
引用元:笑ゥせぇるすまん『アルバイト㊙情報』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第18話『アルバイト㊙情報』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『アルバイト㊙情報』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『アルバイト㊙情報』はこんなお話
- 『アルバイト㊙情報』のあらすじ
- 『アルバイト㊙情報』のレビュー
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『アルバイト㊙情報』はこんなお話
バドエン度 ★★★☆☆
怖さ度 ★☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『アルバイト㊙情報』のあらすじ
アルバイトを探している、大学生の筒井 伸一(20)
筒井は万年金欠のため、よく求人誌を買っては何か割の良いアルバイトはないものかと探していた。
そんな筒井は、ある日駅の構内で喪黒福造と出会う。
「私は幸福をタダで売るセールスマン、それであなたに幸福を少しばかり差し上げようというのです」
と突然筒井に話しかけてきた喪黒は、公平に無差別方式で選んだ結果あなたを選びましたと言い、
「あなたにはこれです」
と、筒井が幸福になるアイテムとして『アルバイトタイムス SPECIAL版』という求人誌を渡す。
「なんだ!アルバイトタイムスなら今買ったばかりなんすよ!」
と、幸福にするなどと言ってなにかと思えばと筒井がガッカリした顔をすると、
「ホッホッホッ、そこにスペシャル版と書いてあるでしょ!」
と喪黒は言い、
「このスペシャル版はどこにも売っておりませんよ、とにかく中身を見てください」
と筒井に促す。
筒井が試しにアルバイトタイムス SPECIAL版の中身を見てみると、そこには、
『野獣のようなたくましい男と美青年 日給10,000円』
『若く美しく健康な女せい 日給15,000円』
『芸術的ポーノ映画俳優求む! 日給20,000円』
と、高給アルバイトばかりが並んでいた。
あまりの給金の高さに筒井は驚くが、
「しかし…なんかこうみんないかがわしい仕事ばかりのよーですね…」
と、求人の中身の怪しさに訝しげな顔をする。
すると喪黒は、
「ホッホッホッ、そりゃあ日給一万円も払うとなればかなり普通の仕事とは変わっていますよ、それはいわばアングラのアルバイトというわけです、それに載ってる仕事はみんな非常に個せい的創造的なものばかりです、ムリに勧めるわけではありませんがそのうちのどの仕事を選んでもきっとあなたは仕事を楽しみつつ高給を得ることができます!」
と話し、
「私が保証します!!ドーン」
と、筒井に指を差す。
翌日。
筒井は怪しいと不安に感じつつも、友人との麻雀のツケが3万円あることもありすぐに金が欲しく、試しにアルバイトタイムスSPECIAL版に載っているアルバイトのひとつをやってみることにする。
筒井が選んだのは、
『スタントマン求む!!(映画にあらず) 日給15,000円以上』
という求人だった。
「スタントマンって普通映画なんかで主役に代わって危険な場面をやる代役のことだが、映画じゃないって断わってある…」
と一体なにをやらされるのかと疑問に感じながら筒井が求人に載っていた面談場所へと行くと、そこはボロボロのアパートの一室だった。
「こんなシケたアパートに住んでて日給一万五千円も払えるのかい?」
と筒井が心配になりながらも、
「えー、アルバイトタイムススペシャル版で来たもんですが」
とドアをノックして部屋へ入ると、狭い部屋の中には布団から体を起こした状態の病弱そうな老人がいた。
老人、富山 壮吉は、
「スタントマンというのは他でもない、わしの代わりに遊んで欲しいんじゃ」
と筒井に言う。
「わしは心臓病でもう長いことはない、今のわしの望みは生きているうちにウンと遊んでおきたいということなんじゃ、だがこの体じゃそれもできぬ、そこでアルバイトの若者を雇ってわしの代わりに遊んでもらい、その話を聞いて満足しようと思ったのじゃ」
と話す富山は、遊ぶ金も用意してあると筒井に百万円を見せる。
百万円の札束に筒井が目を丸くしていると、
「まず三日分として十万円渡そう」
と富山は筒井に十万円を手渡し、
「だが断っておくがあんたはあくまでこの富山壮吉の身代わりとして遊ぶんだということを忘れないよーに、わしが面白いと思ったことはいくら金がかかってもいいが、つまらんと思うことにはビタ一文払わんからな」
と忠告をする。
「おじいさんはどんなことしたら面白いと思うんです?」
と筒井が聞いてみると、
「わしが一番面白いというのは…やっぱし女じゃ!!」
と、急に富山はテンション高く言い、
「なんたって女遊びが一番じゃよ!ウッシッシッシ」
といやらしく笑う。
富山の部屋を出たあと、
「あのスケへ"ジジイめ!なにが女だよ!」
と筒井は富山のいやらしさに悪態をつきつつも、
「それより…」
と渡された十万円を眺めながら、
「これで麻雀の借りたたっ返してやれるぞ!キーモチイー」
と悪い顔をする。
筒井は楽に金を手にできたことで富山の願いを叶えることがバ力バ力しくなり、この金で麻雀のツケを返して更に麻雀で遊び、富山にはあとで適当に作り話でもすればいいと考えていたのだった。
早速雀荘へ行き友人にツケを返した筒井は、「割の良いバイトを見つけて今日は潤っているんだ」とご機嫌で友人たちに話し、
「今日はレート上げて百円(ピン)にしようや、そんかわりキャッシュ払いだぜ」
と友人たちに持ちかける。
しかし友人たちはこの悪条件に、
「ピンのキャッシュ払いなんて俺はやめるぜ」
「俺もやめるよ、千円持ってないもんな」
と嫌な顔をし、ゾクゾクと席を立って帰ってしまう。
するとそこへ、
「そんならにいさん、俺たちを入れてくれよな」
と雀荘にいたガラの悪い男せいたちがワラワラを集まってきて、筒井の雀卓へと着く。
「あ!」
とマズいことになったと青ざめる筒井だったが、完全に逃げるタイミングを失い、仕方なく筒井は怯えながら男せいたちと一緒に麻雀をする。
数時間後。
すっかり負けた筒井は、
「さあ精算してもらおうか、十三万三千点のマイナだよ」
と男せいたちに言われて、
「そ、そいじゃ、一万三千三百円取ってください…」
と、泣く泣く富山から渡された金で精算をしようとする。
しかし男せいたちは、
「なに言ってんだよ、学生のくせに計算もできないのかい!十三万三千点マイナってことは十三万三千円じゃないか!」
と筒井に言う。
「ギェーッ!!だって千点ピンの約束でしょ!」
と筒井が驚いて思わず大きな声を出すと、
「ばっかやろ!ピンと言えば百点ピンに決まってら!」
「え?ぼーや、まさか金を持たないで麻雀やったんじゃないよな」
と、男せいたちは凄みながら筒井に迫る。
怯えた筒井は、
「あ、あのーここに全部で七万円あります、こ、これで勘弁してください!」
と、富山から渡された残りの金を全て差し出そうとするが、
「ふざけんな!あと六万三千円バッチリいただくぜ!」
「さっき小耳によ、挟んだけどよ、ぼーや割の良いバイトやってるそーじゃないか」
と男せいたちから脅され、仕方なく富山のお金に頼ろうと考え、男せいたちを富山のアパートへと連れて行く。
「おい!ほんとにそのジジイ百万円を現金で持ってるんだな」
「お前一人で行ってジジイの様子を探って来い」
「ズラかろうなんて気起こすなよ」
と男せいたちにアパートの入口を塞がれた筒井は、震えながら急いで富山の部屋へと行く。
しかし、
「もし!おじいさん…ボ、ボクですが…バイトの筒井ですが…」
と筒井が富山の部屋をノックしていると、隣の部屋の住人の女せいが顔を出し、
「あんた、富山のおじいさんならさっき急に引っ越してどっか行っちまったよ」
と筒井に教える。
女せいの言葉に、
「えーっ!!引っ越しィ!?」
と驚愕した筒井は、これからどうすればいいのかと青ざめたまま途方に暮れる。
一方その頃、魔の巣では喪黒と富山が会って話をしていた。
「それではアルバイト料十万円差し上げますよ」
と富山に給金を渡す喪黒に、
「どーもどーも、そいじゃこの九十万円の札束お返しします」
と、富山は筒井への小芝居に使った札束を喪黒へ返す。
実は富山は病気などではなく、全ては筒井を騙すためにアルバイトとして演技をしていただけだった。
そしてそのアルバイトを指示したのは喪黒だった。
喪黒に雇われた富山は、
「それにしてもあんた、こんなにお金つかっていったいどんな得があるんですか?」
と、一連のあの小芝居にはどんな意味があったのかと不思議そうに喪黒へ訊ねるが、
「ホッホッホッ、なんにも得になることはありませんよ、ただ私はこういう悪意のないイタズラが大好きなのです」
と、喪黒はあの小芝居にはなんの意味もないと答える。
2人がそんな話をしていると、魔の巣の外から、
「やろーまてー」
「テメー」
と、複数人の男せいの怒鳴り声が聞こえてくる。
その怒鳴り声は、お金を払わずに富山のアパートから逃げ出した筒井を追いかける男せいたちのものだった。
「おや、おもてが騒がしいようで」
と魔の巣で呑気に喪黒が呟く頃、外では男せいたちに袋小路に追い詰められた筒井が成すすべなく立ち尽くしていたのだった。
『アルバイト㊙情報』のレビュー
珍しくそんなに困っていない人が喪黒さんの客になる話ですね。
喪黒さんの客になる人はだいたいすごく困っていたり悩んでいたり暗い顔をしていることが多い中、
「たしかにボクはいま幸せだとは思わないがとくに不幸だとも思っていない、そんなボクをえらばなくったってもっと不幸な人はたくさんいるでしょう」
と、冷静に返す筒井さんがなかなか新鮮でした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『アルバイト㊙情報』
しかし別にそこまで困っていない人にまでちょっかいをかけるのだから、本当喪黒さんには困ったものですね。笑
しかも「悪意のないイタズラ」ときたもんですからね。
これはターゲットにされた人はたまったものじゃありませんね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『アルバイト㊙情報』
しかしこちらの記事でも少し触れましたが→『【喪黒福造の正体】人間じゃない6つの証拠!悪魔?何者?何がしたいのか?』、この『悪意のないイタズラ』という言葉は結構喪黒さんの真意ですよね。
『悪意のない(客を幸福にするつもりで)イタズラ(いらん話をけしかける)』
といった感じでしょうか。
『客を幸福にするつもりは一応はあるけれど、しかし同時にオイシイ話をけしかけることで人間の汚さや醜さや愚かさを引き出すことも分かっている』
みたいな。
『あくまでも自分は客を幸福にするために動いているけれど、それでももし客が不幸になったのならばそれは客が欲をかくなり小狡いことをするなどして自滅しただけだ』
というスタンスが最高にたち悪くて好きです。笑
しかし『笑ゥせぇるすまん』の面白さはまさしくそこにありますよね。
客が幸福になるか不幸になるかは結局は客の行い次第という。
喪黒さんが絶対的に不幸に導いているわけではないからこそ客の行動や心理描写に興味が持てますし、最後まで分からないオチの読めなささに面白さを感じます。
客の行い次第なのでたまにハッピーエンドになる客がいるのもまた面白いですよね(たまに欲をかいたり小狡いことをして忠告や約束を破っても何故かハッピーエンドになる変化球な客も混ざるため尚の事読めなくて面白いです)
この話の筒井さんだって不幸になったのは自分が小狡いことをしたからですしね。
もしちゃんと富山さんの言う通りにアルバイトを遂行していたら結果は変わっていた…?のかもしれません。
しかし筒井さんが富山さんから渡されたお金を私的に使ってしまおうと欲をかいた瞬間にしれっと物陰にいる喪黒さん…怖いですね。笑
まさしく、
『あくまでも自分は客を幸福にするために動いているけれど、それでももし客が不幸になったのならばそれは客が欲をかくなり小狡いことをするなどして自滅しただけだ』
の自滅に向かっている姿を静観している様が恐ろしいです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『アルバイト㊙情報』
しかし『笑ゥせぇるすまん』の客は皆、自分にも覚えがあるような欲のかき方や小狡さをするためなんだか憎めないのですよね。
「自分もこの客と同じ立場だったら同じようなことをしちゃうかも…」と思わせるような絶妙なラインの人間の汚さみたいなものを描いていますよね。
そこが好きです。
この話の筒井さんの「どうせ何に金を遣ったかなんて分かりゃしないんだから」と自分の好きなように遣ってしまおうという気持ちもまぁ分かるっちゃ分かりますしね。笑
あ、あとこの話は最後の方の富山さんの部屋の隣人の女せいの台詞がアニメと少し違っていましたね。
漫画では富山さんのアパートの部屋をノックする筒井さんに対して隣人の女せいは、
「あんた、富山のおじいさんならさっき急に引っ越してどっか行っちまったよ」
と言っていましたが、アニメでは、
「ちょっと煩いわよ!それにそこは半年前から誰もいないわよ!」
と言っていました。
アニメの方がちょっとゾッとする終わり方になっていましたね。
漫画の富山さんは本当にあのアパートに住んでいたのでしょうが、アニメの富山さんはアルバイトのために一時的にあのアパートにこっそりと居たのでしょうね。
というか富山さん、ちょっと小芝居をしてアルバイト料十万円は破格の好条件ですね。笑
アニメ『アルバイト㊙情報』のネタバレ・レビュー↓
次の話(19話)↓
前の話(17話)↓
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