
引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第14話『白昼夢』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『白昼夢』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『白昼夢』はこんなお話
- 『白昼夢』のあらすじ
- 『白昼夢』のレビュー
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『白昼夢』はこんなお話
バドエン度 ★☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『白昼夢』のあらすじ
昼休みはいつも会社のオフィスで持参したお弁当を食べている、サラリーマンの中島 健一(21)
そんな中島は、ある日同僚の坂巻から、
「昼休みにいいとこ連れてってやるぜ」
と言われて、会社の地下二階へと連れて行かれる。
「地下二階なんて行ったことないけど一体何があるんだ?」
と不思議がる中島に、
「飲みに行くのさ!」
と坂巻は悪い顔をし、中島と共にバーやクラブが沢山入っている地下二階の通路を進む。
「えーっ!?なんだって!?」
と、まだ勤務中なのにと驚く中島は、
「だいいちこんな真っ昼間から開いてる店はないだろ!」
と焦りながら先を行く坂巻のあとを追いかける。
そんな中島に、
「あるんだよ…ホラ!」
と、坂巻は地下二階の奥まった場所にある『白昼夢』というクラブのドアを指差す。
坂巻が白昼夢のドアを開けると中からは、
「いらっしゃーい!!」
と、沢山の女せいたちが出迎える。
「あらー坂ちゃんこんばんはー」
と坂巻に親しげに声を掛けてくる女せいを見た中島は、
「こんばんはだって、今ほんとに真っ昼間なんだろうな」
とまるでここだけすっかり夜のような雰囲気に目を白黒させつつも、坂巻にならって席に着く。
すると中島の隣には、
「おじゃましまーす」
と、ケーコという店の女せいが座る。
綺麗なケーコに中島がアセアセしていると、
「うちの会社の中島だ、俺と違って真面目人間だからな!」
と坂巻はケーコに中島を紹介し、
「ジャンジャンやってくれ、今日はこいつの奢りだからね!」
と言って、まだ勤務中だからと女せいたちにライトヒ"ールを注文する。
「えーっ!!」
と奢ることに中島が不服そうにしていると、
「ホーッホッホッホ、ひとつ今日は私に奢らせてくださいな」
と中島たちの後ろの席から声がし、
「どうも坂巻さん」
と、喪黒福造が現れる。
「あっ喪黒さん!」
と喪黒に気付いた坂巻は、
「おい中島、こちら喪黒さんっていうんだ、この店紹介してくれた人なんだよ」
と中島に喪黒を紹介する。
坂巻によると1ヶ月ほど前、
「あーあ、どっか面白いとこないかなあ」
と坂巻が飲み屋でぼやいていたところ、隣りに座っていた喪黒が、
「ありますよ、昼間からやってるクラブなんてのはどうですか、外は明るくても店の中へ入ってしまえば夜も昼もありませんからね…そこがまたいいんです幻想的でしてね、それに真っ昼間からそんな店で女の子に囲まれて飲んでるのもまた夜飲むのとは違った楽しみがありますよ、今頃世間の人はみんな一生懸命働いているんだと思って飲んでると奇妙な快感を感じるのです」
と、白昼夢を紹介してくれたのだと言う。
「それでここへ案内されたんだけど、驚いたねェ!なにしろ会社と同じビルの地下だもんね」
と話す坂巻は、
「喪黒さんの言った通り、真っ昼間からこうやって遊んでいると思うと何か突然夢の世界へ彷徨い込んだようでゾクゾクしてくるんですよ」
と夢心地で言い、
「なあ、中島そうだろう!」
と、中島に話をふる。
美人なケーコにピッタリと寄り添われながら、ライトとはいえど勤務中にビールを飲んでいる中島は、
「夢だ!確かに白昼夢だ!」
と、坂巻と同じく夢心地に答える。
しかしそんな中、
「あっ!いけね!一時半回ってるぞ、早く帰らなくちゃ!」
と腕時計を見た坂巻が昼休みを30分も過ぎていることに気付き、急いで身支度を始める。
「ええーっ!!」
と、いつの間にそんなに時間が経っていたのかと慌てて中島も退店の準備を始めると、
「今度ゆっくりいらしてね中島さん…」
と、ケーコが中島の腕に手を回してくる。
そんなケーコにドキドキしつつ、中島は坂巻と共に白昼夢をあとにする。
地下二階からエレベーターでオフィスのある地上階へと戻った2人は、太陽の眩しい光に、
「ウヘーッ!ま、眩しい!」
「し、しらけるなー!」
とぼやき、現実に戻ってきてしまった感に辟易としながら仕事へと戻る。
その日の勤務終わり。
中島はケーコに再び会いたいと、地下二階の白昼夢へと向かう。
昼間のがらんとした様子とは打って変わってがやがやと人が増え始めた地下二階の通路を進み白昼夢まで来た中島は、
「あ、あの、ケ、ケ、ケ、ケーコさんいますか?」
と、白昼夢から出てきた女せいに緊張しながら尋ねる。
すぐに、
「いるわよ、ちょいとケーコさーん」
と、ケーコを呼んでもらえた中島だったが、
「ハーイ」
と出てきた女せいは、昼間のケーコとは似ても似つかない顔をしていた。
ギョッとした中島が、
「人違いでした、さよーならー」
と慌てて白昼夢を去ろうとすると、
「あらーあんた昼のケーコさんのこと言ってたのね!憎らしー!」
と、女せいは笑いながら引き止めるように中島の腕を掴んでくる。
どうやら白昼夢には昼のケーコと夜のケーコがいるらしかった。
『そんなこととは知らなかった』
と慌てて女せいの手を振りほどいて逃げるように白昼夢から走り去ると、中島は走っている途中でドスンと喪黒にぶつかる。
「やあ中島さん、白昼夢へ行ってきたんですね」
と聞く喪黒は、
「あそこは真っ昼間に行くからいいんです、夜行ったんではありふれたクラブですからね」
と笑う。
「そ、そうですか」
と、中島ががっくりとしていると、
「ではまた明日、お昼にお会いしましょう」
と喪黒は言い残して去って行く。
翌日。
中島は早く昼休みにならないかとソワソワしながら仕事をしていた。
そんな中島に、
「そんなに行きたいか」
と、隣の席の坂巻はまた白昼夢に行きたいんだろうとニヤリとしてくる。
ギクリとする中島に、
「実は俺だって行きたいけどこれが続かないんだ」
と、坂巻は指で丸を作りながら苦笑いをする。
そんな坂巻に、
「あ、あのー、お、俺少しもってるぜ」
と中島は返し、奢るから一緒にまた白昼夢へ行かないかと誘う。
その日の昼休み。
誘いに乗ってきた坂巻と共に中島は白昼夢へと向かう。
前回と同様、中島の隣に着いてくれたケーコに、
「中島さん、ほんとにまた来てくれて嬉しいわ」
と言われて中島が有頂天になっていると、
「ホーッホッホ、中島さんはあなたに夢中らしいですよケーコさん、昨日の夜もケーコさんを訪ねてこのお店へ来たほどですからね、ひとつ中島さんの想いが叶えられるように乾杯しましょう」
と声がして、後ろの席で飲んでいた喪黒が中島たちの席へと移ってくる。
そして喪黒は、
「ち、違いますよっ」
と真っ赤になって慌てる中島に、
「おやまたライトですか、せっかくここへ来て酔わないというのもバ力な話ですね、どーですひとつ思い切ってヒ"ールかウイスキーを飲んでみませんか?そーすれば白昼夢がもっと楽しくなりますよ!」
と酒を勧める。
まだ勤務中なのにと中島と坂巻がギョッとすると、
「そうねいつものライトじゃしらけちゃうでしょ」
と、ケーコが中島に微笑みかける。
ケーコにいい格好がしたい中島はこのケーコの発言に、
「あ、あのー、それじゃ僕ヒ"ール一杯だけ貰おうかな?」
と、つい酒を頼んでしまう。
そんな中島を見ていた坂巻もつられて、
「よーし、俺は水割り貰うぞ!」
と乗ってくる。
そして、
「かんぱーい!」
とみんなでグラスを合わせた中島と坂巻は、勤務中にゴクゴクと酒を飲む。
酒が回ってきて、
「あ〜スゴークいい気持ちになってきた…」
「やっぱりいい夢を見るにはほんとに酔っ払わなくちゃねー!!」
と2人がいい気分になる中、フと中島は、
「あ!もう一時回ってんじゃないか!…ホッ!まだ十二時半だ」
と、時間を気にして腕時計を確認する。
するとそんな中島を見た喪黒は、
「ドーン」
と、中島と坂巻に指を差し、
「時間なんか忘れてユカイにやりましょうよ」
と言う。
喪黒の言葉に、
「そ、そうだソーダ!ユカイにやろう!」
と再び盛り上がる2人は、そこからタガが外れたように酒を浴びるように飲む。
一時十分前になった頃、
「それじゃ、そろそろ行かないと昼休みが終わっちまうぞ」
とぐでんぐでんになりながらも時間を確認し合った2人は、ご機嫌なままお勘定をお願いする。
すると店の女せいは、
「9万8千円」
と書かれた領収書をもってくる。
「ギエーッ、キューキュー九万八千円!!」
と、そのあまりの高額に一気に酔いが冷めて叫び声を上げる中島に、
「あなたがいいって言ったから私たち随分いただいちゃった」
「私もごちそうになりましたよ」
とケーコと喪黒はしれっと言い、
「お、俺知らないよ、お前が奢るって言ったんだからな」
と、坂巻も青ざめつつ逃げるように言う。
完全に逃げ場がなく払わなければいけない状況に、中島は息も絶え絶えに財布を開き、
「い、今、ご、五千円しかないんだ…残りはツケにしといて、あとで必ず持ってくるから…」
と震える手でとりあえず五千円だけを店に支払い、坂巻と共にヨロヨロと白昼夢をあとにする。
2人が店から出ていったあと、
「イヤーネー、五千円ぽっちで昼間から贅沢な夢を見れると思ってたのかしら」
と、ケーコは心底呆れたような顔で中島たちについてぼやく。
そんなケーコに、
「ホーッホッホ、それはカワイソウですよ、誰でも夢を見る権利はあるのです、ただ…お金がないと夢からサメルのが早いだけなのです」
と喪黒は笑いながら返す。
一方その頃、オフィスへと戻った中島と坂巻は、
「ええっ!!君らどうなってるんだ!もう五時回ってんだぞ!半日どこで酔っ払ってたんだ!!」
と、上司から大目玉を食らっていたのだった。
『白昼夢』のレビュー
アニメで見た時も思いましたが、なんかこの話好きなのですよね。
派手さはなく不思議道具も出てこずショッキング描写もなくどちらかと言ったら地味目な話なのですが、なんか『酒』『女』『日常に隠れたちょっとした不思議空間』というキーワードが非常に『笑ゥせぇるすまん』らしく、なんかこう…『笑ゥせぇるすまん』っぽくて好きです。笑
会社のビル内だけで全て完結しているという小ぢんまりとしている感じもなんか好きです。
ここまで場面転換が少ない話も割と珍しい気がしますね。
しかしこの話、漫画を読んで思いましたが結構アニメと異なっていましたね。
まずアニメではこんなに坂巻さんが出張っていませんでした。
アニメでは喪黒さんが突然中島さんたちの務めるオフィスに現れて、中島さんの愛妻弁当を勝手に食べてしまっていて、そのお詫びにと喪黒さんが中島さんを地下二階の白昼夢へと連れて行く流れになっていました。
そして坂巻さんは、中島さんが2回目に昼間の白昼夢に行く時にあとからこっそりつけてきていてそのまま一緒に行くという流れになっていました。
しかもその時に坂巻さんは、
「へへー昼間からバー通いか?奥さんに言ったらどうなる?」
と言っていたので、白昼夢のことを知らない?初めて行く?感じだったのですよね。
なのに漫画ではそもそも坂巻さんが中島さんを白昼夢に連れて行く流れになっており、更には坂巻さんの方が先に喪黒さんに会っており白昼夢を紹介されていたという流れになっていたため驚きました。
漫画ではこんなに坂巻さんが中心になっていた話だったのですね。
これだと喪黒さんの出番が少なくなるため、もしかしたらアニメでは少し坂巻さんの出番を控え目に変えたのかもしれませんね。
それにやっぱり不思議なところは喪黒さんが直接客に教える方がよりワクワクしますしね。
それと、白昼夢の中で中島さんが腕時計を見るくだりもアニメと少し違いました。
アニメでは、
「おっとっと、今何時かな?」
と中島さんが腕時計を確認しようとした瞬間、すかさず喪黒さんが、
「時間なんか忘れて、じゃんじゃん愉快にやりましょう、ドーン!」
と中島さんと坂巻さんに指を差して、中島さんが腕時計を見ることを阻止していました。
そしてそのまま中島さんたちは5時過ぎまで飲み続けてしまうという流れでした。
しかし漫画では、
「あ!もう一時回ってんじゃないか!…ホッ!まだ十二時半だ」
と中島さんが腕時計で時間を確認したあとに喪黒さんは「ドーン」しており、その後再び中島さんが腕時計を確認した時は1時10分前でした。
「こんなに長時間飲んでいる感じにベロンベロンになっているのに、あれからたった20分しか経っていないの?」
と不思議に思っていたら案の定中島さんと坂巻さんがオフィスに戻った時は5時過ぎになっていました。
ということはこれ、漫画では喪黒さん不思議パワーで時間を歪めていますね。笑(もしくは不思議パワーで腕時計の進み方を操作した?)
この腕時計のくだりは漫画の方がちょっと奇妙な感じになっていて好みでした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
あとアニメでは中島さんがケーコさんにいいところを見せたいのか、
「よーし、みんな奢りだ!ヒ"ールじゃんじゃん持って来い!」
と白昼夢で景気のいいことを言っていたので同じ席にいた喪黒さんもついでに奢ってもらったというのは分かるのですが、漫画では中島さんは「よーし、みんな奢りだ!」とは白昼夢で一言も言っておらず元々坂巻さんにしか奢る約束をしていなかったのに、最後しれっと喪黒さんも「わたしもごちそうになりましたよ」と奢られていて笑いました。
図々しい。笑

引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
それにしても白昼夢の料金98,000円はなかなかにぼったくりですね。
これアニメでは398,000に変えられていて更にヤバいことになっていましたね。
漫画連載時は1960年代でアニメ放送時は1980年代だったので、時代の違いから金額を上げたのですかね?
それともよりインパクトを出すために上げたのですかね?
上がり方が尋常じゃないので後者な気もしますね。
あと漫画の最後の喪黒さんの、
「誰でも夢を見る権利はあるのです、ただ…お金がないと夢からサメルのが早いだけなのです」
というセリフはなかなかに名言ですね。
なんかこうグサッときます。笑
このセリフは漫画ではケーコさんに答える形で言っていましたが、アニメではひとり街に去って行く去り際に言っていました。
セリフもアニメでは、
「いやはや昼酒は効きますなぁ、夢には昼も夜もありません、誰もがいつでも夢を見る権利があるのです、ただお金がないと夢から覚めるのが早いだけなんですよー、オーホッホッホッホッホッホッホッ」
と言っており微妙に変わっていました。
このセリフのシーンは、漫画の方がグサッとくるエグみみたいなものが強く演出されていて漫画の方が好みでした(アニメのほろ酔い気分でヒックヒックしゃっくりしながら言っていたのも可愛かったけど)

引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
そういえば前回の第13話『手切れ屋』のレビューに、
「客の坊田さんの叫び声が「ギシー」で、ちょっと珍しくて面白い」
的なことを書いたのですが、まさかの今回の客の中島さんも叫び声が「ギシー」でした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
これ坊田さんの叫び声が特殊だったわけじゃなくて、『笑ゥせぇるすまん』の登場人物共有の叫び声なのですね。笑
あと、扉絵の喪黒さんがぐにゃんぐにゃんで可愛かったです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『白昼夢』
アニメ『白昼夢』のネタバレ・レビュー↓
次の話(15話)↓
前の話(13話)↓
【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
ネタバレ・レビュー、特殊回まとめ、作画ミス
小ネタ、エッ♡な小ネタ、マニア向けな小ネタ
メタ、隠し要素、もぐ虐、名言、美女ランキング
喪黒福造の正体、マスターの正体…
など、『笑ゥせぇるすまん』に関する記事が一気に見られます↓
【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
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