
引用元:笑ゥせぇるすまん『愛犬物語』
今回はアニメ『笑ゥせぇるすまん』の、
「第119話『愛犬物語(SP)』のネタバレ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のおさらいをしたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
と気になる方はぜひご覧ください。
- 『愛犬物語』はこんなお話
- 『愛犬物語』のあらすじ
- 『愛犬物語』のレビュー
- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
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- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
『愛犬物語』はこんなお話
バドエン度 ★★★★★
怖さ度 ★★★★☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『愛犬物語』のあらすじ
犬が飼えなくなると悩む、会社員の犬貫 狛太(いぬぬき こまた)33歳。
犬貫は最近東京の本社に転勤が決まったのだが、東京に引っ越したらペット厳禁の会社の寮に入らなければならないため飼い犬と離ればなれになってしまうと悩んでいた。
そんな犬貫は、ある日居酒屋で喪黒福造と出会う。
悩んでやけ酒をして酔い潰れた犬貫のことを介抱してくれ、家まで肩を貸して送ってくれる喪黒に、
「す、すみませんね…」
と犬貫が凝縮しながら歩いていると、道の向こうから、
「ワン!ワン!ワン!」
と、犬貫の飼い犬のベルが走ってくる。
「ベル…ベル!ベル!」
とベルが走ってくることに気付いた犬貫は、フラフラになりながらもなんとかベルに走り寄りベルを抱きしめる。
「迎えに来てくれたのか?ごめんよ、お前をひとりにして飲んだりして」
と涙ぐみながらベルの頭を撫でる犬貫は、その後ベルを連れて喪黒と共に神社へと移動し喪黒に悩みを打ち明ける。
「ベルは僕の唯一の家族なんです、両親を亡くして以来天涯孤独の僕の心の支えになってくれたのがこのベルなんです、なので本当は転勤を断ってずっとベルと一緒にいたいのですが支店長は僕のためを思って東京に行かせてくれようとしているんです、ですからとても断れなくて…だけど、だけど、ベルと別れるなんて…ベルは僕の命なんだっ!」
と辛そうに話す犬貫に、
「分かりました、私があなた方が東京で楽しく暮らせるようにしてあげましょう」
と喪黒は言い、
「ただしこれには準備に少々時間がかかります、その間この犬は私がお預かりしましょう」
と続けたかと思うと、そのまま犬貫が少し目を離した隙にベルと共に消えてしまう。
「ええ!?」
と犬貫が驚いて振り返った時にはもうベルと喪黒の姿はどこにもなく、
「ベル!?ベル!?…ベルーーー!!」
と犬貫は突然消えてしまったベルを嘆いて叫ぶ。
数ヶ月後、ベルが見つからないままひとり東京の本社へと転勤した犬貫は抜け殻のようになっていた。
ベルがいない寂しさから仕事にも身が入らず、犬貫は本社の上司から、
「仕事もせんと塞ぎ込んでばかりでちっとも役に立たんじゃないか!」
と苦言を呈させる始末だった。
そんなある日、犬貫がトボトボと仕事から帰ってくると寮の自分の部屋に帽子を被った見知らぬ男せいが座っていた。
こちらに背を向けて座る男せいに、
「だ、誰だ!?」
と犬貫が警戒して大きな声を出すと、男せいはむくりと立ち上がって犬貫の方を向く。
その顔は人とも犬とも言えない不思議な顔つきで、そしてどこか犬貫の顔にも似ていた。
そして何故か不自然なほどに無表情だった。
異様な雰囲気の男せいに、
「うわああ…!?」
と犬貫が立ち尽くしながらアワアワしていると、その男せいは顔に手をやり帽子とそして顔に嵌めていたお面を外す。
すると下から現れたのは飼い犬のベルだった。
「ハッ!…ベル!?」
と思わず笑顔を浮かべる犬貫だったが、すぐに、
『…え!?二本脚で立ってる!?それに服も着てるし、どういうことだ?』
と戸惑いながらベルの身体を見つめる。
するとスルスルとベルの着ていた服は下に落ち、そこからは二本足で立つ普通の犬の身体をしたベルがいた。
ベルは服が脱げた瞬間にすぐに四本脚に戻り、「ハッハッハッハッ」と嬉しそうに舌を出して犬貫に向かって尻尾を振る。
見慣れた姿に戻ったベルに、
「ベルーーー!」
と犬貫は涙を流しながらベルを抱きしめて再会を喜ぶ。
犬貫はその後ベルが着ていた服のポケットからカセットテープを見つける。
犬貫がカセットテープを聞いてみると中には、
『その後お元気ですか?ベルちゃんには独特の催眠術による人間教育を施しました、かなり人間的な立ち振る舞いができるようになりました、あなた方の都会での暮らしが楽しいものでありますように』
という喪黒からのメッセージが入っていた。
『催眠術!?』と驚きつつも『これでベルと一緒にいられる!』と喜んだ犬貫は、寮の出入りの時など人目があるところではベルに人間の振りをしてもらい、人目がないところでは普通の犬の姿のままにして一緒に暮らし始める。
ベルと一緒に暮らせるようになったことで犬貫は元気になり、仕事も捗るようになって上司からもやっと認めてもらえる。
何もかもうまくいくようになった犬貫は、後日再び会った喪黒に、
「本当にありがとうございました」
と笑顔でお礼を言い、
「しかしよく訓練したものですねぇ、これなら人間としても十分生活できますよ」
と、ベルの人間の振りのうまさに驚いていると話す。
そんな犬貫に、
「しかしベルちゃんはあくまでも犬です、必要のない時は犬に戻してくださいね」
と喪黒は忠告をする。
喪黒の忠告に、
「そりゃあ、もちろん」
と、犬貫は笑いながら答える。
数日後、犬貫が自分の部屋でベルと共にテレビを見ながらくつろいでいると、突然ベルが玄関の方を向いて警戒したように低くうなり始める。
「どうしたんだベル?」
と犬貫が不思議がると、
「…ワンッ!」
とベルは突然玄関に向かって吠える。
管理人に聞かれたら大変だと慌てて、
「シッ!ダメだよ!」
とベルの口を塞ぐ犬貫だったが、次の瞬間『ドンドンドン』と玄関を叩く音がして、
「犬貫さん!ドア開けてください!管理人です!」
と玄関の外から管理人の声がする。
ベルは玄関の外に潜んでいた管理人に警戒して吠えたのだった。
『マズイ!』
と慌てた犬貫は、すぐにベルに帽子とお面を被せて服を着せ始める。
そして、
「はいはい!」
と急いで玄関のドアを開ける。
玄関を開けた途端に、
「お宅で犬の声がすると近所で苦情があったんだが確かに今私も聞きましたぞ!失礼!」
とズカズカと部屋に上がり込んで来た管理人は部屋中を隈なく探す。
しかしどこにも犬の姿はなかった。
不思議がる管理人に、
「…あの〜、部屋には僕と訪ねて来た弟だけですよ」
と犬貫が人間の振りをさせたベルに目をやりながらしれっと言うと、ちょうどタイミングよくかけっぱなしだったテレビに犬が映り『ワンワン!』と吠える声が流れる。
『…まさかさっきの声もこれか?』
と呆然とした管理人は、
「あ〜なんせ規則を守らず犬や猫を飼う不届き者が後を絶たんのでね、おたくも気を付けてくださいよ!じゃ失礼」
とバツが悪そうに言いながら犬貫の部屋から出て行く。
管理人が去ったあとホッと胸を撫で下ろした犬貫は、
「危なかったなぁ〜、ほら気を付けなくっちゃダメなんだよ」
と、ベルに向かって苦笑いをする。
こくんと頷くベルの向かいで、しかし犬貫は、
「…でもあの管理人じゃいつかバレそうだな、留守の間合鍵で入られたらおしまいだ」
と不安そうな顔をする。
そこで犬貫はしばらくは部屋の中でもベルに人間の振りをしてもらうことにする。
翌日、カツラを被せてお面を付けて服を着せたベルに、
「いいかい?もし管理人が入って来ても声を出しちゃいけないよ?しばらくは部屋の中でもその格好でいるんだ、じゃあ行ってくるね」
と犬貫は言い残して会社へと出掛ける。
ベルはそんな犬貫のことを片手を上げて見送る。
その日の夜、犬貫が会社から帰ってくると部屋の中が綺麗に片付いていた。
「片付いてる…!だ、誰がいったい…」
と犬貫が唖然としていると、横に立っていたベルが自分のことを指差す。
「ええ!?お前がやったって!?本当!?」
と驚く犬貫に、ベルは「クゥーン」と鳴きながらこくんと頷く。
そんなベルに、
「すごいじゃないか!ベル!」
と犬貫は嬉しくなってベルの手を取りはしゃぐ。
褒められたベルには頭の後ろに手をやり照れたような仕草をする。
その後ベルは片付けだけでなく掃除や洗濯や料理などの家事も進んでしてくれるようになり、犬貫はベルの人間顔負けの働きに驚きつつも素直に助かると喜んでいた。
平日はベルに家事を任せて仕事に行き、休日は二本脚で歩くベルと共に隣に並んで散歩をする。
すっかり人間として一緒に生活ができるようになったベルに、
「もうお前は僕と切っても切れないパートナーだね」
と、犬貫は満足そうにベルに語りかける。
そんな犬貫にベルもコクコクと頷く。
気付いたらベルはもう随分と長いこと犬の姿に戻っていなかった。
そんなある日、犬貫の部屋に喪黒が訪ねて来る。
「も、喪黒さん!」
と驚く犬貫に、
「ベルちゃんは必要な時以外は犬に戻すように忠告したでしょ?」
と喪黒は言う。
「で、でもぉ…ベルも喜んで…」
とベルを見やる犬貫に、
「それは人間のエゴでしかありません」
と喪黒は返し、
「残念です、ドーン!」
と犬貫とベルに指を差す。
その日の夜、犬貫の部屋から「ワンワン!ワンワン!」とけたたましい犬の鳴き声が聞こえてくる。
驚いた管理人は、
「犬貫さん!何事です!?」
と慌てて合鍵で犬貫の部屋へと飛び込む。
するとそこには犬の側に寄り添う犬貫の姿があった。
「やっぱり!」
と、案の定犬を飼っていたんじゃないかと激怒した管理人は、
「出てってくれ!今すぐ出てってくれー!」
と犬貫に怒鳴る。
そんな管理人に、
「そ、そんな…おねがいです…わたしたち…はなれては…くらせません…」
と犬貫は困ったように言いながらベルと共に管理人にヨロヨロと迫ってくる。
その声はどことなくたどたどしいものだった。
どこか異様な雰囲気に管理人は一瞬たじろぐが、すぐに、
「ダ、ダメだー!規則だー!出てってくれー!」
と気を取り直して再度怒鳴り、出ていかないつもりなら犬をどうにかするしかないと保健所へ連絡をする。
数分後、到着した保健所の車は怯えながら嫌がるベルを乗せ、悲しげに縋る犬貫を残して無慈悲にも走り去ってしまう。
涙を流しながら保健所の車を見送った犬貫は、その後部屋に戻りベルと共に写った写真を見つめる。
しばらく写真を見つめていた犬貫だったが、その後はシャワーを浴びるために服を脱いでいき浴室へと向かう。
廊下に脱ぎ散らかされた服の中には人の顔をしたお面があった。
そして、浴室から廊下に映る影は犬の形をしていた。
そんな犬貫、もといベルがいる寮の外に立っていた喪黒は、
「え!まさか?とお思いでしょうがそうなんです、世の中こんなどんでん返しだってあるのです、神様のイタズラとでも申しておきましょうかぁ、オーホホホホホ」
と、ひとりごちながら去って行くのだった。
『愛犬物語』のレビュー
この話は割と怖いですよね。
「ドーン!」で犬貫さんとベルちゃんが入れ替わっており、犬貫さんの方が(恐らく)保健所の車で連れ去られてしまったと…。
なかなかにエグいオチです。
しかも犬貫さんが車で連れ去られたあと写真を見ながら悲しそうにしていたベルちゃんでしたが、その後一度俯いてから顔を上げてからは妙に無表情なのですよね。
まるでもう犬貫さんのことなど吹っ切れてしまったかのようです。
ベルちゃんは意外と犬貫さんがいなくても大丈夫だったのですかね?
犬貫さんはあんなにベルちゃんのことを大事に思っていたのに…なんとも切ないです。
しかし犬貫さんは最後の方はずっとベルちゃんに人間の振りをさせ続けて本来の犬の姿に戻さなくなっていたのであまり大事にしていたとも言えないのですかね?
喪黒さんが言うようにエゴだったのでしょうか。
意外とベルちゃんは積極的に家事をしたり、「もうお前は僕と切っても切れないパートナーだね」と言う犬貫さんにコクコクと頷いたりと人間の振りが満更でもない感じもしていましたけれどね。
しかし犬貫さんと二足歩行で並んで散歩をしている時に、すれ違った普通に飼い主と四足歩行で散歩をしているワンちゃんのことを羨ましいそう(懐かしそう?)にチラリと見ていたのでやはり普通の犬に戻りたいという気持ちもあったのですかね。
…というか少し話は変わりますが、最後犬になったしまった犬貫さんが保健所の車で連れて行かれる時にベルちゃん悲しそうに口を開けていましたよね。
お面のはずだから口を開けられないはずなのに…ここちょっとあとから考えると矛盾ですね。
それと喪黒さんに「ドーン!」される前のシーンで犬貫さんとベルちゃんが同じようなトレーナーを着て部屋で過ごしていましたが、このトレーナー犬貫さんの方の胸元に『DOC(綴りは違いますが犬?)』ベルちゃんの胸元に『HIT(意味は違いますが人?)』と書いてあるのですよね。
まるでこのあとの展開を皮肉っているようで面白いです。

引用元:笑ゥせぇるすまん『愛犬物語』
あと最後に喪黒さんが「神様のイタズラとでも申しておきましょうかぁ」と言っていましたが、自分でやっといてよく言いますね。笑
言うならば『神様のイタズラ』じゃなくて『悪魔のイタズラ』ですよね。
喪黒さんは悪魔という噂がありますし(こちらの記事の⑤⑥を参照→【喪黒福造の正体】人間じゃない6つの証拠!悪魔?何者?何がしたいのか?)、第18話『アルバイト㊙情報』の中で「私はこういう悪意のないイタズラが大好きなのです」と言っていましたしね。
悪意なくこんなイタズラをするなんてとんだ悪魔です。
神社でベルちゃんの頭を撫でていたのは可愛かったですけれどね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『愛犬物語』
次の話(120話)↓
前の話(118話)↓
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