
引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
今回は漫画『笑ゥせぇるすまん』の、
「第19話『47階からの眺め』のあらすじ・レビュー」
についてご紹介していきたいと思います!
「この話の流れを簡潔に知りたい」
「この話のオチってどんなだったっけ?」
「アニメとの違いは?」
など、気になる方はぜひご覧ください。
アニメ『47階からの眺め』のネタバレ・レビューはこちら↓
- 『47階からの眺め』はこんなお話
- 『47階からの眺め』のあらすじ
- 『47階からの眺め』のレビュー
- 【全話】漫画『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 『笑ゥせぇるすまん』全記事まとめ
- 【全話】アニメ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
- 【全話】ドラマ『笑ゥせぇるすまん』のネタバレ・レビュー
『47階からの眺め』はこんなお話
バドエン度 ★☆☆☆☆
怖さ度 ☆☆☆☆☆
グ口度 ☆☆☆☆☆
『47階からの眺め』のあらすじ
趣味も打ち込めるものなく、毎日がパッとしない学生の憂木 守(20)
憂木は退屈を持て余し、
「ああ、なんか面白いことないかねえ」
とつまらなそうに街をうろつき、フと目に入った展望室があるホテルへと暇つぶしに登ってみることにする。
エレベーターで展望室のある47階まで行き、早速景色を見ようと望遠鏡が立ち並ぶ大きな窓へと近付く憂木だったが、
「なんだ、四十七階からの眺めといったってスモッグでさっぱりじゃないか」
と、思っていたよりも47階からの眺めが悪いことにガッカリする。
そんな憂木は、展望室で喪黒福造と出会う。
「ご覧なさい、ここからは下のビルや家が丸見えなのに、この展望室はケタ外れに高いのでみんな無防備なのです」
と、ここから望遠鏡で下を覗くと無防備な人たちが沢山見れて楽しいと話す喪黒に、
『そんなものか…』
と試しに憂木も望遠鏡を覗いてあちこち見てみる。
すると憂木は向かいのマンションのベランダに布団を干しているとても綺麗な女せいを見つける。
思わず憂木がぽ〜っと見蕩れていると、
「ホーッホッホッ、あなた下のマンションの女の子を見ていますな!」
と喪黒は憂木をからかうように言い、ギクリとする憂木に、
「あのマンションは西日マンションといって、あの子は浦井千賀子二十一歳、三階の十四号室にいます」
とさらに続ける。
「えーっ!?どうしてそんなことまで知ってるんです」
と驚く憂木に、
「私は毎日ここから望遠鏡で見ている内にあのマンションの人たちに親しみを覚えたものですからちょっと調べたんですよ」
と喪黒は答え、「私はこういう者です」と憂木に名刺を差し出し、
「あなたはまだ若いのに世の中ちっとも面白くないというような顔をしてらっしゃる!私の仕事はあなたのような人に人生への興味を呼び覚まさせる生きがいをセールスすることなのです」
と話す。
しかし喪黒の話に、
「ははあ!分かった、あんたはきっと望遠鏡のセールスマンなんだな」
と憂木は怪しみ、
「僕に望遠鏡を売りつけようたってそうはいかないよ!」
と、腹を立てて展望室から立ち去る。
そんな憂木の背中に、
「またお会いしましょう」
と喪黒は声を掛ける。
その日の夜。
憂木は昼間望遠鏡を覗いた時に見た女せい、浦井のことが頭から離れず、居ても立っても居られなくなり再度ホテルの展望室へと足を運ぶ。
ドキドキしながら望遠鏡で浦井の部屋を覗くと、憂木は窓越しに本を読んでいる浦井の影を見つける。
影だけでも浦井の姿が見えたことに憂木が喜んでいると、
「やあ!やっぱりまた来ましたねェ!」
と、憂木は後ろから喪黒に声を掛けられる。
「あなたはあの浦井さんに一目ボレしたらしいですな」
と続ける喪黒に、憂木はドキッとしつつも、
「ち、違いますよっ!ぼ、僕がまた来たのはここからの夜景の方が昼間の眺めよりはいいだろうと思ったからですよ」
と必タヒで言い訳をする。
そんな憂木に、
「誤魔化さなくってもいいです、ひとつそれじゃ私が頼んで彼女の顔が見えるようにしてあげましょうか、そのまま望遠鏡を覗いててください」
と喪黒は言い、
「ええっ!?」
と驚く憂木を残して何処かへ行ってしまう。
試しに憂木が言われた通りに望遠鏡を覗いていると、浦井の部屋の窓が開き浦井が顔を出す。
「あーっ!!」
と驚く憂木に、いつの間にか戻って来ていた喪黒は、
「ね!どうです、顔を出したでしょう」
と言う。
「一体どうやって!?」
と尋ねる憂木に、
「タネを明かせば簡単ですよ、あそこの電話で彼女のとこへ電話して『もしもし突然で失礼しますが僕はあなたの大ファンなのです、あなたの顔を見たいばっかりに今向かい側のホテルに部屋を取っています、今もあなたの部屋を見ています、お願いですからちょっとだけでも窓を開けて顔を見せてください!』…と言ったわけです、若い女せいというのはロマンティックな演出を愛するものです、彼女も例外ではなく興味を持ちました」
と喪黒は答える。
憂木が再度望遠鏡を覗くと、浦井は覗いている男せいを意識しているのか窓を開けたまま窓際で本を読み始めた。
しかし憂木は突然我に返ったように、
「ああは"かは"かしい!これじゃ女優の写真を見て憧れてるのと同じだ、いつまで経ってもどうにもなりゃしない!」
と声を荒げ、今の覗いているだけの状況に不満を漏らす。
すると喪黒は、
「憂木さん、どうです思い切って彼女を訪ねたらどうです、実は私あなたの名前で彼女によく電話しているんです、だから彼女もあなたにすごく興味を持っているハズです、恐らくあなたが訪問しても驚くよりむしろ歓迎してくれると思いますよ!」
と言う。
「ええー!?ほ、本当ですか!!」
と驚く憂木に、
「憂木さん!勇気を出して!!」
と喪黒は畳み掛け、
「突撃あるのみです!ドーン」
と指を差す。
「そうか!突撃だ!当たって砕けろだ!」
と急に勇気が出てきた憂木は、そのまま浦井の住む西日マンションへと突っ走って行く。
そんな憂木を見送った喪黒は、おもむろに展望室の公衆電話へと行き、
「あーもしもし強田社長さんですか、ちょっと老婆心からお知らせいたしますが西日マンションの浦井さんのところへ今男のお友だちが訪ねていきましたよ…」
と、何処かへ電話をかける。
電話をかけた喪黒が展望室から西日マンションを眺めていると、しばらくして西日マンションの前に黒塗りの車が停まり、車からは怒りの形相の男せいが降りてくる。
その男せいは浦井の部屋へと行き、その後しばらくすると西日マンションの入口からはボコボコにされたように怪我だらけの憂木が出てくる。
ヨタヨタと悲しげに西日マンションから去って行く憂木の姿を望遠鏡越しに確認した喪黒は、
「ホーッホッホッホッ、可哀想に…夢を壊してしまったわい」
と呟き、
「ここからこうやって外界を眺めて満足してればよかったのに…ホーッホッホッホッホッ」
とひとりごちるのだった。
『47階からの眺め』のレビュー
この話は結構喪黒さんの台詞に度肝を抜かれますね。
「私は毎日ここから望遠鏡で見ている内にあのマンションの人たちに親しみを覚えたものですからちょっと調べたんですよ」
「タネを明かせば簡単ですよ、あそこの電話で彼女のとこへ電話して『もしもし突然で失礼しますが僕はあなたの大ファンなのです、あなたの顔を見たいばっかりに今向かい側のホテルに部屋を取っています、今もあなたの部屋を見ています、お願いですからちょっとだけでも窓を開けて顔を見せてください!』…と言ったわけです、若い女せいというのはロマンティックな演出を愛するものです」
「憂木さん、どうです思い切って彼女を訪ねたらどうです、実は私あなたの名前で彼女によく電話しているんです、だから彼女もあなたにすごく興味を持っているハズです」
…全部完全にヤバイ人です。笑
特に、
「『もしもし突然で失礼しますが僕はあなたの大ファンなのです、あなたの顔を見たいばっかりに今向かい側のホテルに部屋を取っています、今もあなたの部屋を見ています、お願いですからちょっとだけでも窓を開けて顔を見せてください!』…と言ったわけです、若い女せいというのはロマンティックな演出を愛するものです」
は、今だったら完全にストー力ー扱いで通報されかねないヤバさですね。
こんな電話が夜突然自宅にかかってきたら怖すぎです。
この時代の女せいはこれをロマンティックな演出で受け入れていたのですかね?
いつの時代でも恐ろしい気もしますが…。
まぁでもこの話に出てくる女せいの浦井さんはどうやら強田社長の愛人?をやっていた女せいみたいなので肝が座っていたのかもしれないですけれどね。
それとこの話は、珍しく喪黒さんが自分のことを「ぼく」というシーンがありましたね(初めて憂木さんが喪黒さんと会うシーン)

引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
普段一人称が「わたし」なのでギャップがあってちょっといいですね。
このシーン、アニメでは、
「もしもしどうかしましたか?」
と声掛けていたので、アニメでは「ぼく」と言っていないのですよね。
ちなみに喪黒さんがアニメで「ぼく」と言っていたのは、恐らく第77話『すりかわった手帳』と第83話『ホームレスのすすめ』の2回だけです。
どちらも、
「ぼくにもキスして」(『すりかわった手帳』)
「ぼくちゃんの牛乳飲んじゃうの!?」(『ホームレスのすすめ』)
と客にふざけた感じで言っていたため、基本的におふざけテンションの時に『ぼく』という一人称になるのかと思っていたのですが、漫画のこのシーンは特にそんなにふざけたシーンではありませんね。
なのでちょっとこのタイミングで『ぼく』って言うんだとビックリしました。
あと、最後の方の喪黒さんの台詞の、
「ホーッホッホッホッ、かわいそうに…夢をこわしてしまったわい」
も、ちょっと違和感でした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
「夢をこわしてしまった“わい”」の語尾のわいって、喪黒さんにしてはちょっと珍しい言い方ですよね。
敬語じゃないからか少しいつものイメージと違く感じました。
ちなみにこのシーンアニメでは、
「ホーッホッホッ、可哀想に夢を壊して”しまいました“」
に変えられていました。
やはりアニメ制作サイドも「夢をこわしてしまった“わい”」という言い方は少し喪黒さんらしくないと判断したのですかね?
基本アニメの喪黒さんは独り言の時も敬語を崩さないスタイルですからね。
それとこの話は、2回目に喪黒さんが憂木さんの前に現れるシーンが少しアニメと違っていましたね。
アニメでは望遠鏡を覗く憂木さんの前に突然喪黒さんが「ワァ」とピースポーズでフレームインしてくるという大変可愛らしい登場シーンになっていましたが、漫画では、
「やあ!やっぱりまたきましたねェ!」
と片手をあげてうしろから登場と、至って普通の登場シーンでした。

引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
あのアニメの可愛らしいお茶目な登場シーンはアニメオリジナルだったのですね。
遊んでいていいですね。笑
あ、あとあと、この話は最後のコマがめちゃくちゃ良かったですね。

引用元:笑ゥせぇるすまん『47階からの眺め』
展望室を外から映しているシーンで終わるのですが、人々が影になっているというなんだかとてもエモい終わり方でした(台詞が一切ないのもいいですね)
そして影でも一目で分かる喪黒さん…すごい。笑
ちなみにアニメの終わり方はいつも通り喪黒さんがひとりごちながら街中に去って行くというシーンになっていたため、この人々が影になっている展望室のシーンはありませんでした。
そのため「へー漫画はこんなお洒落な終わり方だったんだ!」とビックリしました。
アニメ『47階からの眺め』のネタバレ・レビュー↓
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前の話(18話)↓
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