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【ドラマ】『決断ステッキ』のネタバレ・レビュー【笑ゥせぇるすまん】【秋山実写】

引用元:テレ東公式ドラマチャンネル ドラマ笑ゥせぇるすまん

 

今回はロバート秋山版実写ドラマ『笑ゥせぇるすまん』の、

「第4話『決断ステッキ』のネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「この話の流れを簡潔に知りたい」

「この話のおさらいをしたい」

「アニメとの違いは?」

など気になる方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

『決断ステッキ』はこんなお話

 

バドエン度  ★★★★★

怖さ度    ★★★☆☆

グ口度    ★★★★☆

 

『決断ステッキ』のあらすじ

 

大井 真宵(おおい まよい)役∶ 黒島 結菜

 

 

優柔不断な、会社員の大井 真宵(おおい まよい)25歳。

 

大井は何をするにもどちらにするか何を選ぶかを決めあぐね、いつも迷ってばかりいた。

 

先日も「ロネックスを買いに行くから付き合って!」と高級腕時計を買いに行くから一緒について来てほしいと友達から頼まれて、断りきれなかった大井は友達に付き合うことにし、そしてそのまま別に欲しくもないロネックスを店員におだてられて断れなかったからという理由で買ってしまう始末だった。

 

80万円もする腕時計を貯金をはたいて買ってしまった大井は、

「どうしよう…今なら返品できるかな?…でも怒られるかな?」

と帰り道で返品するかどうかを迷い、結局返品できずにいた。

 

常日頃からこんな調子なので、大井は自分の優柔不断さに心底げんなりしていた。

 

そんな大井は、ある日レストランで喪黒福造と出会う。

 

「私いつも決めきれなくて…今日なに着ていこうかとか、お昼ごはんどうしようとか、友達のSNSにいいねするかどうかとか、休みの日もなにしようか迷っちゃって結局なにもしないで終わっちゃうし…もうどうしたらいいのかわかりません!」

と自分の優柔不断さに困っていると話す大井に、

「真宵さん、あなたはもう決断に悩む必要はありませんよぉ」

と喪黒は言い、鞄から何やら先端が尖った矢印の形をしているステッキを取り出して大井に見せる。

 

「なんですかこれ?」

と戸惑う大井に、

「決断ステッキです」

と喪黒は言い、

「常にこのステッキを持ち歩いて、迷った時には決めてもらうんです、右か左か、ステッキが指した方を選ぶんです」

と、この決断ステッキを使えばもう迷わなくて済むと説明する。

 

そして最後に、

「ただし一旦ステッキが決定したら必ずそれを守ってくださいねぇ、決断ステッキの決断に逆らわないこと、いいですかぁ?」

と大井に忠告をする。

 

喪黒の話に訝しげな顔をしつつも、とりあえず大井は喪黒から決断ステッキを受け取る。

 

翌朝、大井はバ力バ力しいとは思いつつも試しに決断ステッキを使ってみることにする。

 

『駅まで歩く』と『駅までバスでいく』と書いた2つの紙を用意し、

「…はぁ、なんでもいいから決めて」

と投げやりに言いながら大井はステッキを自宅の天井に向かって投げる。

 

すると投げられたステッキはクルクルと回りながら落ちてきて『駅まで歩く』の方の紙に突き刺さる。

 

『…まぁステッキがそっちを指したんだったら』と大井は素直に従うことにし、その日駅まで歩いて会社へと行く。

 

会社に着きパソコンで仕事をしていた大井は、しばらくすると『路線バスとダンプが激突』というニュース記事を見つける。

 

その路線バスは大井が乗る予定だったバスだった。

 

大井は『もしバスで着ていたら今頃…』と青ざめつつも、『もしかしてこれって決断ステッキのお陰?』とバッグに入れて会社に持ってきていた決断ステッキをマジマジと見つめる。

 

その後大井は何か決めなければいけないことがある度に決断ステッキを使い、すべて決断ステッキの指示に従うようにした。

 

すると決断ステッキの指した方を選ぶ度に大井の身にはラッキーなことが起こり、

「決断ステッキに従っていれば間違いないんだ!」

と大井は大喜びする。

 

すっかり決断ステッキを手放せなくなった大井は、後日再び会った喪黒に、

「決断ステッキの指示に従ってからラッキーなことばかり起きるんです!」

と興奮気味に話し、決断ステッキを使ってから迷うこともなくなったと嬉しそうにする。

 

「それは良かったですなぁ、お礼は私ではなくそのステッキに言ってください、とにかくそのステッキの決断に従っていればなんの間違いもありません」

と返す喪黒に、

「はい!私これからずーっとこのステッキをもう離しません!」

と大井は笑顔でステッキを抱きしめる。

 

数日後、大井が外で弁当を食べているとスマホが鳴り、先日「ロネックスを買いに行くから付き合って!」と言ってきた友達からメッセージが届く。

 

メッセージには、

『真宵ーほんと悪いんだけど今日つきあってくんない?ロネックス今日こそは買いたいんだけど』

と書いてあった。

 

先日友達は大井にロネックスを買いに付き合ってもらったものの、結局自分は買わなかったのだった。

 

友達から誘われたものの、今日は会社終わりに釜愚痴さんという憧れていている人と食事に行く予定が入っていた大井は、

「今日は重要な予定があるの!どう考えても答えは決まってる」

と友達の誘いを断ろうと思いつつも、

「…けど」

と、一応決断ステッキを使ってみることにする。

 

『釜愚痴さんと食事』と『ロネックスにつきあう』と書いた2つの紙を用意し、大井はステッキを空に向かって投げる。

 

するとステッキはクルクルと回転しながら落ちてきて『ロネックスにつきあう』の方の紙に突き刺さった。

 

「ええ!?」

と驚いた大井は、

『でも今日は絶対釜愚痴さんに会いたいし…』

と思い、迷った末に、

『ごめんねー今日は無理、今度絶対つきあうから』

と友達に返事を送る。

 

大井は決断ステッキに逆らって釜愚痴さんと食事を選んだのだった。

 

「ロネックスはまた別の日につきあえばいいよねぇ、ステッキに逆らったことにはならないでしょ」

と自分に言い聞かせるように呟きながら仕事終わりの釜愚痴さんとの食事を楽しみに待っていた大井だったが、会社が終わる直前に釜愚痴さんから、

『打ち合わせが押してて今日はいけないです、ごめんなさい』

というメッセージが届いてしまう。

 

「ええ…!?」

とがっかりしつつも、

「…はぁ、忙しいから仕方ないかぁ」

と大井は仕方がないと諦める。

 

しかしそんな大井に追い打ちをかけるように、今度は大井のロネックスの腕時計がどこかへいってしまう。

 

トイレの手洗い場で手首から外して水道の脇に置いておき、スマホを見るためにちょっと目を離した隙にロネックスの腕時計はどこかへいってしまった。

 

どうやら誰かに盗まれてしまったようだった。

 

泣きっ面に蜂状態になった大井は、会社が終わったあと決断ステッキを握りしめながらトボトボと自宅へと向かう。

 

するとそんな大井の前へ喪黒が現れる。

 

「真宵さ〜ん、あなた決断ステッキの決断に従わなかったですねぇ、あなたは決断ステッキの決断に従わず釜愚痴さんに会いに行こうとして会えず、貯金をはたいて買ったロネックスまで盗られてしまいましたねぇ」

と言う喪黒に、

「…私バ力でした」

と大井は肩を落として反省し、

「本当にこれからは絶っ対ステッキの決断に従います!だから今回だけは許してください!」

と喪黒に必タヒに頼む。

 

しかし喪黒は、

「それは私にもわかりません、私が決めることではございません、いいですか?あなたを許すか許さないか、このステッキが決めることなんです」

と言う。

 

「え?このステッキが!?どうやって!?え?どうやって!?具体的に言ってくれないとわからないじゃないですか!」

と混乱したように畳み掛けてくる大井の疑問には答えず喪黒はそのまま、

「ドーン!」

と大井に指を差す。

 

結局どうしたらステッキが許してくれるのかを教えてもらえなかった大井は、再びトボトボと自宅へと向かう。

 

するとその途中で大井は友達2人と出会う。

 

その内のひとりは大井をロネックスを買いに誘って来た友達だった。

 

その友達は、

「真宵、ヤバいよ、あんたが買ったロネックス今売ったら2倍の値段になるって!超ラッキーじゃない!?」

と興奮したように大井に話す。

 

しかしもう手元にロネックスがない大井は呆然自失状態で友達を見つめる。

 

そんな大井にもうひとりの友達が、

「ね、ね、今から飲みに行くんだけどさ一緒に行かない?」

と、大井を飲みに誘う。

 

『行くか』『行かないか』の選択肢が現れてハッと我に返った大井は、

「…あ、待って!」

と言い、慌てて『行く』と『行かない』と書いた2つの紙を用意して、

「決断ステッキ!今度は絶っっっ対あなたの決断に従います!」

と固く決意を込めた目でステッキを見つめて、バッと夜空に向かってステッキを投げる。

 

不思議そうに友達2人が見つめる中、天高く投げられたステッキはクルクルと回りながら落下し、そのまま一直線に大井目掛けて落ちてきて『…サクッ』と大井の脳天に突き刺さる。

 

「いやーーー!!?」

と友達2人の悲鳴が響き渡る中、近くにいた喪黒は、

「やっぱり大事なことは自分で決めた方がよさそうですね、オーホホホホホ」

と、ひとりごちながら去って行くのだった。

 

『決断ステッキ』のレビュー

 

アニメにもなった『決断ステッキ』のドラマバージョンですね!

 

アニメでは男せいだった客がドラマでは女せいになっていました。

 

名前もアニメでは真夜井 王志(まよい おうし)だったのが、ドラマでは大井 真宵(おおい まよい)になっていましたね。

アニメでは名字だった『まよい』がドラマでは名前になりました。笑

 

25歳という年齢はアニメと変わりませんでしたね。

 

ドラマの客の大井さんは、なんだか喪黒さんの予想打にしない反応ばかりするというある意味今までいなかったタイプの客でこれはこれで面白かったです。

始終喪黒さんがタジタジしていて新鮮でした(ちなみにアニメの客の真夜井さんは全然こんな感じの人ではなく普通の人でした)

 

序盤の方で喪黒さんの名刺を見た大井さんが、

「スキマ?…リフォーム業者ですか?私の家大丈夫かなぁ?何かお願いすることあったかな?」

と返したのには笑いました。

 

今までありそうでなかったボケですね(たぶん)

 

決断ステッキをあげますと言われた時に、

「嫌です、だいたいステッキって何ですか?こんなの持ってたらみんなに気味悪がられます、なんかもっと女子が持ってても違和感ないものないですか?なんかリップとか日傘とかシュシュとかハンカチとか香水とか、あ!可愛いグミとか!」

と、大井さんが決断ステッキをもらうのを拒否していたのも笑えました。

 

確かにこんなステッキを日常的に持っていたら違和感しかないよなとアニメで見た時も思っていたのですよね。

実写だったら尚更だと思っていたので、その気持ちを代弁してくれていて面白かったです。

 

「ドーン!」される前も「え?このステッキが!?どうやって!?え?どうやって!?具体的に言ってくれないとわからないじゃないですか!」と畳み掛けて喪黒さんを困らせてたのも新鮮でしたね。

 

喪黒さん、もう面倒くさくなったのか何も答えずに「ドーン!」していましたね。笑

 

こう考えると他の客は割と素直に不思議アイテムを受け取るし、喪黒さんに楯突かずに割と素直に話を聞いているのだなと思いました。

 

まぁ大井さんみたいな客もある意味リアルな感じで良かったですけれどね。

 

そして、今回の「ドーン!」はまた新しい感じでしたね。

集中線ではなくなんか渦巻きみたいな背景に雷エフェクトでした。

 

今回のも前回同様個人的には𠂊ソコラ感が薄くて好きでした。

色々なバージョンがあるのはちょっと楽しいですね。

 

それにしても、決断ステッキが紙に突き刺さる演出にはビックリしました。

 

アニメでは突き刺さらずにただカランと普通に落ちてきてどちらかの紙を指し示すという絵描き方をしていましたが、何でドラマでは突き刺さる演出に変えたのでしょうかね?絶対に突き刺さる演出の方が撮るのが大変でしょうに…。

 

というかレストラン(居酒屋?)でメニューを決める時にメニュー表の上で決断ステッキを投げていましたが、落ちてきた時にメニュー表に突き刺さってメニュー表に穴が開いていましたよね。

いいのですかねあれは、みんなスルーしていましたが…大迷惑。笑(あ、そういえばメニュー表といえばまたドラマの第10話『海馬ガム』の顔出カタルさんがメニュー表の中にいましたね)

 

決断ステッキのドラマはだいたい最初から最後までアニメの決断ステッキと同じ流れでしたね。

 

客のせい別や細かい部分は変わっていましたが、大まかなストーリーはほとんど変えずに割とアニメに忠実にやっていました。

 

しかし決断ステッキはアニメだと最後に決断ステッキが客の脳天に突き刺さって終わるという結構ショッキングなオチのため、

「これドラマバージョンではどうするんだろう?たぶん変えるんだろうな」

と思っていたら、まさかのそのままやっていましたね。

 

ちょっとビックリしました。

もう少しマイルドなオチにするのかなと思っていたので。

 

しかしそのままやってくれていたのはいいのですが…

ちょっとこのドラマのオチに関しては言いたいことがありまくりです!

 

まず、アニメもドラマと同様に最後に客が夜空に向かって決断ステッキを投げるのですが、アニメの場合はクルクルと回りながら空高く舞い上がっていった決断ステッキがいきなり『カツンッ!』と近くのビルの側面に当たってそのまま『ヒュッ!』っと勢いよく客の脳天目掛けて落ちてくるのですよね。

 

偶然ビルの側面に当たったことで軌道が変わり客の脳天目掛けて勢いよく落ちてくるという絵描かれ方になっているのですが…この演出がすごくいいのですよね!

 

まるで決断ステッキが意思を持ってビルの側面にわざとぶつかり、軌道を反らして明確な杀殳意を持って客の脳天に落ちてくるようで。

 

決断ステッキは客が決断に従わなかったことを確実に怒っている、つまり客を許す気はないということが『カツンッ!』『ヒュッ!』『グサッ!』に込められていているのです。

 

しかしこれはあくまでも見る側の憶測で、実際は決断ステッキには意思などなくただ偶然ビルの側面に当たって偶然軌道を変えて偶然客の脳天に落ちてきただけかもしれません。

 

これが絶妙にわからない絵描かれ方をしているのが不気味でいいのです!

 

なので決断ステッキがビルの側面にぶつかる『カツンッ!』は絶対に必要なのです!

 

なのにドラマではこの『カツンッ!』がなかった!

 

決断ステッキはクルクルと夜空に舞い上がり、どこにもぶつかることなくただクルクルと落ちてきてそのまま大井さんの脳天に突き刺さりました。

 

これじゃあ不気味さが半減じゃないですか!

 

決断ステッキが意思を持っている、客を許す気がないという杀殳意が全然漂っていないじゃないですか!

 

当然の報いなのか、はたまた運命のいたずらなのか…的な不気味さが全然絵描かれていないじゃないですか!

 

…ゼェハァ。

 

アニメでのこの演出が好きだっただけに、ドラマで同じ絵描き方をしてくれなかったのは非常に残念でした…。

 

たかが『カツンッ!』、されど『カツンッ!』なのですよ…。

 

それと、アニメではあった喪黒さんの「ドーン!」の前の台詞の、

「オーホホホ、もう私の手を離れました(決断ステッキはもう自分のコントロール化から離れたから制御不能)」

「あなたの裏切りを許すかどうかはそのステッキの意思にかかっています、全てはステッキが決めるのです」

と言う台詞もない&少し変えられていて残念でした。

 

喪黒さんのこれらの意味深な台詞に「決断ステッキはもしかしたらただの無機物ではなく本当に意思を持っているのかも?」と思わせてくれる不気味さが漂っていて良かったのですけれどね。 

 

で、決断ステッキが投げられたその後なのですが…

アニメでは投げられた決断ステッキが客の脳天に突き刺さり、その様子が影だけで絵描かれて終わるのですが、これはドラマも同じような絵描き方をしてくれていたため、

「あーよかった、そうそうこの影だけで見せるのがいいんだよ、粋なんだよ…」

とホッとしたのです。

 

が!

 

ドラマの方ではそのあとまさかまさかの“実際に脳天に決断ステッキが突き刺さった実物の大井さんの姿が映された”ため、もう、

「なんでーーー!?」

ですよ。

 

アニメと同じく影だけで終わってくださいよ…実写の方がよっぽどチープになっちゃうんだから…。

 

魔の巣で喪黒さんが大井さんに「どちらを選ぼうと結局は同じこと、何故ならどちらの道を選ぼうとその結果の良し悪しは人生をやり直さない限り一生わからないのだから」という話をするシーンも、アニメの方がよっぽど見せ方が凝っていましたね。

 

アニメではその説明をゲームボーイの画面でしていて、説明が終わった時にはマスターがゲームボーイを持っていて、実は今の説明に使ったゲームの画面はマスターが遊んでいたゲームの画面でしたという可愛らしいオチになっていました。

 

一方ドラマではその説明をすべてイラストでしていました。

 

なんで実写の方がクオリティーが下がっているのかと思ってしまいました…。

 

要所要所気になるところはありつつも、大まかなストーリーを改変せずにそのままやってくれていたのはよかったなと思いました。

 

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