彼女にひたむきに惚れてる様子なのでひとつ私がお力になろうと思ったのです」
と言い、直木とマスク美人との間を取り持ってあげましょうと提案してくる。
しかし女せいとの間を見ず知らずの人に取り持ってもらうなんてどこかかっこ悪いと思った直木は、
「ケ、ケッコーです!!ボクだってドキョウがありますよ!あなたに仲介してもらわなくったって自分で言えます!」
と強がり、喪黒の提案を断る。
そして、
「それは感心しませんな…私が仲立ちをしてクッションの役目をすればまだしも、あなたが直に彼女へ愛を告白すればどうなると思います、彼女はきっとビックリしてあなたの前から永久に姿を消してしまうでしょう、その時になって後悔してももう遅いですよ」
と、尚も諦めずに話しかけてくる喪黒を振り切ってその場をあとにする。
喪黒の提案を断った直木だったが、翌日仕事をしながら直木は、
「あの男の言った通りヤッパリうまくいかないだろうな、なにしろ毎朝同じ電車に乗るってだけの関係だからな、あの男に頼んだ方がよかったかもしれない…」
と弱気になり、喪黒の提案を断ったことを後悔していた。
するとそんな直木の前に突然、
「どうやら決心がついたようですね」
と喪黒が現れる。
「あ、あなたどうしてここが!?」
と、何故自分の職場が分かったのかと驚く直木に、
「とにかく私に任せて下さい、それじゃ明日をお楽しみに…」
と喪黒は言い残して去って行く。
翌日。
昨日の喪黒の「それじゃ明日をお楽しみに…」という言葉から恐らく彼女に自分のことを話してくれたのだろうと思った直木は、その日の朝ホームで見かけたマスク美人に、
「あ、あのう…も、喪黒さんから話があったでしょうか…ぼ、僕はあのう…喪黒さんにご紹介していただいた者で…」
と、思い切って声を掛けてみる。
しかしマスク美人は直木のことを一瞥しただけで、無言でその場を立ち去ってしまう。
『話が伝わってないのか!?』と直木が顔を赤らめていたたまれない思いをしていると、ポンと直木は後ろから喪黒に肩を叩かれる。
「あーっ!!あんたヒドイじゃないですか!あの人になんにも言ってなかったでしょう!」
と恥ずかしさのあまり思わず喪黒に掴み掛かる直木に、
「影野映子二十一歳独身、カスミ商事経理部勤務…」
と喪黒は突然マスク美人の情報を口にし、
「彼女はあなたのことを知ってました!しかも彼女もあなたに好意を感じていたのですよ」
と言う。
「いい加減なっ!今朝ボクが話しかけたらソッポ向かれたんだぞ!」
と喪黒の言葉を疑う直木に、
「彼女はテレてたんですよ、考えてもご覧なさい彼女は純情でおとなしい娘さんですよ、最初からそうスムーズにはいきませんよ」
と喪黒は返し、
「たが結果はオーライです、今晩彼女はあなたのアパートへ行くそうです」
と言う。
『まさか!?』と尚も喪黒の言葉を疑う直木に、
「そんなことよりひとつ忠告しておくことがありますよ」
と喪黒はトーンを変え、
「私の調査によると彼女はあまり幸せな身の上とは言えません、もしあなたが彼女にただ好奇心や興味を満足させるために会うのならやめていただきたい、それは彼女を一層傷付けることになるからです」
と、直木に忠告をする。
喪黒の忠告に、
「そんなのとは違います!ボクはこれで一月あまりあの人と同じ電車に乗って観察してきました!その結果あの人こそボクが長い間アコガレてきた女せいだと確信を持ったのです!ボクはあの人を愛してしまったのです!」
と直木は勢い込んで言い、彼女への気持ちは本物だから心配は無用だと主張する。
その日の夜。
喪黒はああ言っていたけれど本当に彼女、影野さんは来るのだろうかとソワソワしながら直木は自宅アパートで過ごしていた。
するとコンコンコンとノックの音がして、影野が直木の部屋へとやって来る。
手土産を持って現れた影野に、
「ほ、ほんとに来てくださったんですねッ!」
と直木は大喜びし、
「ど、どーぞどーぞどーぞ」
と影野を部屋へと招き入れてお茶の準備をする。
影野はその日もいつものようにマスクをしていた。
影野が座るテーブルへ、2人分のお茶と彼女が持ってきた手土産のお菓子を皿に盛って出した直木は、
「ボ、ボク夢のようです…あなたとこうやってお話できるなんて…」
と照れながら自分も影野の向かいへと座る。
すると影野は、
「モシ…アタシガ…ヒュー…ケッコンシテホシイ…トイッタラ…ヒュ…アナタハケッコン…シテクレマスカ…」
と、突然直木へ聞く。
その声は固くたどたどしく、ところどころ空気を吸い込むような音が入る不自然なものだった。
しかし結婚という単語が出たことで有頂天になり、そんな影野の喋り方がまったく気にならなかった直木は、
「そ、そりゃモ、モチロン!!モチロンですよ!!」
と、前のめりになって影野の言葉を肯定する。
「ヒュー…デモアナタハワタシノコト…ナンニモ…シラナイノニ、ヒュー」
と言う影野に、
「そうです、確かに僕はあなたのことはなんにも知らない!でもあなたのそのツブラなウツクシイひとみを見ればあなたの素晴らしさが分かります!」
と、直木は真っ赤になりながらも必タヒに影野に思いを伝える。
すると影野は、
「ソウ…」
と呟き、突然立ち上がっておもむろに服を脱ぎ始める。
「ワーッ!な、なにをするんですっ!!」
とギョッとして慌てる直木に、
「ミ…ミテチョーダイ…ヒュー…ワタシノカラダニハ…ケッカンハ…ヒュー…アリマセン」
と下着姿になった影野は綺麗な自分の身体を直木に見せ、そのあと、
「ダケド…アタシノカオハ…」
と言いながら顔からマスクを外す。
マスクの下から出てきた顔は、直木が想像していた通りのとても美しい顔だった。
「キ、キレイだ!そんなキレイな顔なのにどうしてマスクなんかしてたんです…」
と、思わず影野の顔に見蕩れながら直木がそう疑問を口にすると、
「ヒュー…コノカオ…ハ…セイケイシュジュツ…デ…ツクッタカオ…ナノ…デモ…ヒュー…シッパイシタ…ノデス…」
と影野は答える。
そう答える影野の口は一切動いていなかった。
影野はその後、
「ゴランナサイ、ホラ…」
と言いながら突然自分の顔をガンっと拳で強く叩く。
すると影野の顔にはピキピキピキ…とヒビが入っていき、バラバラバラと粉々に砕けて落ちていく。
砕けた顔から現れた影野の本当の顔は、ほぼ表皮がなく目玉や歯が剥き出しになった恐ろしいものだった。
影野は整形手術に失敗したこの顔を美しいお面の下に隠していたのだった。
影野の本当の顔を見た直木は、
「ギャアアアアァ」
と、その恐ろしさに叫び声を上げる。
そんな直木がいるアパートの前に立っていた喪黒は、
「あれくらいの欠点は愛情で補えるでしょう」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『プラットホームの女』のレビュー
※引用画像、ちょっとショッキング注意
この話はいわゆる『電恋』ですね(電恋:通勤・通学電車で見かける人を好きになること)
今では匿名掲示板にいくつもスレが立つほどメジャーになった電恋という言葉ですが、この時代は恐らくまだ電恋という言葉や概念はなかったのではないでしょうかね?
ある意味電恋の走りのようなお話ですね。
そして現在の電恋はだいたい片思いのまま終わったり、告白しても玉砕することが多いみたいですが、この話の直木さんはある意味成功していますね。
喪黒さんの助けもありきですが、一応影野さんに思いを伝えて影野さんもそれに答えてくれたわけですからね。
まぁ最終的に直木さんは影野さんの本当の顔を知って叫び声を上げてしまっていましたが…。
最後のシーン、アニメでもやはり直木さんは影野さんの本当の顔を見て叫び声を上げていましたが、でもアニメではその後にこの2人は付き合ったっぽい描写があるのですよね。
アニメの第60話『からみ酒』に直木さんと影野さんがモブのように登場して、2人仲良く飲み屋でデートをしている様子だったので。
※2人の飲み屋デートに関しては、こちらの記事の②『居酒屋の客に前キャラが勢揃い』に詳しくまとめてあります↓
なので第60話を見た時に私の中で直木さんの株が爆上がりしたのですが(喪黒さんが去り際に言っていた「あの程度の欠点なら彼の深い愛情で十分に補えることでしょう」を見事に体現してくれていたので)…漫画はどうなのでしょう?
あれはアニメオリジナルの粋な計らいな気もするので、漫画にはもうこの2人は出てこないのでしょうかね?
でもそうだとしてもアニメでその後の救いを描いてくれたことは本当に感謝でした。
あのまま終わりでは影野さんがあまりにも可哀想ですからね…。
しかしアニメで見た時も割とショッキングな影野さんの顔でしたが、漫画もなかなかでしたね。
色がついていない分漫画の方がショッキング度は薄いのでは?と思いながら読んでいましたが、全然そんなことはありませんでした。
すごい迫力でした。
これをそのままアニメ化したのはある意味すごいですね。
しかもキー局のゴールデンタイムに…。
今だったら無理そうです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』

引用元:アニメ笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
あとアニメではちょっとロボットのような固い感じの喋り方をしていた影野さんですが、漫画ではこんな感じ↓で表現されていたのですね(全部カタカナで途切れ途切れ)

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
アニメ化した時に「ヒューヒュー」という不自然に息を吸い込むような音もちゃんと再現されていたのはすごいなと思いました。
それと、この話は冒頭のホームのシーンで電車になだれ込む人々が狼?になっていたのが面白い表現だなと思いました。

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
第1話『ともだち屋』の冒頭のホームのシーンではモブの人々がハニワのような顔になっていましたが、『笑ゥせぇるすまん』はモブのような街の人々も面白い表現で描かれていていいですね。
アニメでは街の人々は普通に人として描かれていたので、こういった表現は漫画ならではですね。
そういえばモブといえば、この話の電車のシーンで『笑ゥせぇるすまん』の掲載誌の『サンデー』を読んでいるモブの男せいがいましたね。
3ページと8ページに2人いました。

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』3P

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』8P
8ページに出てきた男せいはサンデーがよほど面白いのか、電車から降りたあとも右手が吊り革に掴まったポーズのままになっています。笑
こういうさり気ないシーンにも面白要素があるのはいいですね。
あと直木さんに掴みかかられている喪黒さんのシーンで、喪黒さんが微動だにしていないのが笑えました。
微動だにしないままネクタイを引きずり出されてる。笑

引用元:笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
それと、扉絵のマスクをつけた喪黒さんが全然口収まっていないのも笑えました。

引用元:アニメ笑ゥせぇるすまん『プラットホームの女』
アニメ『プラットホームの女』のネタバレ・レビュー↓
次の話(11話)↓
前の話(9話)↓
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