
引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第11話『押入れ男』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『押入れ男』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『押入れ男』はこんなお話
- 『押入れ男』のあらすじ
- 『押入れ男』のレビュー
- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『押入れ男』はこんなお話
バドエン度 ★★★☆☆
怖さ度 ★☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『押入れ男』のあらすじ
マンガのネタが思いつかない、マンガ家の日陰 久利(ひかげ ひさとし)21歳。
日陰は締切日までに面白いマンガのネタを捻り出さなければと焦っていたが、何もネタが思いつかずに焦っていた。
そんな日陰は、
「そうだ!こうしちゃいられないっ!押入れ!押入れ!押入れに入らなくっちゃ!」
となにやら慌てた様子で押入れの上の段に上り、内側からピシャリと襖を閉める。
日陰は押入れの中に入ると落ち着くため、ゆっくりマンガの案を考えたい時はよく押入れの中に入っていたのだった。
そんなある日、日陰は住んでいるアパートの管理人から、
「部屋代が3ヶ月も滞っているから出ていってくれ!もうこの部屋に住む新しい住人も決まっている」
と言われてしまう。
貧乏マンガ家のため滞っている家賃を払うことができず、かといって行く宛もない日陰はこの管理人の話に途方に暮れてしまう。
そうこうしているうちに、日陰の部屋へ新しい部屋の住人である喪黒福造が引っ越して来てしまう。
喪黒が来たことで、
「そ、それじゃ僕も移ります」
と慌てて荷造りをし始める日陰に、
「移ると言ってどこか宛があるんですか」
と喪黒は聞く。
「いや!べつに」
と困ったように返す日陰に、
「それならどうです、今までのままでここにいらっしゃったら、私はセールスマンなので一日のほとんど外へ出ていますからあなたが一緒に住んでも構わないのですよ」
と喪黒は言う。
喪黒の願ってもない提案に、
「えーっ?ほんとにいいんですか!」
と日陰は驚き、
「助かったなぁ、ほんとに!」
と胸を撫で下ろし、ありがたく喪黒の好意に甘えることにする。
しかしそんな日陰に、
「ただしひとつだけ条件があります、この部屋にいる時はなるべく押入れへ入っててもらいたいのです、もしあなたを同居させてることが管理人にバレたらうるさいですからね」
と喪黒は言う。
喪黒の条件に、
「僕はどういうもんだか押入れの中が好きなんですよ、今までもマンガの案を考える時や寝る時はほとんど押入れの中へ入ってたんです」
と、元々押入れに入ることは好きだからそれは全然大丈夫だと日陰は答え、
「なんというか押入れへ入ると実に安心してじっくり考えたり眠れたりするんですよ」
と話す。
「わかりますわかります、それは胎内回帰ですよ、人間は狭いとこや暗いとこへ入ると不思議に気が休まるのは生まれる前に母親の胎内へ入っていた時の気持ちに帰るからなんです、あなたが押入れに入るとホッとするのはあなたにとっての胎内回帰というわけです」
と返す喪黒に、
「なるほど…胎内回帰か…」
と、日陰は納得する。
翌日、
「それじゃ日陰さん行ってまいります」
と喪黒は押入れの中で過ごす日陰に声を掛け、襖を開けて顔を見せた日陰に、
「いかがです?押入れの住み心地は?」
と聞く。
「バツグンですよ、この中へ入って戸を閉めてしまうと完全に外の世界とエンを切ったような気持ちで…こんなに落ち着いた気持ちで仕事したり寝たりできるのならもっと早く押入れ暮らしをやるんだったと思ってるくらいですよ」
と嬉しそうに答える日陰は、
「ここへいると喪黒さん、毎日外へ出ていかれるあなたが気の毒に思えます、あんなガヤガヤと人や車がひしめいているところへ…」
と喪黒に同情する。
喪黒が出かけたあと、ひとり押入れの中で仕事をしたり寛いだりする日陰は、
「ここは天国だ…」
と、すっかり押入れ暮らしが気に入り満足気に呟く。
しかしそんな生活を続けて一週間が経った頃、日陰と喪黒は同居していることを管理人に知られてしまう。
日陰が雑誌社へ電話を掛けようと日中アパートから出た際に、一週間振りに太陽の光を浴びたことで具合が悪くなってしまい、倒れたところを管理人に見つかってしまったのだった。
勝手に同居していたことに怒る管理人は、
「困ります!出て行ってもらいましょう!」
と日陰をアパートから追い出そうとするが、
「お日様の光がコワーイ、お願い!僕をここから出さないで」
と、日陰は舞い戻った押入れの中から弱々しい声を出して出たくないと懇願する。
そんな日陰に、
「まるでドラキュラですな」
と呟く喪黒は、
「よろしい、こうなったのも私の責任です、私がなんとかしましょう」
と言う。
数日後、喪黒は日陰を日の入らない箱の中に詰めてトラックの荷台へと乗せてどこかへ運ぶ。
「い、一体どこへ行くんですか」
と箱の中から不安げに聞く日陰に、一緒に荷台に乗っていた喪黒は、
「私が駆けずり回ってやっとあなたにもってこいの新しい部屋を見つけてあげたのです、安心なさい!押入れではないですが環境も絶好ですし静かで素晴らしい密室ですよ」
と答える。
喪黒の言葉に、
「僕にはあの押入れ以上に住心地の良いとこなんて考えられませんが…」
と、日陰は疑り深そうに暗い顔をする。
しばらくしてトラックが止まり、
「着いたらしいな…」
と日陰がぐったりと箱の中で呟くと、
「さあどうぞ!日陰さん、新しい部屋です」
と箱の外から喪黒の声がして、バッと一気に箱が開かれる。
するとその瞬間、日陰の全身を強力な太陽の光が襲う。
「わーっ!!ここは!!」
と驚いて叫ぶ日陰に、
「温室を無理に借りたのです」
と喪黒は答える。
日陰はいつの間にか箱ごと一面ガラス張りの温室に運ばれていたのだった。
日の光がさんさんと降り注ぐ温室の中には、日陰がマンガを描けるようにと足の短いテーブルだけがポツンと置かれていた。
しかし日の光がすっかり怖くなっている日陰は、暮らすどころかこんなところに1秒だっていられないと冷や汗をかいて声も出せなくなる。
そんな日陰に、
「これもあなたのことを思ってのことです!やはり人間は日の光の下で暮らした方が健康的というものです」
と喪黒は言い、
「ドーン」
と日陰に指を差す。
そして、
「ではうんと日光浴をしてください」
と言って、喪黒は温室の管理人の男せいにあとのことは任せて日陰を置いて帰宅してしまう。
数日後、日陰の様子を見に来た喪黒は、
「どうです、あの人もすっかり健康的になったでしょう」
と、ちょうど日陰に持っていく食事の準備をしていた温室の管理人に聞く。
しかし管理人は、
「それが…」
と言葉を濁らせながら喪黒と共に温室まで行き、
「あの下へもぐったっきり出てこないのですよ」
と、温室の中の日陰を見やる。
温室の中には足の短いテーブルの下の僅かな日の当たらない場所へ無理矢理体を押し込んで入り、正気のない顔で丸まってジッとしている日陰の姿があった。
そんな日陰を見た喪黒は、
「どうしても押入れの味が忘れられないらしいですな」
とひとりごちるのだった。
『押入れ男』のレビュー
この話から客の名前にフリガナが付きましたね。
分かりやすくていいです。
それにしても日陰さん、ずいぶんとダイナミックな髪してますな。笑
ウニみたい。
アニメではもう少し落ち着いた髪をしていましたが、漫画ではこんな感じに描かれていたのですね。
この髪をそのままアニメ化するのはやはりちょっと無理があったみたいですね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』

引用元:アニメ笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
しかしこの話、アニメで見た時も思いましたがやはり冒頭の日陰さんがフケで襖に絵を描くシーンがキツすぎる。笑

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
そういえば喪黒さん、日陰さんの部屋に引っ越して来た時に、
「引っ越しといったって荷物はこれだけですから、ホッホッホッ」
と言っていましたが…そういえば喪黒さんって普段どうやって生活しているのでしょうね?

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
家は?
セールスマンの仕事をしたり魔の巣にいない間はどうやって過ごしているのでしょう?
毎日一体どこで寝ているのでしょう?
…なんかあまりにも人間離れした得体のしれない存在のため、意外にも今まで喪黒さんの私生活についてはまったく気になったことがありませんでした。
アニメではいくつか「ここは私が税金対策で所有しているマンション」ですとか「友人から借りているマンションです」と言って喪黒さんの居住地が出てきたことはありましたが、そこで実際に生活している様子はありませんでしたしね。
電車の中で居眠りをしたり、飲食店で食べたりはしていたので寝食はしているはずですが…なんか喪黒さんが家で普通に生活している姿はあまり想像がつきませんね(この話でも喪黒さんが日陰さんとの同居の部屋で普通に生活しているシーンはまったく描かれていませんでしたしね)
しかし完全な人間離れした存在ともいえず、例えばこの回では汗をかきつつセールスマンの仕事をしながら、
「イヤーまったくこうして暑いのに人いきれと排気ガスの渦の中をあるいていると押入れの中でじっとしているのがたしかに天国かもしれない、しかしそうかといって一生押入れの中で生きるわけにもいくまい」
と、至極真っ当な人間みたいなことを言っていたりもしています。

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
妙に人間らしいところもありつつ私生活がまったく想像できない不思議な存在です。
まぁこのシーンは押し入れで生活する日陰さんの対比のためにあえて喪黒さんを真人間のように描いているのだと思いますが…ただ普段があまりにも得体のしれない存在のため、対比として喪黒さんを真人間に描かれるとちょっと違和感があります。笑
違和感といえば、
「なんかこの回の喪黒さんはいつもと違う感じがする…?」
と思いよく見てみると、珍しくストライプのズボンを履いていました。

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
これ最初は、
「黒のズボンを光の加減で薄く見えるようにあえてストライプに描いているのかな?」
と思いきや、全コマストライプだったため恐らく普通にストライプのズボンを履いているだけですね。
珍しいですね、いつも黒いズボンなのに。
漫画の喪黒さんはコートをたくさん持っていておしゃれさんだなと思っていましたが、どうやらズボンもたくさん持っているみたいですね。
ただアニメでストライプのズボンを履いてたことは一回もないため、見慣れていなくてちょっとビックリしました。笑
しかし何故か7ページ目だけすべてのコマがいつもの黒いズボンになっています。
6ページ目〜8ページ目はずっと部屋で日陰さんと話しているシーンなので日を跨いで履き替えたというわけでもなく…これは単純に作画ミスですかね?

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
あとこの話は途中からアニメとだいぶ話が違っていましたね。
アニメでは喪黒さんが日陰さんを箱に入れて部屋から連れ出したあと、日陰さんのために特別に作られた押入れ部屋に入れてあげて1回そこで快適に暮らせるようにしてあげたのちに温室に行くという流れになっていましたが、漫画では押入れ部屋に行く部分がゴッソリなかったためビックリしました。
漫画ではいきなりスケスケの温室に連れて来られていたのですね。
漫画通りにすると尺が足りなかったのですかね?
しかしアニメでのあの押入れ部屋のシーンは結構ワクワクしたり、最後の「出られない!?」というシーンではハラハラしたりと非常に印象深かったので、いい感じの追加要素だったなと思いました。
あと、扉絵の四角く収まっている喪黒さんが可愛かったです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『押入れ男』
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