
引用元:笑ゥせぇるすまん『ナマケモノ』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第5話『ナマケモノ』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
大平透版アニメ『ナマケモノ』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『ナマケモノ』はこんなお話
- 『ナマケモノ』のあらすじ
- 「ナマケモノ』のレビュー
- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【小ネタ】『笑ゥせぇるすまん』の面白記事まとめ【作画ミスなど】
『ナマケモノ』はこんなお話
バドエン度 ★★☆☆☆
怖さ度 ★★☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『ナマケモノ』のあらすじ
ナマケモノに憧れる、土地のセールスマンの佐保 民夫(29)
佐保は何をするのも億劫な生まれながらの怠け者なため、日がな一日木にぶら下がっているナマケモノのようになりたいと思っていた。
そんな佐保は、ある日動物園で喪黒福造と出会う。
動物園のナマケモノを見ながら、
「羨ましいなあまったく、こいつはこうやって一日中デレーンと木からぶら下がって寝てりゃいいんだから、僕にはこれが理想の生活ですよ、僕は生まれついてのナマクラモノでね、とても今のモーレツガンバリ競争にはついていけないんです、そうかと言って家族もいるしナマケモノに徹するだけの度胸も金もないんで仕方なく中途半端な毎日を送っているというワケですよ」
とぼやく佐保に、
「呆れましたね!よくそれでセールスマンが勤まりますね」
と返す喪黒は、
「ドーン」
と、突然佐保に指を差す。
「ピェッ!」
と驚く佐保に、
「ワハハハハ失敬失敬!あなたがあんまり頼りないセールスマンなので思わず気合を入れたんですよ」
と笑う喪黒は、自分もあなたと同じセールスマンだと名乗り佐保と共にサウナへと移動する。
「佐保さんはよくサウナへ来るんですか」
と聞く喪黒に、
「ええ毎日ガツガツして駆けずり回ってもしようがないんで月の十日や十五日は日中こうやって暇を潰しているんです、僕はこうやってナマケてるのが何よりの楽しみなんですよ」
と、佐保は月のほとんどを仕事をサボってサウナにいると話す。
翌日。
再びサウナで喪黒に会った佐保は、
「ところで喪黒さんとおっしゃいましたね、あなたは何のセールスマンなんですか?」
と喪黒に聞く。
すると喪黒は、
「そうですなよろずセールスマンとでも言いますか、何でも扱います」
と返し、
「例えば…あなたの代わりに土地を売ってあげることだってやりますよ」
と言う。
「ええっ?」
と驚く佐保に、
「そうそうあなたはナマケモノになりたいと言ってましたね、例えばあなたをホントのナマケモノにすることだってやります」
とさらに続ける。
「はあっ?」
と喪黒の突拍子もない話に驚き通しの佐保に、
「これは私が昨日の晩徹夜で作ったナマケモノの呪術人形です」
と、喪黒はナマケモノの形をした人形を取り出して見せ、
「佐保さん、あなた爪をちょっと切ってください」
と言って戸惑う佐保から切った指の爪をもらい、その爪を人形の腹部に押し込んで入れ、
「この人形を抱えてあなたは念じればいいのです、ナマケモノになりたい!ナマケモノになりたい!とひたすら念じるのです」
と説明しながら佐保にナマケモノの人形を渡す。
「へえー!そりゃ面白い!」
と喪黒の話を面白がった佐保は、
「ナマケモノになりたい!ナマケモノになりたい!」
と、早速ナマケモノの人形を抱きながら念じてみる。
念じながらウトウトとしてきた佐保に、
「あなたが寝てらっしゃる内に私は代りに土地を売ってきましょう」
と喪黒は言って、眠りかけている佐保を残してサウナから出ていく。
数時間後、
「もし!佐保さん!もし!」
と、喪黒に起こされた佐保は、
「あなたがおやすみになってる間にケイヤクをとってきましたよ」
と言われながら、バサッと土地売買契約書の束を渡される。
この数時間でこんなにも大量の契約が取れたのかと佐保は目を丸くする。
喪黒が大量の契約を取ってきてくれたお陰で佐保はいつも怒られてばかりの上司から、
「佐保くん!君の今週のハッスルぶりはすごいじゃないか!」
と褒められ、日頃から見下されていた同僚からも嫉妬の目を向けられてとてもいい気分になっていた。
そこで後日再びサウナで会った喪黒に、
「いやああん時の細目の顔ったらなかったなあ、久しぶりにスーッとしましたよ!」
と、佐保は同僚の鼻を明かせてスッキリしたと興奮気味に話す。
そんな佐保に、
「それは結構でしたね」
と返す喪黒は、
「じゃあ私は出かけてきますからね」
と言って、またも佐保の代りに契約を取りに行ってくれる。
喪黒を見送った佐保は、
「世の中にはまったく奇特な人がいるもんだなあ…人をナマケさせておいて代りに仕事やってくれるとは」
とこの間と同じようにナマケモノの人形を抱きかかえながら呟き、そのままうつらうつらとする。
ハッと気付くと時計の針は17時半を指しており、
「あれっ!もうこんな時間か!会社へ行かなくっちゃ」
と、佐保は寝過したことに慌てながら急いで身支度をし、
「しかし喪黒さんは今日どうして寄ってくれなかったんだろう」
と不思議に思いながら会社へと戻る。
会社へと戻ると、
「佐保くん!」
と、佐保は血相をかけた上司から声を掛けられ、
「契約の手付金はどうなっとるのかねっ!君は契約ばかり取ってくるけど一向に入金がないので僕は今日お客に電話したんだ!すると君っ!みんな手付金は支払い済だと言うじゃないかっ!総額180万になるんだぜ!すぐ返さないと横領になるぞ!」
と怒鳴られる。
上司の言葉で喪黒から手付金をもらい忘れていたと気付いた佐保は一気に青ざめ、喪黒を探すために大急ぎでサウナへと戻る。
サウナへ戻ると中に喪黒がいたため、
「ああっ!喪黒さん!」
と佐保はホッとし、
「僕うっかりして手付金をいただくの忘れてました」
と、おずおずと喪黒へ手付金を渡して欲しいと手を差し出す。
しかし喪黒は、
「あああのお金は私が貰っておきますよ、あれはあなたをナマケモノにする費用です」
と言う。
「な、なんですって!!冗談はやめて金を返してくれっ!」
とギョッとする佐保に、
「冗談ではありませんよ、ほら!さっきこれを忘れてきましたね」
と、喪黒はナマケモノの人形を差し出す。
「ふざけるなっ!僕はナマケモノなんかになりたくないんだ!」
と、渡されたナマケモノの人形を思わず床に叩き付ける佐保に、
「今更そんなことおっしゃっても手遅れですよ」
と喪黒はにじり寄り、
「あなたはナマケモノになるのだ!ナマケモノに」
と言いながら、
「や、やめてくれ!」
と怯える佐保に、
「ドーン」
と指を差す。
数日後。
とある閉鎖病棟へと来た喪黒は、
「私は以前佐保にお世話になった者なんです、このお金を治療費の足しにして下さるよう奥さんへお渡しください」
と、医院長にドサッと札束の包みを渡す。
「それはそれはさぞお家族の方も喜ばれるでしょう」
と返す医院長は、
「会われてもしょうがないですが、一応面会なさいますかな」
と言って、喪黒を病室の一室へと連れて行く。
病室を開け、
「一日中こうしてぶら下がっているのですよ」
と喪黒へ説明する医院長の手の先には、天井からぶら下げられた木の棒にナマケモノのようにぶら下がった佐保がいたのだった。
「ナマケモノ』のレビュー
「ドーン」になった!
喪黒さんの決めゼリフが「ドン」から「ドーン」になりましたね。
もっとあとの方かなと思っていたら割と早い段階で「ドーン」になりました。
うん、やっぱり「ドーン」の方が安心感(?)がありますね。
喪黒さんって感じがします。
それにしても(表紙を除いたら)初「ドーン」のシーンですが、すごい迫力です。
この二階調化?っぽい描き方めちゃカッコイイですね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『ナマケモノ』
それと喪黒さん、またもコートを着ていましたね。
しかも前回の『ザ・ガードマン』とは違うコートを。
意外とお洒落さんです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『ナマケモノ』
さてお話ですが、佐保さんが、
「とても今の“モーレツガンバリ”競争にはついていけないんです」
と言っていましたが、ちょうど時代的には高度経済成長期辺りですかね。
高度経済成長期が1954年頃〜1973年までで、『笑ゥせぇるすまん』(当時はタイトル改変前でまだ『黒イせぇるすまん』)の漫画サンデーの連載時期が1969年から1971年までらしいので恐らくそうでしょうね。
今とはだいぶ時代背景が違いますが、当時の熱気溢れる時代にも佐保さんのようなナマケモノがいたのかと思うとちょっと安心感があります。笑
というか佐保さんの上司が、
「精神棒をくわしたる!」
と言って契約を1件も取ってこれなかった佐保さんのことをシバいているシーンがありましたが、これは今だったらパワハラどころじゃありませんね、傷害罪になってしまいますね。
ギャグシーンですが、今の時代的にはありえないシーンが出てくるとちょっと「おう…」と驚いてしまいます。
この佐保さんがしばかれるシーンはアニメにもありましたね。
『ナマケモノ』は漫画の内容がほとんど忠実にアニメ化されていましたが、ひとつ気になったのが漫画の、
「これはわたしが昨日の晩テツ夜でつくったナマケモノの呪術人形です」
という喪黒さんのセリフです。
このセリフはアニメでは、
「これはナマケモノを型どったまじない人形です」
に変えられていました。
呪術人形がまじない人形になり、そして喪黒さんが徹夜で作った設定が消えてしまっていました。
尺の都合で消されてしまったのでしょうかね?
せっかく徹夜で作ったアピールをしていたのに喪黒さん可哀想。笑
まぁ本当に喪黒さんが作ったのかどうか怪しいものですけれどね。
アニメではのちに変奇堂にこのナマケモノの人形が置かれていたため、漫画でも実は変奇堂で仕入れてきたというのもありそうです。
あ、でも喪黒さんは悪魔(と噂されている)なので嘘がつけないため、自分で作ったというのはやっぱり本当かもしれませんね。
あとこの話はアニメ化された時に佐保さんのトレーナーにちょっとした楽屋落ちのような小ネタが仕込まれていましたが(詳しくはこちらの①を→【発見】『笑ゥせぇるすまん』のメタ・楽屋落ちまとめ)、漫画にも小ネタがありましたね。
喪黒さんがサウナで読んでいる雑誌が当時の『笑ゥせぇるすまん』の掲載誌である『サンデー』でした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『ナマケモノ』
こういう小ネタいいですよね。
あとこのシーンの喪黒さん、サウナに入ったあとなので髪がテカってて可愛いです。
アニメ版のネタバレ・レビュー↓
次の話(6話)↓
前の話(4話)↓
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