子どもたち一人ひとりが「自分らしい学び」を実現するために、これからの教育現場にはどのような環境が求められるのでしょうか。教育DXの重要性がますます高まるなか、今年度の「教育DX推進フォーラム」(主催:(一社)日本教育情報化振興会)では、「教育DXによる自分らしい学びの実現 ~次期学習指導要領の方向性を考える~」をテーマに、教育の“質”を高めるためのさまざまな取り組みが紹介されました。
会場では、Next GIGAに向けた環境整備をはじめ、教育データの利活用や生成AI、先生方の負担軽減につながる校務DXなど、今後の教育現場を支える多彩なプログラムを展開。さらに、「ICT夢コンテスト2025」の受賞事例発表や各種展示を通じて、明日からの実践につながるヒントも数多く示されていました。
そんな教育DX推進フォーラムに、マウスコンピューターも出展。教育現場に寄り添う製品や提案を通じて、これからの学びを支える環境づくりを発信しました。本記事では、mouseLABO編集部がマウスコンピューターの出展内容を、実際の展示や来場者の反応とあわせてレポートします。
※ 製品の情報や価格は2026年3月17日時点の情報となります。
- G TUNE展示が示す、教育現場に広がる高性能パソコン需要
- デイジーチェーン接続のモニター展示から見る、校務DXの第一歩
- 2025年度 教育DX推進フォーラム で感じた、教育現場に広がるAI活用の機運
- 当日展示されていた製品を一部ご紹介
G TUNE展示が示す、教育現場に広がる高性能パソコン需要
マウスコンピューターブースで一番に目に飛び込んできたのは、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G TUNE」のデスクトップ型ゲーミングパソコンです。他社のブースでは一般的なビジネスパソコンや、生徒・児童向けのタブレットパソコンが並ぶなか、ゲーミングパソコンが展示されている様子は特徴的でした。「G TUNE」の展示について、マウスコンピューターの自治体担当者はこのように話します。
「最近は校務や授業で使用するデバイスのほかに、こういったゲーミングパソコンの問い合わせが増えています。eスポーツ部の設立や、パソコン自体を学校のパソコン設備環境における一つのシンボルとして扱いたい、といったお声が多いですね。ですが通常のパソコンと比較して価格感も違うので、DXハイスクールの補助金でSTEAM教育の設備として購入される学校が増えています」(マウスコンピューター 担当者)
これまで教育現場におけるパソコン需要といえば、先生方が校務で使う端末や、授業で活用する一般的な学習用端末が中心でした。しかし近年は、それだけにとどまらない新たなニーズが広がりつつあります。今回ブースで存在感を放っていたゲーミングパソコンも、まさにそうした変化を象徴する展示のひとつでした。
たとえば、高校を中心に注目が高まっているeスポーツ活動への活用はもちろん、STEAM教育やデジタルクリエイティブ分野の学習環境を充実させる目的でも、高性能なパソコンを求める声が増えているそうです。動画編集や3DCG、プログラミング、生成AIの活用など、これからの学びでは従来以上にパソコンへ求められる性能が高まる場面も少なくありません。そうした背景から、学校設備の一部として高性能なパソコンを導入したいという考え方が、少しずつ広がってきていることがうかがえました。
その一方で、もうひとつの大きな注目ポイントとなっていたのが、生徒用のタブレットパソコンです。GIGAスクール構想によって1人1台端末環境が広がった今、次の段階として見据えられているのが「Next GIGA」に向けた端末の更新や再整備です。実際の教育現場では、日々の授業で使いやすいことはもちろん、持ち運びやすさや耐久性、管理のしやすさなども重要な要素になります。
展示されているmouse M0-IAU01BK-A
マウスコンピューターブースでは、こうした次期端末需要を見据えた製品もしっかり訴求されており、校務・授業向けの端末に加え、より幅広い学びや学校運営を支えるラインアップが提案されていました。教育DXが進むなかで、学校に求められるデバイスはますます多様化している――そんな現状を感じさせる展示だったといえそうです。
デイジーチェーン接続のモニター展示から見る、校務DXの第一歩
もう一つ注目の展示となっていたのが、デイジーチェーンで接続されたモニター展示です。デイジーチェーン自体を展示として扱っている他社も少なく、来場者が関心を寄せて質問している様子を多く見かけました。
デイジーチェーンで接続されたモニター展示
「文部科学省の方でも、校務においてノートパソコンとディスプレイの組み合わせを推奨しており、直近でも1人1台の校務用ディスプレイの整備を発表しています。マウスコンピューターでも大阪教育大学との共同研究『液晶ディスプレイ導入による校務効率化の効果検証』を実施しており、校務におけるマルチモニター環境が生産効率を高めるという結果が出ています」(マウスコンピューター 担当者)
校務DXというと大がかりな仕組みの導入を思い浮かべがちですが、まずは教員が日々使う環境を整えることも重要な一歩です。資料を見比べながらの書類作成や成績処理、オンライン会議など、日常業務の積み重ねが多い学校現場だからこそ、モニター活用のような身近な改善が、働きやすさや業務効率の向上につながっていくことを感じさせる展示でした。
2025年度 教育DX推進フォーラム で感じた、教育現場に広がるAI活用の機運
「2025年度 教育DX推進フォーラム」は、昨年よりもAI関連にフォーカスされた内容が多く感じられたと、例年参加しているマウスコンピューター担当者は語ります。
「展示でAI関連が多いというわけではないのですが、セミナーや教員の方々の事例紹介ではAIというワードが昨年よりも多く聞こえてくるように感じます。教育業界ではなかなか新しい技術や設備をタイムリーに導入することが難しいのですが、それでも最近では、AIをどんどん取り入れているんだな、ということをこの展示会を通して感じました」(マウスコンピューター 担当者)
担当者の話からも、今年はセミナーや事例紹介の中でAIがより身近なテーマとして語られていたことがうかがえます。教育DXへの関心そのものは以前から高かったものの、今年はその中でもAI活用が一歩前に出てきた印象です。
また、本イベントは企業関係者だけでなく、実際に教育現場に立つ教員の方々が多く参加しているのも特徴のひとつです。マウスコンピューターブースでも、授業や校務にどう生かせるのか、どのように導入を進めていくべきかといった観点から、来場者が熱心に質問する姿が多く見られました。
教育DXやAI活用は、もはや“これから注目されるテーマ”ではなく、“現場でどう取り入れ、子どもたち一人ひとりの自分らしい学びの実現につなげていくか”を考える段階に入りつつあります。そうした変化の空気感を、今年の教育DX推進フォーラムからは強く感じることができました。
当日展示されていた製品を一部ご紹介
※ 製品の情報や価格は2026年3月17日時点の情報となります。
1.「G TUNE DG-I5G6T」
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| CPU | インテル® Core™ i5 プロセッサー 14400F |
| グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Ti (16GB) |
| メモリ標準容量 | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
| M.2 SSD | 1TB (NVMe Gen4×4) |
| 通常価格 (税込) |
334,800円 |
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G TUNE DG-I5G6T
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2.「MousePro L5-I5U01WT-A」
| OS | Windows 11 Pro 64ビット ( PKIDラベル貼付対応 ) |
| CPU | インテル® Core™ i5-1335U プロセッサー |
| グラフィックス | メモリー1枚時(シングルチャネル):インテル® UHD グラフィックス メモリー2枚時(デュアルチャネル):インテル® Iris® Xe グラフィックス |
| メモリ標準容量 | 8GB (8GB×1 / シングルチャネル) |
| M.2 SSD | 256GB (NVMe) |
| パネル | 15.6型 液晶パネル (ノングレア) |
| 通常価格 (税込) |
170,280円 |
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MousePro L5-I5U01WT-A
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3.「MousePro G4-I7U01BK-F(Copilot+ PC)」
| OS | Windows 11 Pro 64ビット ( PKIDラベル貼付対応 ) |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 355 |
| グラフィックス | インテル® グラフィックス |
| メモリ標準容量 | 16GB (オンボード16GB) |
| M.2 SSD | 500GB (NVMe Gen4×4) |
| パネル | 14型 広視野角液晶パネル (ノングレア / 60Hz対応 / アスペクト比16:10) |
| 通常価格 (税込) |
256,080円 |
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MousePro G4-I7U01BK-F(Copilot+ PC)
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