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【結末】『姉貴のカス旦那』最終回までのネタバレ・レビュー!

引用元:姉貴のカス旦那

 
 
今回は、『土井真希の実話な人々』さんというサイトでアップされている、

「漫画『姉貴のカス旦那』の最終回(結末)までのネタバレ・レビュー

についてご紹介していきたいと思います!

 

「話のおさらいをしたい」

「これまでの話の流れを簡潔に知りたい」

という方はぜひご覧ください。

 

20211031021617

あらすじ・レビューにネタバレを含みます。

 

セリフは省略しているため一語一句同じではありません。

 

ご了承ください。

 

 

登場人物紹介

 

20211031021617

最初に主な『登場人物』を紹介しておきます。

 

花形 エース(26):七海の弟、優しい

 

七海    (28):マコトの妻、妊婦

マコト    :七海の夫、モラハラ

 

①姉貴の旦那はカスだった…!

 

※「1話~9話」辺りまで

 

姉が夫からモラハラを受けていることに悩む、花形 エース。

 

エースは最近姉の七海が夫のマコトからモラハラを受けていることを知り、心を痛めていた。

 

妊婦の七海に、

「僕は家のことは一切やらないから」

「妊婦だろうが家のことは疎かにしないでくれよ」

「家のことは専業主婦である七海の仕事なんだから」

と言って、いくら七海が具合悪そうにしていても絶対に家事を手伝おうとはしないマコト。

 

そんなマコトに、『妊婦には手を貸すもの』と当たり前のように思っていたエースは驚愕する。

 

「こんなに顔真っ青な姉貴見たら普通多少は手伝うだろ!?」

と七海の買物の手伝いをしながらマコトの態度にあり得ないと憤慨するエースだったが、

「ほら…あの人研究職だから頭固いっていうか…」

と、七海はどこかマコトのことを諦めたように苦笑いをし、

「まぁ本当に辛くなったらちゃんと手伝ってくれるようにあの人にも言ってみるからさ!」

とエースを心配させないように明るく言う。

 

七海が妊婦の間は自分もできる限り手伝おうと決めていたエースだったが、やはり一番いいのは身近にいるマコトのサポートだろうと思ったエースは、七海の家に出向いた際に家にいたマコトに、

「…あの、姉さんつわり酷いみたいだし妊娠中と出産後だけでも家事とか手伝ってあげられません?」

と聞いてみるが、しかしマコトは、

「いくら弟でも他所の家庭に口出しするものじゃないよ、君は少し短絡的な所があるからね、わきまえた発言を心がけたほうがいい」

と、エースの言葉に全く聞く耳を持たなかった。

 

それどころかマコトは、

「それに君の意見なんて聞いてないよ、大体僕は普通よりだいぶ上の人間なんだから、だって僕年収800万だよ、つまり僕の時間は人よりも価値のあるものなんだからあまり僕の時間を邪魔しないように」

と聞いてもいない年収をひけらかし、半笑いでエースを小バ力にしてくる。

 

マコトのあまりにも失礼な発言に、

『なんだこいつ…』

とエースはドン引きし、尚の事マコトに不信感を抱くのだった。

 

②七海「夫が怖い…」

 

※「10話~16話」辺りまで

 

3年前に職場の人の紹介でマコトと知り合った七海。

 

穏やかで優しいマコトに七海は好感を持ち、マコトと付き合うことにする。

 

付き合ってから最初の誕生日に七海がマコトにプレゼントをあげると、

「ありがとう…僕親からも愛されてなかったし、誕生日プレゼントなんて貰ったことなくて…ありがとう、大切にする」

と、マコトは嬉し涙を流しながら七海のプレゼントを喜んでくれた。

 

そんなマコトを見て、

『親から愛されなかった…?』

と七海は心を痛め、また自分のプレゼントを涙を流しながら喜んでくれるマコトに心を射抜かれてマコトへの想いをより強くする。

 

その後七海はマコトからプロポーズをされ、喜んでそれを承諾する。

 

結婚が決まった2人は報告のためにマコトの実家を訪れるが、マコトの両親は、

「悪いが式には出席しない、親戚付き合いも控えてほしい」

と、2人に冷たく言い放つのみだった。

 

マコトの実家をあとにした七海は、

「自分の息子の結婚なのになんて無関心な親なの!?」

と思わず憤るが、そんな七海にマコトは、

「昔からああだから」

と諦めたように言い、

「…大丈夫、僕には七海がいるからね、七海だけが僕の家族だから」

と、七海に笑いかける。

 

七海はそんなマコトを見て、『結婚したらこの人と暖かい家庭を築こう』とマコトに笑い返すのだった。

 

マコトの両親が式に出席しないということで、結局2人は式をせずに入籍だけをして一緒に暮らし始める。

 

マコトと結婚できて幸せいっぱいの七海だったが、しかしその幸せは長くは続かなかった。

 

結婚してからすぐに、

「仕事を辞めて専業主婦になって欲しい、家事を全てやって欲しい、僕を仕事に専念させて欲しい」

と、マコトから頼まれた七海。

 

マコトは研究の仕事が生き甲斐だと知っていた七海は、このマコトの頼みを了承し専業主婦になる。

 

しかし次第にマコトの要求はエスカレートしていき、

「就寝の時間、食事の時間、食事のメニューは僕が決めた通りにすること、掃除は全部屋毎日すること、曜日ごとに決められた入浴剤をいれること」

と、家事を細かく七海に指示し始める。

 

さらにマコトは、

「常に家では笑顔でいなさい」

とも七海に言うようになる。

 

マコトの細かくなっていく要求を始めは頑張ってこなしていた七海だったが、やがて七海は妊婦する。

 

妊婦してからはどうしても身体がつらいため、七海は家事をこなすのが難しくなっていった。

 

しかし夫に家事は頼めないため、仕方なく七海は近くに住んでいる弟のエースに協力を頼む。

 

弟に家事を手伝ってもらい、ヘロヘロになりながらもなんとか今まで通り家事をこなしていた七海だったが、そんな七海にマコトは、

「弟に頼るなとは言わない、ただ他所に夫婦間のことを言い回ったりしないようにね?それぞれの家庭で考え方や収入の基準はまったく違う、それは夫婦が少しずつ築いていくものだからね、うちは僕の収入がかなり多いから嫉妬を防ぐためにもね」

と、くどくどと説教をする。

 

マコトは、七海が弟に協力を仰ぐために自分の夫婦間の事情を話したことをよく思っていないのだった。

 

マコトは気に入らないことがあると何時間も七海に理詰めで説教をしてくる。

 

その日も2時間近くマコトから説教をされた七海は、具合が悪くフラフラする頭で、 

『なんか、最近、夫が怖い…』

と、夫に対して怯えの感情を抱いていた。

 

しかし普段からのマコトの理詰めの説教で、

『私は専業主婦なのに妊娠してから家のことがまともにできていない…』

『最近はすごく眠くて昼間もたまに寝ちゃうし…』

『夫は働いてるのに…』

と、すっかり自己肯定感が下がっていた七海は、

「分かったから…!もう夫婦間のことは話さないから…!お願い、体調悪いし、寝かせて…」

と絞り出すようにマコトに頼むのみで、結局またいつものように反論できずにマコトに言いくるめられてしまうのだった。

 

体調の悪さと寝不足で意識が薄れゆく中、

「僕は僕なりに君を大切にしてる、それだけは分かって欲しい、僕の言う通りにしてたら間違いないからね」

というマコトの言葉を、七海はただぼんやりと聞いていた。

 

③エース「姉貴にボイレコを渡そう!」

 

※「17話~37話」辺りまで

 

妊娠してからすっかり自己肯定感が下がってしまった七海。

 

「本当に迷惑かけてごめんね…」

「せっかくの休みにごめんね…」

「ダメなお姉ちゃんでごめんね…」

と、家事を手伝うエースに異常なほど恐縮する七海に、

『姉貴…元々のんびりはしてたけどあんな怯えたみたいに謝るような人じゃなかったのに…』

と、エースは心を痛めていた。

 

七海が変わってしまった原因は確実にマコトのモラハラのせいだと思ったエースは、ある日七海にボイスレコーダーを渡すことを決める。

 

「でしゃばりすぎかとも思ったけど…」

と、七海にボイスレコーダーを差し出したエースは、

「使い方は姉貴に任せるよ、なんつーか、あいつの言ってること明らかにおかしいのに姉貴あんまり気付いてなさそうっていうか…」

とおずおずと七海に言い、

「まぁあいつに言われたことを第三者に聞いてもらって意見もらったり?とか、いざとなれば証拠にもなるし…とにかく理不尽なこと言われてると思ったら録音しときなよ、その音声をどうするかは別としてさ」

と、念の為に持っておいたら?と軽い感じで七海に話す。

 

エースの話に七海は戸惑いつつも、

「…うん、分かった」

と言って、ボイスレコーダーを受け取る。

 

④七海、マコトの発言を録音する

 

※「38話~61話」辺りまで

 

七海が妊娠してから、マコトは定期的に「携帯チェック」と言い、七海がいつ誰と連絡をとったか、いつどこへ出向いたかを確認していた。

 

何もやましいことをしていないのに携帯チェックまでされるようになった七海は、

『今まではなんだかんだマコトの支えになろうと自分なりに頑張ってきた…だけど家事の要求はどんどんエスカレートするし、態度も横柄になってる気がするし、携帯チェックまでされるようになるし…』

とマコトにどんどん不信感を募らせ、

『正直言い返すの怖いけど…でも、ちゃんと言わなきゃ…お腹の赤ちゃんのためにもちゃんと言わないと!』

とこのままじゃダメだと、ようやくちゃんとマコトに意思表示をしようと覚悟を決める。

 

いつものように七海にネチネチと家事のダメ出しをしてくるマコトに、

「今日の定期検診で妊娠前より体重が減ってるって言われて…ストレスも原因なんじゃないかって…私、マコトのそういう責めてくるみたいな話がストレスなの!」

と、思い切って切り出した七海。

 

七海の突然の意思表示にマコトはキョトンとする。

 

まさか七海が自分に反抗してくるとは思わずしばらくフリーズしたマコトだったが、しかしその後状況が飲み込めると、

「…何で?いつもみたいに七海にも理解できるように説明してあげてるんだよ?毎日毎日毎日毎日僕の貴重な時間を割いてまで君に諭してきたんだ!そんな僕の話がストレスってこと?夫婦の会話がストレスってこと?」

と七海に畳み掛け、

「あまり調子に乗った発言をしないでくれる?イライラするから、僕が快適に働くことに七海の能力全振りする以外の選択肢があると思わないでくれる?七海の今も子供の未来も全部僕次第なのは分かってる?…悪いけど僕と君が対等だと思わないで欲しい」

と、ドスの利いた声で吐き捨てる。

 

本心を見せたマコトに、

「対等じゃないって…夫婦なのに!?なんで!?私がマコトのお金で生活してるから?マコトが専業主婦になってほしいって言ったのに!?」

と、七海は青ざめながら言い返し、

「…もう実家に帰っていいかな?マコトがそんな考え方なら、正直私はもうついていけない!そこまで見下されてたらこれから一生一緒にいたいなんて思えない!」

と泣き崩れる。

 

泣き始めた七海にマコトは心底うんざりしつつも、七海に実家に帰られては困ると思い、

「ごめんね、そんなつもりはなかったんだけど…ちょっと言葉を間違えただけだから、僕と七海は対等だよ!」

と、先程とは一転にこやかに七海に話しかける。

 

そんなマコトに、

「じゃあさ…対等って言うならさ…マコトの携帯も見せてよ、それと私が体調悪い時だけでいいから家事を手伝って欲しい、あとは話し合いとか言って何時間も寝かせないのもやめて欲しい」

と、七海は涙を堪えながらマコトに直して欲しいところを伝える。

 

七海の要求にマコトは内心苛つきながらも必タヒにそれを隠しつつ、

「あー…その意見、検討しておく」

とだけ言って、そのままスタスタと自分の部屋へと行ってしまう。

 

話し合いを自分勝手に切り上げたマコトに、

『逃げた…自分の意見が通らない時は何時間も話すくせに…』

と、七海は信じられないといった顔でマコトの背中を眺める。

 

そんな七海の服のポケットにはボイスレコーダーが入っていた。

 

七海は念の為に携帯チェックの時からエースにもらったボイスレコーダーを回していたのだった。

 

⑤七海、実家に避難する

 

※「62話~71話」辺りまで

 

本心を見せたマコトに失望したものの、

『でも、言う通りにしてたらマコトはいつか変わってくれるかもしれない…』

『子供だってもうすぐ産まれるし…一人じゃ不安だし…』

と、七海はいまだにマコトから離れることを躊躇していた。

 

そんな七海にエースは、

「何で従ってれば勝手に状況が好転するって思えるんだよ、お願いだからしっかりしてくれよ!姉貴もおかしいって思ってるんだろ?毎日辛いんだろ?だったらあいつから離れる選択肢も頭に入れてくれよ!姉貴に離れる意思がないと俺は助けてあげられない、姉貴はどうしたいんだよ?本心を教えてくれよ!」

と必タヒに説得する。

 

エースの必タヒの説得に、七海はそれまで張り詰めていた糸が切れるようにボロボロと涙を零し、

「…私、もうマコトと一緒にいたくない」

とようやく本心を打ち明ける。

 

マコトから離れたいという意思表示をしてくれた七海にホッとしたエースは、その日の内に七海を実家へと避難させる。

 

実家へと避難した七海はエースと共に両親に事情を説明し、ボイスレコーダーに録音したマコトの音声を聞かせる。

 

七海は最初にボイスレコーダーを回した日以降もマコトが声を荒げる度に定期的にボイスレコーダーを回していたのだった。

 

「七海って本当に幸せだと思わない?年収800万の夫なんてなかなかいないよ!?」

「うーわっ!ここホコリ落ちてるんですけどー!家にずっといて何で気付かないんですかー!?」

「なんっっで今日出かけたのに報告しなかったんだよ!?」

「お前今日寝ると食べるしかしてなくない?生産せいがないにもほどがあるわ」

「だから体調を言い訳にすんなよ!俺!!毎日!!働いてる!!分かる!?」

「泣けば解決するとでも思ってんの!?俺も泣こうか!?そしたら七海が代わりに800万稼いできてくれるんだよなぁ!?」

「なあ!?マジで生きていけなくしてやろうか!?何だよその目!」

などと乱暴な言葉遣いと共にガッシャンガッシャンと暴力まで振るっている音声に、七海の両親は顔を青ざめさせて怒りに震える。

 

「あいつぶっ◯してやる…」

と座った目でユラリと立ち上がる七海の母親のことを、幾分まだ冷静な七海の父親は制し、

「…やるなら肉体的にではなく社会的にぶっ◯そうじゃないか」

と頼りがいのあることを言う。

 

七海の父親はとりあえず七海には病院に行って診断書を取ってくるように言い、自分はマコトに「話し合いがしたいから時間を取ってほしい」と電話で連絡をする。

 

渋りながらも話し合いに応じるというマコトの了承が取れた七海の父親は、約束の日時に話し合いの席の料亭へと向かう。

 

話し合いの席にはエースと、馬場というマコトの会社の先輩夫妻にも同席してもらうことにした。

 

この夫妻はマコトのことを七海に紹介した人だった。

馬場夫妻は事情を説明したら快く話し合いの席に同席してくれると言ってくれた。

 

かくして、七海の父親とエースと馬場夫妻、そしてマコトの話し合いが始まる。

 

⑥マコト、窮地に陥る

 

※「72話~最新話」辺りまで

 

「七海にDVをしているな?」

と問い詰める七海の父親に、マコトは最初こそ、

「DVなんてしていません!信じてください!僕は七海さんを愛しています!」

と必タヒに訴えていたが、七海の父親が話し合いの席でマコトの暴言が録音されたボイスレコーダーを流すと態度を一変、

「やめろー!」

と叫び、

「盗聴!盗聴だ!犯罪ですそれ!」

と騒ぎ始める。

 

しかし全員に冷めた目で見られると今度は、

「とっくに成人した娘のことに口出してきてキモチワリィ親だなぁ!どうせあんたも俺より年収低いんだろ!?能力低いんだろ!?そんな奴が僕のことを蔑むんじゃない!」

と逆ギレを始め、

「マコト!いい加減にしろ!」

と嗜める馬場にも、

「先輩には全く関係ないでしょう!後輩のプライベートにズケズケと入り込んでいいと思ってるんですか?いい大人が公私混同しないでくださいね!」

と噛みつき始める。

 

そうして窮地に陥ったことで感情を乱して散々暴言を吐き散らかしたマコトは、

「…もういいです、もう七海さえ分かってくれたら僕はそれでいいです、今はちょっと拗ねてるみたいだけど冷静に考えられるようになれば僕のところに帰りたいって言ってくると思いますよ、それだけの関係せいを僕は築いてきましたからね」

と捨て台詞のように言い、

「では僕は帰ります!」

と一方的に告げて、話し合いの席から逃げるように去ってしまう。

 

マコトが去ったあと馬場夫妻は、

「本当に申し訳ありません、まさかマコトがあんなせい格だったなんて…今まで全く気付かず…七海さんを紹介してしまって…」

と七海の父親に申し訳無さそうにお詫びをし、これからは自分たちも全面的に協力すると申し出る。

 

家に帰ったあとマコトは、

『七海を家族から引き離して今度こそ徹底的に再教育しなくては…』

と考え、

『今回の事はとても反省しているよ、七海の気持ちももっと汲み取ってあげるべきだったよね、僕のことはもう嫌いかな?君の隣にいる資格はもうないのかな?そんなことないって僕は思いたい、七海愛してる…心の底から…守りたい…君の笑顔…共にありたい…君の隣で…』

と、七海にメッセージを送る。

 

しかしマコトのメッセージを見た七海は、

「え?気持ち悪…」

と、マコトのメールにドン引きした顔をする。

 

七海はマコトから離れたことで完全にマコトの洗脳から覚めたのだった。

 

『私、なんであの人のことあんなに怖かったんだっけ…?』

とすっかりマコトのことが怖くなくなった七海は、後日マコトから掛かってきた電話に出て、

『私と子供が幸せになるために、マコトと離婚して、お腹の子も一人で育てます!私にも子供にももうあなたは必要ありません!』

と、マコトに離婚したい意思をキッパリと伝える。

 

『っざけんな!今すぐここに来い!今!すぐだ!躾直してやる!』

とキレるマコトだったが、

『…あとは弁護士と話してね、さよなら』

と、七海はキレるマコトを相手にせずに電話を切る。

 

七海に離婚の意志を伝えられて弁護士までもう雇っていると言われたマコトは、

「そっちがその気ならこっちだって!」

と自分も弁護士を雇い、

「暴力を捏造されたが離婚はしたくない、暴言の音声も相手の暴言は削除して切り取られて作成された録音だ」

と自分の都合のいいように嘘を織り交ぜて弁護士に伝え、離婚されないように動いてくれと頼む。

 

しかしマコトの嘘は弁護士同士の話し合いですぐにバレ、

「申し訳ありませんが、私はこの件から辞任させていただきます」

と、マコトは弁護士から依頼を断られてしまう。

 

弁護士からも匙を投げられたマコトは、もうこうなったら実力行使しかないと七海が一人で外出する機会を見計らって七海に接触を図る。

 

⑦マコト、七海を連れ戻しに来る

 

※「107話~115話」辺りまで

 

出産準備のために一人買い物へと出掛けた七海は、

「七海!」

と、買い物帰りの街中でマコトから声を掛けられる。

 

マコトが仕事中の時間を見計らって出掛けた七海はまさかマコトに出くわすとは思わず、

「え…?何で…?今日…平日…仕事は?」

と青ざめながら怯える。

 

するとマコトは、

「最近は休んでるんだよ、誰かさんのせいでな!」

と、職場の馬場先輩に失礼な態度を取ったことで職場に居づらくなったことを七海のせいかのように話し、

「とにかく帰って話そう!とにかく一旦帰ろう!!ね!?」

と、わざとらしく七海に笑いかける。

 

しかし、

「帰るわけないでしょ!離婚するって言ったのに…」

と七海に抵抗されるとすぐに笑顔を引っ込め『パーン』っと七海の頬に平手打ちをする。

 

平手打ちをされた七海は一瞬呆気に取られるも、

『こいつは敵…赤ちゃんを守らなきゃ…!』

と勇気を出し、

「誰か助けてください!!警察呼んでください!!殴られました!!私妊娠しています!!」

とすぐに大声を出して周囲の人たちに助けを求める。

 

大衆の面前で揉めていたためすぐに七海のもとには人が駆け付け、マコトは取り押さえられて警察も呼ばれる。

 

警察に連れて行かれたマコトは、

「まぁ確かに殴りましたけど…ただの夫婦喧嘩ですよ?」

と往生際悪く自分は悪くないと留置所の中でも語っていたが、自分の言うことを聞かない七海にはもう興味をなくしたのか、

「というか妻とはもう離婚するんで!もう興味もないですし…もう彼女とは関わらないんで…もうそれでよくないですか?」

と、拗ねたように話す。

 

しかしマコトの所持品から睡眠薬等の危険物が出てきたため、結局マコトは起訴されて執行猶予付きの有罪判決が下る。

 

⑧七海とマコトのその後

 

※「116話~最新話」辺りまで

 

無事にマコトと離婚ができ、出産も終えた七海。

 

七海は生まれてきた我が子を胸に抱きながら、

『マコトのことはもう大嫌いだけど、この子に会わせてくれたことだけは感謝かな…まぁ絶対に会わせないけど!』

と複雑な感情を抱きつつも、我が子の可愛さに癒やされていた。

 

一方マコトは七海と子供に接近禁止命令が下り、疎遠だった両親からは完全に絶縁宣言をされ、また会社の廃棄物の睡眠薬を持ち出したとして仕事もクビになっていた。

 

1年後。

 

七海はシングルマザーとして働きながら一人息子の海斗を懸命に育てていた。

 

そんなある日、七海はマコトの元先輩の馬場の妻からマコトの現状を聞く。

 

どうやらマコトは会社をクビになったあと良い働き口が見つからず、繋ぎのバイトも続かないため元先輩の馬場に泣きついてきたとのことだった。

 

「お願いします!馬場先輩!僕が職場に戻れるように手引してください!僕あの時はどうかしてたんです…なんだか頭がボーッとしちゃって…なんであんなこと言っちゃったんだろ…」

とマコトは馬場宅の庭先で膝をつき嘘泣きをしながら懇願してきたと言うが、マコトの本しょうをすでに知っている馬場は、

「しょうがねぇなぁ…最後の情だ!いいこと教えてやる!まずはその「自分が優れた人間」だという間違った認識を改めろ!そして周りにいる人間にちゃんと敬意を払える人間になれ!それを出来てやっとお前は人としてのスタートラインに立てるレベルなんだから」

と言い、

「じゃあな!」

と素気なく玄関を閉めたという。

 

それでもマコトは馬場のありがたい説教も虚しくしばらくは、

「馬場先輩〜!助けてくださいよ〜!」

と玄関前で騒ぎながらピンポン連打していたという。

 

そんなマコトの現状を聞いた七海は、

『相変わらずだな…』

と何も変わっていないマコトに呆れてしまう。

 

一方七海の弟のエースは、マコトと離婚してからすっかり元の明るい姉に戻った七海に安心していた。

 

エースの甥っ子にあたる海斗も、小さい身体で母親の七海のことを守るような仕草をするため、

『海斗がいれば姉貴は絶対大丈夫』

と微笑ましく思うのだった。

 

それと同時に、

『誰かを恐怖で縛り付けて思い通りにしたところでこんな幸せな光景は見られないのにな…』

とエースは幸せそうに生きる七海と海斗を見ながら、つくづくこんな光景を自ら壊したマコトの言動が理解できないとも思うのだった。

 

そんなエースは、最近同僚の餅原に、

「実はエース君に折り入って頼みたいことがあってさぁ…女の子紹介して欲しいんだよね!料理上手は絶対条件!他の家事はまぁそこそこでいいから共働きで、できれば子供はいらないっていう20代の子がいいんだけど…離婚してからずっと探してるんだけどさぁ、なかなか条件に合う子に出会えなくてさぁ…」

と話しかけられて辟易していた。

 

相手を尊重せずに自分の都合ばかり押し付けるような餅原にマコトの影を見たエースは、

「そんな女せいがいるわけないでしょ…」

と呆れたように言い、

『妊娠に限らず、男女も関係なく、パートナーが苦しい時は助け合い、対等な立場で人生を歩む…それが結婚するってことじゃないのか』

と何故そんな簡単なことも分からない人が多いのかとげんなりしつつも、それを顔に出さないように、

「餅原さん!もう結婚は諦めましょう!!」

と、爽やかに餅原に返すのだった。

 

おわり

 

漫画は下のリンクから飛べます↓

『姉貴のカス旦那』の一覧

 

レビュー・感想

 

※このレビューは33話を読んだ時点で書いています

※最終回まで読んだあとの追記あり

 

これはまた苛つく夫ですねぇ…。

 

このインテリな感じで妻をバ力にして洗脳する感じは、『妻の不幸を喜ぶ夫』に出てきたトオルさんとどことなく似ていますね。

 

しかし今作のマコトさんの方が冷たく感じますね、『妻の不幸を喜ぶ夫』のトオルさんはにこやかに妻を洗脳してくる感じでしたが、今作のマコトさんは「…僕なにか間違ってる?」と笑顔もなく理詰めで洗脳してくるパターンですからね。

 

またマコトさんはなまじ稼ぎや肩書があって自信満々なため尚の事たちが悪いですね…。

 

これは実際に七海さんの立場だったら私も自身をなくして萎縮して七海さんみたいになってしまうかも…と思ってしまいました。

 

しかし弟のエース君が真っ当なので、絶対に七海さんを救い出してくれる展開になるんだろうなと思えるためある意味安心して読めますね。笑

 

早く救い出して上げて欲しいです。

 

それにしても14話で、エース君に電話をかけている七海さんの前で『僕をほめて』という紙を見せていたマコトさんのシーンにはゾッ…としてしまいました。

 

こいつぁやべぇ…。

 

あ、あとこの話は『飯飯飯飯うっせーわ!』とシンクロしているのも面白いですね。

 

30話で『飯飯飯飯うっせーわ!』の餅原けんとさんが出てきて、

「あ、ここでのあのシーンに繋がるんだ」

と、ニンマリしてしまいました。

 

しかし餅原さんは別の漫画で見てもイライラしますね。笑

 

※追記(2026.1.3)

最終回まで読み終わりました。

 

最後の方のマコトさんがバイト先の男の子に正論をぶつけられるシーン(130話)はスカッとしました。

ザマァですね。笑

 

あとエース君いい子すぎですね。

こんな人と結婚したいものです。

 

最後にまた餅原さんが出てきて、餅原さんで締めていたのも面白かったです。

 

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